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海上保安庁の電話番号って何番?【採用面接でも使える知識を大公開】

海上保安庁電話番号

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

海上保安庁の電話番号って何番ですか?
悩んでいる人

 

この記事の内容

  • 海上保安庁の電話番号
  • 抱えている問題
  • 採用面接で活かせる知識

 

海上保安庁の電話番号は「118番」です。

この電話番号は一般的に認知されておらず、一体どんな時に通報するのか知られていません。

 

海上保安庁の電話番号について、現状や問題点を把握しておくことによって、面接試験でも活用することが可能です。

 

「海上保安庁の面接試験で活かせるネタがほしい・・・」という思いがある人は、この記事がお役に立てます。

 

3分ほどで読めますので、最後までお付き合いください。

 

海上保安庁の全体像を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

>>日本の海を守る【海上保安庁】の全てを徹底解説してみた

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【海上保安庁】通報する時の電話番号

 

海上保安庁に通報したければ「118番」を使いましょう。

 

海上保安庁は、海上における事件や事故の緊急通報用の電話番号として、118番を採用しています。

理由は、警察の110番や消防の119番のように覚えやすい局番なしの3桁番号である、118番を使うようになりました。

 

この118番は2005年5月1日から運用しています。

 

どんな時に電話する

 

交通事故が発生すれば110番、火災が発生すれば119番。

上記は小学生でも知っていることです。

 

しかし、海上保安庁に電話する時はいまいちわからないですよね。

 

具体的に「どのような状況」で118番を使うか解説します。

具体的には下記のとおり。

  • 海難人身事故に遭遇した、または目撃した。
  • 油の排出等を発見した。
  •  不審船を発見した。
  •  密航・密輸事犯等の情報を得た。

などなど。

 

小難しいことも書いていますが、要は海が原因となる事故などは118番通報になります。

 

ちなみに、海上保安庁では数多くの仕事内容があるので下記の記事を参考にしてください。

>>海上保安庁の仕事内容【意外と知られていない陸海空の仕事が魅力】

 

118番通報する際の注意点

 

何も118番通報に限ったことではないですが、通報内容はできるだけ詳細に通報することが好ましいでしょう。

例えば、

「人が溺れています」

こんな通報があったとします。

正直、これだけの情報だと「どれくらいの規模の部隊を出動させるか」の判断が非常に難しいんですよね。

もちろん118番通報を受けとる、管制室という場所では詳細な聞き取りを行いますが、通報者自身が詳細に伝えた方が時間の短縮になります。

 

例えば、下記のような伝え方。

「5分ほど前に神戸港付近でボートが転覆して、男性3人が海に浮かんでいます。みんなライフジャケットを着用していて、呼びかけに応答しています。でも波が高くて今にも溺れそうです」

 

いかがでしょうか?

海の状況が頭に思い浮かびませんか?これほど詳細に伝える必要はありませんが、できるだけ詳細に状況を伝えるようにしてください。

最低限の知識として、

  • いつ
  • どこで
  • 何があった

この3点は伝えるようにしましょう。

 

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118番通報の現状

 

実は、118番通報の現状は厳しいもので、通報内容の99%が「間違い電話など」なんです。

 

そもそも118番通報の導入は、2005年と最近。

そのため、国民の認知度も低いことが原因とされています。

 

下記の表をご覧ください。

通報内容通報件数通報割合
船舶海難関係通報32,2560.3%
人身海難関係通報23,3410.2%
海難関係以外の通報

(密輸情報、浮流油情報など)

57,6560.5%
間違い電話

(間違い、いたずら、無言、着信時即断)

12,390,61699.1%
合計12,503,869100%

参考資料:海上保安庁公式ページより

 

上記のデータは、118番が導入された2005年5月1日〜2021年12月31日までの通報内容になります。

驚くことに99%が間違い電話をはじめとする意味のない通報です。

 

海難事故などと関係ない通報が多くなると、弊害が多くなってしまうんですよね。

最も心配されているのが、本当に海上で事故が発生した際に電話がつながりにくいなどの弊害が起きること。

 

間違い電話を減らすために、海上保安庁では組織を上げて国民に認知してもらおうとしていますね。

 

ヤット
この機会にみなさんも覚えてください!

 

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間違って消防に通報したらどうなる?

 

海上保安庁以外に通報してしまっても、問題ありません。

実は、海上保安庁と消防、警察は密接に関係しているため、間違ってもすぐに連絡できるようなシステムが作られています。

 

実際に、僕自身は神戸市消防局で働いている際に第5管区海上保安庁と数多くの現場を共にしてきました。

 

実際に神戸市では、海上保安庁、神戸市消防局、兵庫県警の3つの機関が合同で潜水訓練を実施しています。

以下のTweetは神戸市消防局の公式Twitterの情報です。

 

ヤット
消防士として、海上保安庁には絶大な信頼感がありますね!

 

海難事故は118番通報がベター

 

とはいえ、海難事故などが発生すれば118番通報するのが一番良い方法です。

なぜなら、消防や警察に通報すると海上保安庁に連絡するまでに若干の時間を要するため。

海上保安庁電話番号

 

 

消防の世界では、他機関から連絡があったり、消防から他期間に連絡することを「迂回通報」と呼んでいます。

 

迂回とは遠回りを意味するので、やはりダイレクトに海上保安庁に通報することが、最短で人命救助やトラブル解決につながるんですよね。

 

海上保安庁電話番号

 

直接、118番通報できずとも迂回通報がありますが、やはり1分1秒を争う現場では直接通報してもらった方が間違いないでしょう。

 

以下の動画を見ると、実際に118番通報から出動までの一連の流れを把握することができます。

 

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面接試験で118番通報の知識を活かす

 

ここからは、118番通報の知識を面接試験で活かす方法です。

受験生以外の方は、ここまでで記事を読み終えてもらっても構いません。

 

例えば下記のような質問があったとします。

  • 118番通報の現状
  • 問題点
  • どう改善するか

このような質問をされる可能性は高いと言えます。

なぜなら、118番通報は海上保安庁が抱える深刻な問題だから。

 

上記のような質問があれば、この記事で学んだ知識だけで「現状」や「問題点」については回答できますよね。

 

その後の「改善するか」はどんな回答でも構いません。

要は、答えが大切なのではなく「118番通報の問題点などについて」知っているかどうか

 

ぶっちゃけ、118番通報についてはほとんどの受験生が答えられません。

そのため、普通に答えられると面接官の印象に残ること間違いなしです。

 

参考

上記の知識は必須の知識ではありませんが、海上保安官を目指すのであれば知っておいてほしい情報です。

ただ、答えられなかったとしても大幅な減点となるわけではないので、心配しないでください。

でも、ここまで記事を読んでくれたアナタはもう答えられますよね。

 

ヤット
実際に僕の海上保安官の友人も、118番通報について質問されたようです。

 

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まとめ:国民全員が118番通報を認知するべき

 

日本国民の118番の認知度は、低いと言えるでしょう。

その結果、救える命が救えなかったり、海でのトラブルがより大きくなってしまうという弊害が発生しています。

 

このような状況を変えるためには、国民1人1人が118番通報の存在を認知するしかありません。

 

消防や警察の通報時は問題なく通報できるわけですから、海上保安庁の118番も国民にいずれ浸透していくでしょう。

 

また認知度を上げるための最も効果的な方法、海上保安官1人1人が先頭に立って日本国民に伝えていくこと。

 

これから、海上保安官を目指すあなたにとって118番通報は切っても切れない関係であると意識しておいてください。

 

海上保安庁の公式ページは下記のボタンをクリックしてください。

上記以外の情報も数多く確認することができます。

詳しくはコチラ

 

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