国家公務員

皇宮護衛官とは一体どんな職業なのか【皇宮警察の謎に迫ってみた】

皇宮護衛官

 

この記事のまとめ

皇宮護衛官って何ですか?」という疑問に徹底的にお答えします。

皇宮護衛官について、仕事内容、給料、採用試験などを中心にわかりやすく解説していきます。

これから皇宮護衛官を目指す人は、ひとまずこの記事を読んでください。

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

皇宮護衛官は、天皇陛下をはじめ皇室関係者の方々をお護りする、日本にとってなくてはならない職業の1つ。

 

しかし、地方公務員のように一般市民と接する機会がほぼないため、認知度は低いんですよね。

そのため、皇宮護衛官に興味があっても、いまいちわからないのが現状。

 

「皇宮護衛官を目指していますが、どんな仕事で何が必要かわかりません・・・」こんな悩みを持っている人は、この記事がお役に立てます。

 

この記事は、5分程度で読んでいただくことができます。

 

皇宮護衛官に最短で就職するなら、アガルートアカデミーがおすすめ!

アガルートは、1科目から受講することができコスパ抜群のオンライン予備校。

高校生から社会人まで大人気の講座がそろっていますよ!

詳しくはコチラ

 

皇宮護衛官の仕事内容

 

皇宮護衛官は、天皇陛下をはじめとする皇室関係者の方々をお護りする仕事。

皇宮護衛官は、皇宮警察本部の職員で警察庁(国家公務員)の一員となります。

 

警察と呼ばれていますが、都道府県警察とは大きく異なり犯罪捜査や交通取り締まりなどはしません。

 

皇宮護衛官の仕事は、以下の3つに部類されています。

 

護衛部門

皇室関係者を最も近くで護ることが護衛部門の任務。

 

警部部門

赤阪御用地など、皇室関係施設に外接する一般道の通行者車、濠の状況などを監視する任務。

 

警務部門

警務部門は、4つの課で構成されており、主な任務は皇宮警察の組織全体を円滑に機能させるサポート役。

 

仕事内容については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>天皇陛下を守る誇り高き「皇宮護衛官」の仕事内容

 

↑目次に戻る

 

皇宮護衛官の給料まとめ

 

皇宮護衛官の年収は、約630万円ほど。

民間企業の平均年収が430万円ほどなので、年収は高水準と言えますね。

 

また、皇宮護衛官の給料は公安職俸給表(一)という表が使用されています。

俸給表は「級」と「号」という基準があり、皇宮護衛官の給料が決定されます。

 

初任給は以下のとおり。

学歴区分 大学卒 短大卒 高校卒
大卒程度試験 250,320円(学歴にかかわらず)
高卒程度試験 238,800円 220,440円 208,080円

※地域手当(東京)を含んだ金額

 

ヤット
大卒であっても高卒区分の試験を受験することができます。

 

福利厚生

 

皇宮護衛官は警察職員です。

そのため、警察共同組合や警察職員生活共同組合による保険制度が充実しています。

その他にも国家公務員として様々なサービスを受けることが可能。

 

休暇制度

 

勤務体制は、日勤制と交代制に分かれており1週間あたりの勤務時間は38時間45分(週休2日制)です。

休暇は年に20日。

採用年は15日になるため注意してください。

 

その他、

  • 病気休暇
  • 特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア)
  • 介護休暇

 

給料や福利厚生については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>皇宮護衛官の給料まとめ【経済的安定を確保できるか検証】

 

↑目次に戻る

 

皇宮護衛官になるためには?

 

皇宮護衛官になるためには、大きく5つの壁を乗り越える必要があります。

 

皇宮護衛官採用

 

ちなみに、採用試験に合格したからと言ってすぐに皇宮護衛官となれるわけではありません。

 

皇宮警察学校と呼ばれる訓練施設で一定期間、研修を受け修了が必須となります。

 

また、無事に修了しても再度、皇宮警察学校に入校し専門教育を受けなければなりません。

 

その後、ようやく皇居やその他の皇室関係施設で働くことができます。

 

皇宮警察学校については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>皇宮警察学校ってどんな学校?【都道府県警察学校とのちがい】

 

↑目次に戻る

 

【皇宮護衛官】採用試験の内容

 

皇宮護衛官になるための、最初の難関といえば「皇宮護衛官採用試験」でしょう。

 

採用試験では、警察や消防などと同じく公安職の採用試験が実施されます。

この試験に合格しない限り、皇宮護衛官となることはできません。

 

受験資格

 

皇宮護衛官の区分は3つに分かれています。

  1. 大卒程度
  2. 高卒程度
  3. 有資格者試験

皇宮護衛官の受験資格は、有資格者試験を除き基本的に年齢要件のみ。

そのため年齢要件さえ満たしていれば、

  • 中卒または高卒でも、大卒程度を受験
  • 大卒程度でも、高卒程度を受験

することが可能。

 

ちなみに、大卒を卒業しているのにも関わらず高卒程度試験を受験すると給料などが下がるため、あまりメリットはありません。

 

受験資格などは、受験年度によって変わることがあるため、必ず自分で公式サイトを確認しましょう。

皇宮護衛官公式サイトは下記のボタンから。

詳しくはコチラ

 

試験科目

 

国家公務員の公安職となりますが、高卒程度試験の場合は、特に大きな特徴はありません。

大卒と高卒では、主題数の構成に若干のちがいがあります。

 

ここでは、大卒程度の試験を解説していきますね。

 

第1次試験

 

筆記試験は、基礎能力試験と課題論文試験が出題されます。

基礎能力試験では、一般知能と一般知識が出題され、知能の方が出題数が多くなっていますね。

高卒の場合は、ちょうど半分ずつ。

 

また課題論文試験では、

  • 時事的なもの
  • 具体的な事例課題

の2問が出題され、3時間という制限時間内に記述しなければなりません。

高卒の場合は、作文試験となり難易度は若干低くなります。

 

第2次試験

 

第2次試験では、主に体力試験や人物試験が実施されます。

人物試験は面接試験のことで、個別面接が実施されます。

 

個別面接では、志望動機や自己PR を面接官の前で述べなければなりません。

 

また体力試験の種目は、

  • 立ち幅跳び
  • 反復横跳び
  • 上体起こし

の3種目のみ。

 

普通の体力があれば問題なく突破することができるでしょう。

 

試験内容については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>皇宮護衛官の採用試験【科目・日程・対策方法を解説】

 

日程・試験地

 

高卒と大卒では受験日が異なります。

大卒の場合は以下のとおり。(2022年度)

受付期間 3月18日(金) 9:00~4月4日(月)[受信有効]※申込みは、インターネットにより行う
第1次試験日 6月5日(日) 9:00(受付開始) 9:35(試験開始)〜16:25(試験終了)
第2次試験日 7月12日(火)~7月20日(水)

例年、同じ時期に実施されているので大きな違いはないでしょう。

高卒に関しては、9月に実施されます。

 

また、試験地は全国で実施されます。

第1次試験 札幌市、多賀城市、東京都、大阪市、広島市、福岡市
第2次試験 札幌市、仙台市、東京都、京都市、福岡市

第2次試験では場所が限定されるため注意してください。

 

詳しくは公式ページをご覧ください。

詳しくはコチラ

 

↑目次に戻る

 

【皇宮護衛官】採用試験の難易度

 

数値だけで難易度を測ることはできません。

しかし、倍率だけを見るのであれば、皇宮護衛官の採用試験はとんでもなく難しいといえます。

 

高卒区分であれば、2012年度には100倍を超える倍率を誇っています。

 

皇宮護衛官倍率

また、近年でも倍率が下がっているものの20倍前後。

 

倍率が高い理由としては、

  • 採用人数が少ない
  • 日程が他の試験と被らない
  • 男女別の試験がない

が挙げられますね。

 

ただ、倍率は高いものの採用試験自体の内容は特に難しいというわけではなく、一般的なもの。

そのため、しっかりと対策すれば問題なく合格できます。

 

身辺調査も忘れないように

 

身辺調査は、都道府県警察の採用試験で実施される調査のこと。

皇宮警察では、公に身辺調査について触れていませんが、間違いなく実施しています。

 

そもそも、我が国の象徴である天皇陛下や皇室関係者の方々をお護りする人間に、怪しい人間が就くことはできません。

 

また、自分が注意していても身内に刑事事件などで有罪判決を受けている場合でも、ほぼ合格できませんね。

 

厳しいですが、それくらい重要な仕事であることを理解しておきましょう。

 

↑目次に戻る

 

【皇宮護衛官】採用試験の対策方法

 

採用試験では、非常に多くの対策が必要となります。

 

基礎能力試験

 

筆記試験であればまず一般知能を極めること。

 

一般知能は、一度解き方を理解してしまえばどんな問題でも基本的に解けてしまいます。

そのため一般知能の出来が合否に関わってきます。

一般知能には解法パターンという解き方のパターンがあり、全てのパターンを頭に叩き込みましょう。

 

一方、一般知識は暗記がメインのため非常に効率の悪い科目。

その割に、出題範囲が広く勉強の方法を間違えると取り返しのつかない状態になってしまいます。

 

一般知能や一般知能の学習のバランスがとても大切になってきますよ。

 

ヤット
知能から逃げることはできません。

 

論作文試験

 

論作文試験は、内容に目が行きがちですが、意外と日本語のルールが大切。

例えば、主語述語などの基本的なもの。

ルールが守れていないと、内容が良くても読んでもらえません。

 

また、何より書く練習をしておくこと。

制限時間内に1,000文字を超えるような機会はなかなかありません。

そして、第三者に添削してもらいましょう

 

面接試験

 

面接試験では、志望動機や自己PRを主に聞かれます。

そのためには自己分析が必須です。

 

自分のことを知らないのに答えることなどできません。

例えば、

  • 学生時代に力を入れたこと
  • アルバイトで何を学んだか
  • 部活動ではどんな役割だったか

など。

 

自己分析が完了すれば、次は模擬面接です。

自分の魅力を知ってもらうためには伝え方が大切。

 

模擬面接を繰り返すことにより、面接官に自分の魅力を上手に伝えることができるようになります。

 

ヤット
僕も何度も模擬面接を行ってきました。

 

公務員予備校を活用しよう

 

初学者がいきなり独学で、皇宮護衛官の採用試験に合格するのはハードルが高すぎます。

 

多くの受験生は、公務員予備校を活用しています。

公務員予備校は、公務員試験のプロである講師が受験生をバックアップしてくれる学校です。

 

学費などがかかってしまいますが、最短で皇宮護衛官への就職を目指すのであればぜひ活用を考えてみてください。

 

公務員試験道場では、アガルートアカデミーの公務員講座をおすすめしています。

 

その他の予備校については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にどうぞ。

>>【2023最新】公務員予備校の費用まとめ【予備校7社を徹底比較・費用を抑える方法〇〇】

 

↑目次に戻る

 

まとめ:誇り高き唯一無二の仕事

 

皇宮護衛官は選び抜かれた精鋭部隊です。

なぜなら、天皇陛下や皇室関係者の方々をお護りする、日本にとって欠かせない仕事の1つだから。

 

皇宮護衛官には誰でもなれるわけでなく、高倍率の採用試験を突破し、身辺調査などをくぐり抜けた選ばれし者が就くことができます。

 

難易度は高いと言われていますが、しっかりと対策をすれば合格することは可能。

 

対策方法は非常に多岐に及ぶため、公務員予備校などを活用しつつ最短で皇宮護衛官の採用試験の合格を目指しましょう。

 

皇宮護衛官に最短での合格を目指すなら、アガルートアカデミーがおすすめ!

現役学生だけでなく、社会人も多く利用している人気のある講座。

コスパ抜群で質の高い講座がそろっています。

期間限定の特典あり

詳しく見てみる

社会人にも大人気!!

 

↑目次に戻る

-国家公務員
-

© 2023 公務員試験道場 Powered by AFFINGER5