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公安職

警察官採用試験の内容を5分で解説【試験のポイント】

警察官採用試験内容

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

警察官採用試験の内容はどんなものですか?
悩んでいる人

 

こんな疑問を解決できる記事を作りました。

 

この記事の内容

  • 採用試験の詳細
  • 対策時期
  • 初学者へのアドバイス

 

警察官採用試験は毎年複数回にわたり実施されています。

そのため、他の公務員試験に比べて公務員になる可能性が高い試験と言えるでしょう。

 

僕自身も警察官採用試験は何度も受験したことがあり、採用試験の内容に精通しています。

警察官の採用試験では、他の試験とは別に注意しておくべきこともあります。

 

警察官の採用試験に興味がある人はぜひご覧ください。

 

警察官の全体像については、警察官の全て【仕事・採用試験の内容と採用されるためのポイント】を参考にしてください。

本記事は3分程度で読んでいただけます。

 

警察官採用試験の内容

 

警察官採用試験は他の公務員試験と同じく、

  • 一次試験
  • 二次試験

に分かれています。

 

一次試験

  • 教養試験
  • 論作文試験
  • 国語試験(警視庁)
  • 適正検査
  • 身体検査

 

2次試験

  • 体力試験
  • 面接試験

 

順番に解説していきます。

 

教養試験

 

教養試験は「公務員としての教養かあるかどうか」を確認する試験になります。

内容としては、知能分野と知識分野が出題されますね。

 

知能分野

  • 文章理解
  • 判断推理
  • 数的推理
  • 空間把握
  • 資料解釈

 

問題例はこちら。

知識分野

  • 人文科学
  • 社会科学
  • 自然科学
  • 一般科目(国語・数学・英語)

 

問題例はこちら。

 

これらの科目は非常に幅広く、合格点に達するためには相当数の時間がかかることを理解しておいてください。

 

教養試験の詳細については、一般教養試験の全体像と対策【具体的な勉強方法】で解説しているので参考にしてください。

 

ヤット
多くの受験生がこの試験で不合格になりますね!

 

論作文試験

 

論作文試験で求められるものは以下の2つ。

  • 読解能力
  • 文章作成能力

 

試験の内容は、課題に対して自分の考えを述べる試験になります。

そのため、課題を適切に読み解く能力と、自分の考えをまとめる文章作成能力が必要なわけですね。

 

論文試験は大卒程度、作文試験は高卒程度で採用されおり、論文試験の方が難易度は高め。

 

警視庁の過去問題は下記のとおり。

Ⅰ類現在、自らの成長に必要なものを理由とともに述べた上で、今後、その成長に向けてどのように努 力し、警察官として自らの能力を発揮していきたいか述べなさい。
Ⅱ類安全・安心な社会の実現を目指していく上で役に立つあなたの経験・知識を挙げ、どのような警察官を目指すのか、具体的に述べなさい。

 

論文試験については【初心者向け】警察官の論文試験対策【不合格にならないためのコツ】で詳しく解説しています。

 

国語試験

 

国語試験については、実施されている自治体が非常に少なく有名なところでは警視庁になりますね。

単純な国語力を確認する試験になります。

 

警察官は、公務員の中でも非常に国語力を求められる職種の1つ。

報告書1つ取ってみても、高い国語力が求められます。

 

問題例は以下のとおり。

 

時間は20分と短く、簡単な感じ問題を解いていくことになります。

警視庁を受験する場合は、必ず出題されるため漢字が苦手な人は対策しておきましょう。

 

適正検査

 

適正検査とは、職務を行う上で適正があるか確認する試験。

単純な問題を数多く解くためストレス試験のようなものですね。

 

代表的な問題としてはクレペリン検査とYG検査があります。

 

クレペリン検査

たくさんの数字(1桁)が並んだ数字を、その答えの1の位を答えていく試験になります。

例えば「5+7=12」の場合は、2を書き出すような試験。

限られた時間内で数多くの問題を解くため、作業能率や正確性が必要ですね

詳しくは、内田クレペリン検査をご覧ください。

 

YG検査

自分に関する性格や行動について120項目自動音声による質問されます。

質問に対しては「はい」「いいえ」「わかりません」のいずれかで答えます。

得点というより、思ったことを素直に書きましょう。

 

ヤット
「わかりません」は低評価になるそうですよ!

 

身体検査

 

身体検査は、1次試験で全て実施されたり2次試験に渡って実施される地方自治体があります。

主な内容としては、

  • 身長測定
  • 体重測定
  • 視力検査
  • 色覚検査
  • 聴力検査
  • 運動機能の検査
  • 医師の診察
  • レントゲン検査
  • 血液検査(貧血検査、肝機能検査、血中脂質等検査、血糖検査)、尿検査

などですね。

 

身体検査で不合格になることは、まずありません

例えば、大病を患(わずら)っているなどの場合は別ですが・・・。

 

また、タトゥーなどがある場合は確実に消すようにしてください。

どれだけ人が良くても問答無用で不合格になります。

 

基本的には身体検査で異常が見つかっても、再検査でクリアすることが多いですね。

 

身体検査については、警察官になるための3条件【採用試験までに解決すべきこと】を参考にしてください。

 

体力試験

 

体力試験は、警察官として一般市民を守ったり自分の身を守るために必要な体力の有無を確認します。

 

体力試験は、あくまで一般的な体力があれば問題ありません。

そのため、握力90kgや腕立てが永遠できるような能力が必要ではないんですよね。

 

具体的な種目は、

  • 腕立て伏せ
  • バーピーテスト
  • 腹筋
  • 握力
  • 長座体前屈

などなど。

体力試験の種目については、地方自治体によって異なるためよく確認しておきましょう。

 

ヤット
体力で大きな差がつくことはありませんが、良い成績は目指しましょう!

 

面接試験

 

面接試験については、人物に対する評価を行います。

形式は、個人面接ですが場所によっては集団面接を採用している地方自治体もありますね。

 

警察官採用試験に限らず、近年の公務員試験は面接試験が非常に重要視されています。

以前では「ん?」と思うような受験生も合格できましたが、近年では難しいですね。

 

自分の思いを確実に面接官に伝えられるように対策する必要があります。

そのためには徹底的な自己分析や模擬面接が必要です。

 

特に試験官は、現役警察官であるため「人を見る目」はどの職種の試験官よりも長けています。

下手な小細工は一切通用しません。

 

面接については、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>公務員試験の対策は3つのステップで進めていこう【全体像とコツを紹介】

 

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対策は今からすべき

 

警察官になりたければ、今すぐ対策を始めましょう。

上記で採用試験の内容を解説してきましたが、とにかくやるべきことが山盛りなんですよね。

 

筆記試験では広範囲におよぶ出題科目を勉強する必要があり、筆記試験を乗り越えたとしても面接試験などが待ち構えています。

そのため、余裕をかましていると試験本番までに間に合いません。

 

例えば、一般的な公務員試験を突破するための必要な時間は約1,000時間とされています。

これを1年で消化しようとすれば1日3時間です。

 

1日3時間なら勉強できますよね?

これが後になればなるほど、1日の勉強量が増加し負担が増えていきます。

 

人によっては、1,000時間以上必要な場合もあるため、対策の開始は早ければ早いほど良いんですよね。

 

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自信がなくても大丈夫

 

公務員試験道場には、

  • 頭が悪いので合格できる自信がありません
  • 緊張しがちな性格で本番に弱いです・・・

このような相談が数多く寄せられています。

 

はっきり言いましょう。

大丈夫!

 

本当のことを言うと、頭が悪いとか本番に弱いなんてことは対策次第でどうとでもなります

つまり、あなた次第。

 

僕自身も勉強し始めの頃は、全く公務員になるイメージがありませんでした。

しかし、諦めず勉強し続けた結果、公務員になることができました。

 

最初は誰でも初学者です。

まずは、対策を早く始めてその都度、自分に必要なことをやっていきましょう。

 

独学に不安を抱える受験生は以下の記事を参考にどうぞ。

 

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