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【地方公務員】地方上級の試験科目を型ごとにまとめて図解で解説

2022年4月10日

地方上級試験科目

 

地方上級の公務員試験を受験予定の方で「試験科目がいまいち分からない・・・」という疑問はお持ちではありませんか?

 

志望先によって千差万別と言いたいところですが、公務員試験初心者がいきなり試験科目を調べるのは骨の折れる作業。

 

実は、地方上級には大まかに「型」が決まっており、この型さえ把握すればある程度の試験科目を把握することができます。

 

試験の基本的な流れは下記のとおり。

 

この記事では上記の流れに併せて、型と試験別に分けて分かりやすく解説しています。

また事務系だけでなく公安職についても解説していますよ。

 

この記事を書いた人

公務員試験道場

 

この記事を読み終わると、地方上級で出題される試験科目の全体像が見えて、勉強の方向性をしっかり決めることができます

 

【地方上級】公務員試験の全体像

 

地方上級とは、都道府県や各政令指定都市で採用されている大学卒業程度の学力を要する試験になっています。

 

実は「地方上級」という名称の試験が行われているわけではありません。

地方上級に該当する試験は「上級職」「I類」「1種」など自治体によって様々。

 

地方上級はあくまで名称であることを理解しておきましょう。

 

試験科目

 

地方上級と言えども他の試験と同様に、筆記試験、体力試験(公安職のみ)、面接試験によって合否が決まります。

 

筆記試験には、

・教養択一

・専門択一

・教養記述

・専門記述

この4つに分かれます。

 

しかし、全ての地方上級でこれらの科目が出題されるわけではなく、地方自治体によって異なります。

 

体力試験や、教養記述試験、面接試験については後述で詳しく解説していきますね!

 

参考

近年の傾向として、専門記述の出題数が減少しているようです。

 

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択一試験の4つの型

 

択一試験は、出題科目、出題数によって以下に分けられます。

4つの型

①全国型

②関東型

③中部北陸型

④独自型

 

基本となるのは「全国型」で、「関東型」や「中部北陸型」の若干のアレンジを加えたもの。

 

実際に関東型の試験では全国型の25問から21問を採用し、一般知識は全国型の25問に4問加え29問で実施しています。

 

 

参考

北海道、東京都、特別区、大阪府、大阪市は他の上級試験とは別日程で試験が実施されるため、全く異なる独自の試験を採用しています。

いわゆる「独自型」。

そのため上記の4つに該当する試験を受験する場合、確実に試験科目を把握するようにしましょう。

 

ヤット
独自型は特殊なので表には記載していません。

自分がどの地域に分類されるか表を参考にしてみてください!

 

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地方上級試験を出題科目を型ごとに解説

 

地方上級試験を、

①全国型

②関東型

③中部北陸型

 

この3つを表にして解説していきます。

 

①全国型

 

 

全国型は教養科目50問、専門科目40問で全問必須

 

②関東型

 

 

関東型は、教養科目・専門科目ともに40問選択解答です。

 

キー
選択方式は「どの問題」を選ぶかが大事になってくるよ!

 

③北陸中部型

 

北陸中部型は、教養試験が必須解答、専門試験が選択解答となっています。

 

勉強の優先順位は、こちらの記事をご覧ください。

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教養記述試験(作文、論文)

 

教養記述と言うと、ピンと来ない方も多いと思いますが、要は論文試験のことです。

 

ほとんど地方上級試験において採用されいる試験であり、大きく分けて作文と論文に分かれますね。

 

与えられたテーマについて、800字〜2500字ほどの文章を書くのが一般的。

 

作文の特徴

・自分の考えや想いを述べる

・例「過去5年間で頑張ったこと」「目指す公務員像」など

 

論文の特徴

・社会の問題点について解決策を述べる

・福祉、環境、観光、教育について

 

地方上級試験において、合否判定の配点が大きくなっている点にも注意が必要です。

 

また事務職等では、論文試験が採用されていること多く自治体特有の問題点を洗い出しておくことが大切。

 

最低でも、問題点、現状、解決策についてまとめておきましょう。

 

一方、公安職はそこまで複雑なテーマは出題されないので、自身が今までやってきたこと等をある程度整理しておく必要あり。

 

ヤット
公安職は、基本的に単純なテーマが多い傾向です!

 

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体力試験(公安職のみ)

 

消防士や警察官を目指している人には体力試験があります。

 

多くは筆記試験を合格した受験者に実施されますが、地方の消防本部では筆記試験の後に併せて実施する自治体もありますよ。

 

勘違いされている方が多いのですが、体力試験はあくまで職務遂行上必要な基礎体力があるかどうかを判断する試験になります。

 

要は「普通」の体力があるかどうか。

例えば下記のような試験があったとしましょう。

 

体力試験の基準例

・握力44kg以上

・腕立て30秒で27回以上

・腹筋30秒で21回以上

・20mシャトルラン50回以上

 

極端な話、握力が20kgしかなければ基準を満たしていないので不合格になります。

一方握力が50kgあろうが100kgあろうが基準を満たしていることには変わりはありません。

 

つまり基準さえクリアしていれば合格する試験と言えます。

 

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【地方上級】面接試験

 

公務員試験も就職試験であることから、民間と変わらず人物本位・人物重視です。

 

そのバリエーションは様々であり、一次試験から面接試験が採用されている自治体もあるようですね。

 

面接のスタイル

・個別面接

・集団面接

・集団討論、グループディスカッション

 

面接は大体上記のような感じで行われます。それぞれに対策すべき点があるので注意が必要です。

 

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【地方上級】その他(新方式)

 

近年では、従来の公務員試験(従来方式)とは全く異なる方式(新方式)を採用している地方自治体が増えています。

 

新方式導入の背景には「筆記試験の負担を軽くして幅広い人材を集めていきたい」というのが一番の狙い。

 

新方式を採用している自治体

・東京都

・神奈川県

・長野県行政B

・京都市

・滋賀県

・鳥取県

・山口県

・神戸市

・佐賀県

 

既にこれだけの自治体で新方式が採用されており、社会人にも公務員になるチャンスが広がっていますよ。

 

参考

就職氷河期(雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い、正規雇用の機会に恵まれないなかった時期)の方を対象とした採用試験が増加傾向にあります。

受験資格は30代後半〜40代後半と幅広く、受験先の情報をしっかりと調べておきましょう。

 

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【地方上級】試験科目を把握することの重要性

 

試験科目を調べておくことは凄く良いことです。

何故なら、勉強法方向性を決定することができるため。

 

勉強の方向性を決定することによって、

・どの参考書を購入すべきか

・独学なのか学校に通うのか

・自治体の問題点を調べる必要があるのか

・体力試験に向けてランニングが必要なのか

こう言ったことが自然と決まっていきます。

 

試験科目をなんとなく調べるだけでは不十分です。

試験科目は、言わば合格への地図のようなものです。

地図を見て道順を確認しながらゴール=合格に向かうべきです。

 

ヤット
方向性が決まっていると、勉強の質が格段に上がります!

 

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まとめ:今すぐ志望先のHPをチェックしよう!

 

これで大まかな試験科目を把握してもらったと思います。

一番大切なことは、自分が志望する地方自治体の公式ホームページで試験内容を調べること

基本的には採用試験専用のページが設けられているので、試験科目が全て分かるようになっていますよ。

 

記事の要約

・筆記試験は、4つの型に分けることができる

・体力試験(公安職のみ)

・教養記述試験

・面接試験

・新方式試験

 

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