こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。
公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

こんな疑問を解決できる記事になっています。
本記事の内容
- 無駄ではない理由
- 無駄になってしまう人の特徴
- 無駄にしない予備校の活用方法
結論から言うと、公務員予備校は全く無駄ではありません。
うまく予備校を活用すれば、最短で公務員になることができます。
しかし、知識がないまま予備校に通ってしまうと無駄に終わってしまうのも事実です。
僕自身は、予備校を活用して難関の公務員試験に合格した経験があります。
その経験から、「公務員予備校が無駄ではない」理由を簡単に解説していきます。
現段階で、公務員試験に合格したことがない人や、予備校が無駄だと思っている人は、本記事を最後まで読んでいただければ幸いです。
もくじ
公務員予備校が無駄ではない理由
結論から言うと、公務員予備校は無駄ではありません。
しかし、いきなり「無駄ではない」なんて言われても信じられないですよね。
ネットを探せば下記のような意見が山ほど出てきます。

出典:Yahoo!知恵袋より

たしかにレベルの低い公務員予備校があるのも事実。
しかし、それでも僕は公務員予備校が合格の近道であると確信しています。
理由①:プロと素人の差
公務員予備校の講師はプロ集団です。
どの道でもプロの力を借りることによって、自分の目的を最短で達成できるのです。
例えば、家を建てるときに自分の力で建てる人ってほとんど居ないですよね?
独学で公務員を目指す人は、自分で家を建てようとしているようなものです。
公務員を目指すとなると、大抵の人は「0」からのスタートですよね。
つまり素人です。
何も知らない状態から公務員を目指すのは本当に大変な作業なんです。
- 学習計画
- 問題の傾向
- 自分の弱点の分析
- 志望先の調査
- どの科目を伸ばしていくか・・・
これはごく一部ですが、恐ろしい量のタスクをこなしていく必要があります。
公務員予備校の講師や事務局の人たちは、何年にも渡り公務員試験に携わってきた集団です。
そう言ったプロ集団に力を借りることが合格への道が一番近くなる方法なのです。

理由②:圧倒的な情報量
公務員予備校は全国に情報網を持っています。
また、実際に人事系の人たちとも繋がりがあるため、常に最新の情報をキャッチしています。
この最新の情報が本当に大切なんです。
公務員試験に関する情報は常に目まぐるしく変わっていきます。
近年では、コロナ禍の影響で試験制度自体が変わってしまうものも。
また、教養試験の科目1つが出題されなくなるなんてことも実際にあります。
こう言った情報を全て自分で集めようとするのは、正直言って無理なんですよね。
なぜなら、受験生は大前提として受験勉強をしなければならないから。
勉強に集中するためには、やはり代わりに膨大な情報を集めてくれる相棒が必要なんですよね。
公務員予備校のデメリット
とは言え、公務員予備校にもデメリットがあります。
その最大の要因が学費でしょう。
公務員予備校は、セットコースを購入すれば10万円以上するものが普通です。
独学の場合であれば参考書だけ購入すれば済むため、経費としては数万円だけですよね。
そのため、「合格できない上に何十万円も払いたくない!」なんてことになるのです。
しかし、学費が高いと言う意見が多いですが、最近の公務員予備校は非常にコスパよく講座を受講することができます。
例えば、公務員予備校のアガルートアカデミーであれば、単科講座(※1)を受講した場合、2万円台からの料金となっています。
また、公務員予備校のスタディングでは、セットコース(※2)でも6万円台で受講できると言う驚きの料金設定。
なぜ、ここまで安いのかというと、とにかく固定費を下げて受験生に還元しているからです。

学費のイメージ
つまり、昔に比べて圧倒的に学費が安くなっているのです。
考え方次第ですが、20万円前後の先行投資をして定年まで安心して働けるのなら、公務員予備校はアリだと思いませんか?
用語解説
(※1)単科講座・・・例えば数的処理だけ受講したい場合に、数的処理講座だけ購入できるプラン。
(※2)セットコース・・・筆記から面接までをカバーした講座のこと
公務員予備校が無駄に終わる人の共通点2選
公務員予備校について「詐欺だ!」とか「全く意味がない!」と言っている人たちは総じて共通点があります。
これから紹介する項目に該当する場合、公務員予備校に行っても合格できないでしょう。
と言うより厳しいことを言いますが、どこで勉強しようが一生合格できないですね。
予備校=合格できると思い込んでいる
予備校に行ったからと言って、確実に合格できるわけではありません。
そんな商品があるのであれば、それは詐欺でしょう。
結局のところ、自分で考え自分で行動し続けることができなければ、内定をもらうことは難しいです。
予備校はあくまでサポート役・裏方であることを理解してください。
主役はあなたです!

独学できない人
予備校の講座を受けて終わりでは、全く意味がありません。
講座を受けて、その知識を元に様々なことに挑戦していかなければ成長は見込めません。
インプットだけでなくアウトプットも必要なのです。
つまり受講している以外も自分で考えて勉強できなければなりません。
予備校に通うと言っても、全体の6割くらいは独学が必要なのです。
巷に居る「公務員予備校意味ない」勢は、予備校に行ったけど合格できなかった人たちか、そもそも何も行動していない人たちの、どちらかです。
つまり、結果を残していない人たちが騒いでいるだけなんですよね。
結局のところ、予備校に問題があるわけでなく本人たちに問題があるわけです。
独学で公務員になることは可能なのか?
可能です。
自分の学力に相当の自信があるのであれば・・・。
ただ「初心者の独学」は公務員試験道場としてはおすすめしませんね。
以下に挙げる項目に全て該当するのであれば、独学でも十分に公務員試験に合格する力を持っていいます。
ある程度の学力がある
既に公務員試験を突破するだけの学力がある人は、筆記試験について問題はないでしょう。
また、公務員試験は論文や面接カードの記入など、様々な専門的な知識が必要です。
こう言った学力や知識を有している場合は、独学でも心配ありません。
効率的な学習計画を立てることができる
公務員試験はとにかく準備すべきことが膨大にあります。
そのため、取捨選択しながら学習計画を立てる必要があるんですよね。
全ての項目を準備するのは不可能なので、必ず勉強を始める前に計画を立てなければなりません。
ちなみに、勉強の優先順位についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
こちらもCHECK
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公務員試験における教養・専門科目の失敗しない勉強優先順位の決め方
続きを見る
客観的に物事を判断できる
公務員試験を受けていくと必ず、色々な問題が発生します。
その度に、パニックにならず客観的に問題を分析し、乗り越えていく必要がありますね。
例えば、模試を受けて成績が良くなければ、
- なぜ、成績が悪かったのか
- これからどうしていくべきか
などを冷静に分析していく必要があります。
強靭な精神力を持っている
公務員試験は短くても半年以上に及ぶ長丁場です。
その道のりは大変厳しく、幾度となく精神的に追い込まれます。
- 周りが遊んでいるのに自分だけが勉強している
- なかなか伸びない得点
- 最後の最後で不合格
その度に自分を奮い立たせて壁を乗り越えていかなければありません。

損しない公務員予備校の活用方法
ここまで読んでいただいた受験生の方は「公務員予備校の重要性」を、少し分かっていただけたかもしれません。
それでも「やっぱり損したくない!」と言う人に、とっておきの方法を紹介していきます。
資料請求や講座体験をする
多くの予備校では、無料で資料請求を行うことができます。
また、実際に講座を受講することも可能です。いきなり講座を申し込むのはリスクがあるので、ある程度情報収集を行うことがベターです。
仮に、資料請求や体験受講ができない場合は、該当する予備校は受講すべきではありません。
特典やキャンペーンを活用する
公務員予備校は一般の予備校に比べて、大々的にキャンペーンを実施している場合が多いですね。
理由としては、やはり固定費を削減しているため受験生に還元できるわけです。
例えば、スタディングであれば開校記念キャンペーンやスタディング学割などの割引制度があります。
通常から数万円単位で安くなるため、かなりお得です。
スタディングは元が安いので、凄いですよね。
公務員予備校に通って人生が変わった話
僕自身、公務員予備校を活用して難関試験を突破した経験があります。
具体的に言うと、京都市消防局の上級試験。
僕は高卒区分の試験に落ち続け、最後には上級試験で挑戦するハメになりました。
高卒区分にすら合格できなかった僕が、上級試験に挑戦するなど無謀でしかありません。
しかも、3年ほど独学で挑戦していたのです。結果は、当たり前のように不合格。
その後、覚悟を決めて公務員予備校の門を叩き、なんとか年齢制限ギリギリで内定を勝ち取ることができました。
公務員予備校がなければ、今の僕はいなかったでしょう。
もちろんメリットばかりではないですが、公務員予備校は間違いなく強力なサポートをしてくれます。
まとめ:まずは公務員予備校を体験してみよう!
色んな雑音があって、公務員予備校の活用を迷いますよね。
でも、結局のところ勇気を持って一歩踏み出していかないと、自分の壁を破ることはできません。
- 無料体験に申し込んでみる
- 単科講座を試してみる
- キャンペーンを活用する
リスクを極力抑えながら、公務員予備校を試す方法はいくらでもあります。
まずは行動してから、本当に無駄なのかどうか考えてください。
公務員試験道場では、公務員予備校は無駄ではない!と確信しています。
無駄に終わらすか、上手に活用して最短で公務員になるかはあなた次第です。
予備校の選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。
>>公務員予備校の基礎知識と選び方のポイント【予備校経験者が徹底解説】
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