こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。
公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。
こんなお悩みを解決できる記事になっています。
本記事の内容
- 参考書の選び方
- おすすめの参考書
世の中には数多くの参考書で溢れかえっていて、受験生は混乱してしまいますよね。
実は、参考書の選び方にはコツがあり、無駄な出費を防ぐことができます。
実際に、僕は数々の参考書を買い漁ってきたので、購入する前に何を大切にすべきか痛いほど分かるんですよね。
本記事は、これから独学で公務員を目指す方向けになっています。
既に予備校などの参考書をお持ちの方は、新たに参考書を購入する必要はありません。
本記事を読んでいただければ、自分にぴったりの参考書を選ぶことができます。
公務員試験は参考書だけを購入しても、意味がありません。必ず試験の全体像を理解しておきましょう。
公務員試験の全体の内容については、下記の記事で詳しく解説しています。
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公務員試験の内容と合格するための5つのポイントを解説
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もくじ
参考書の選び方のコツ【自分基準で考えよう】
おすすめの参考書を知る前に、そもそも参考書の選び方を知らない人がいます。
何も考えず参考書を購入してしまうと、時間を浪費するだけでなく大切なお金も失う可能性があります。
そんなことを防ぐためにも、選び方のコツを紹介しますね。
①レベルで選ぶ
これは最も簡単な判断方法ですよね。
自分が、初級を受けるのか、中級なのか、上級なのか、受ける試験のレベルによって参考書選びも変わってきます。
例えば、初級を受けるにも関わらず、上級レベルの参考書を勉強していても意味が無いんですよね。
②科目で選ぶ
筆記試験の出題数科目は本当に膨大です。
その中で、全ての科目が苦手という人は少ないはずです。
「数的処理は得意だけど、文章理解が苦手だな」という人は、文章理解の参考書を購入すれば良いですよね。
逆に得意な科目はそこまで参考書の必要性は無いです。
③試験内容で選ぶ
地方上級を受験するのであれば、地方上級関連の参考書を選びます。
その中でも、市役所系なのか、公安職系なのかでも変わってきますよね。
このように、自分が受ける試験、職種によって購入する参考書が決まってきます。
④図解が理解しやすい
参考書によっては、文字ばかりで非常に読みにくいものがあります。
こういった参考書は避けるべき。
それよりも、図やイラストを使って飽きさせないような作りの参考書を選ぶと、勉強の進みも良くなります。
⑤まとめが充実しているかどうか
ほとんどの参考書で演習問題と「まとめ」が載っています。
まとめは、その問題の解き方なので理解できないと参考書を購入する意味がありません。
例えば、数的処理であれば解法パターンのようなものですね。
お気づきの方も居ると思いますが、上記の判断材料はランキング等の外部要因で全く選んでいません。
全ては自分に合うかどうかを基準にしています。
僕自身もAmazonのランキングを見て参考書を購入しましたが、非常に読み辛くほとんど使わず放置してしまった参考書が数多くあります。
まずは、自分基準で参考書を選ぶようにしましょう。
おすすめの参考書【教養試験編】
僕自身は自分で決めてほしいという気持ちがありますが、何冊もある参考書の中から自分に合った参考書を選び出すのは大変。
そこで、僕自身が使ってきて受験生目線で書かれている参考書を紹介しますね。
購入する際の判断材料に活用してみてください。
一般知能
まずは、一般知能から。
一般知能は解法パターンが命なので、そこを体系的に勉強できる参考書が良いですね。
数的処理
僕自身が、一般知能の能力を上げれたのはこの参考書のおかげ。
「初級」と書いてありますが、上級にも通づつるものが多々あるので、良書。
演習問題も程よく難しい問題が載っており、バランスが良いですね。
次は、文章理解。
受験生の得点が安定しない科目でもありますよね。そんな人におすすめなのがこちら。
文章理解
この参考書に出会った時は衝撃でした。
長い間、何となくで文章理解を 解いていましたが、この参考書と出会ってからは嘘のように文章理解の問題で得点できるようになりましたね。
「なぜ、そうなるのか」の部分に迫った参考書。
一般知識
さて、ここからは一般知識に入っていきましょう。
まずは社会科学から。
社会学
この参考書は、図解が非常に分かりやすく飽きさせない作りになっています。
また、そこまで深い部分までは触れていないため初心者にはちょうど良いボリューム。
深く勉強したい人には少し物足りないかも。
人文科学
暗記科目が膨大で、多くの受験生の悩みの種でもある人文科学。
この科目の救世主となる可能性があるのが、この参考書。
内容自体はコンパクトに収められているため、無駄を削ぎ落とした1冊ですね。
自然科学
文系の人は、敬遠しがちな科目ですよね。
出題数もそこまで多くないので、テーマを絞って勉強する方が良いでしょう。
上記の参考書はそんな勉強方法に最適です。
時事
これも言わずと知れた参考書ですよね。時事はこれ1冊で良いと言える代物です。
ただ、出題予想がしにくく、出題数も少ないため得点を稼ぐ科目ではありません。サラッと流す程度でも十分ですよ。
おすすめの参考書【専門試験編】
専門試験は、深い部分まで勉強する必要があるため参考書もこだわり出すとキリがありません。
そこで、今回はどの職種でも重要と言われている6科目に絞って参考書を紹介しますね。
憲法
この参考書は初心者向け。
難解になりやすい憲法の解釈を噛み砕いて解説してくれています。
また、図解も豊富に掲載してあり良書。
行政法・行政学
おすすめできる理由は、上記の憲法と同じになります。
見た目も漫画っぽいですよね。
民法
民法はどれだけの具体例を知っているかが大切。
上記の参考書は、事例や用語が豊富かつ分かりやすく載っているのでおすすめです。
政治学
上記の参考書は解説と過去問がセットになっています。
また、分野ごとの出題頻度や難易度が載っているので、勉強の優先順位がつけ易い。
優先順位がわかり易いのはありがたい!
ミクロ経済学
図解や、具体例が豊富に載っているため初心者向きの参考書。
また、解説がしっかりとされているため理解し易い1冊となっています。
おすすめの参考書【面接・論作文試験編】
面接試験や論作文試験は、実際に模擬面接を受けたり、論作文を書くことが一番の近道です。
しかし、それまでに最低限知っておかなければ、その舞台にも立てません。
これから紹介する参考書はそんな最低限の知識を教えてくれます。
面接試験
面接で大切なポイントだけでなく、心構えまで載っている良書です。
論作文試
この参考書の良いところは、評価してもらえる書き方でなく減点されない書き方が豊富に載っているところです。
皆さんもこの参考書で減点されないルールを学びましょう。
参考書の使い方
せっかく質の良い参考書を手に入れても、使いこなせなければ意味がありません。
そこで、ここでは参考書の使い方を解説していきます!
ポイントは3つ。
- まずは全体像を掴む(サラッと読む)
- 解けなかった部分はチェックしておく
- 最低3回は問題を解く
順番に解説していきます。
①まずは全体像を掴む(サラッと読む)
いきなり最初の問題から順番に解き始めるのはNG。
まずは、参考書全体をサラッと読みましょう。
そうすることによってどんな問題が出題されるか掴むことができます。
全体像を把握することによって、問題の種類ごとに勉強の強弱を付けることが可能になるんですよね。
②解けなかった部分はチェックしておく
どのような科目でも1つや2つ解けない問題は出てきます。
そんな問題は必ずチェックしておきましょう。
チェックが付いている部分を減らしていけば、自然と試験で得点できるようになっていきます。
また記録することによって、モチベーションも向上しますよ。
③最低3回は問題を解く
これは絶対にやっていただきたい。
まず、参考書を1回転したくらいで身に付きません。
繰り返し問題を解くことによって、やっと身に付いていくものです。
上記で「記録する」理由は繰り返し解くためなんですよね。
まとめ
参考書はとにかく種類が多い。
その中から自分に合った参考書を選ぶのは、非常に負担になります。
周りに流されるのではなく、自分が必要だと思ったタイミングで、本当に必要な参考書だけ購入するようにしましょう。
参考書を用意すれば、いよいよ勉強スタートです。
公務員試験に独学て挑戦する場合は、下記の記事がお役に立てます。
>>公務員試験独学は無理?「半」独学で難関試験に合格する方法を解説
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