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海上保安庁の仕事内容【意外と知られてない陸海空の幅広い仕事が魅力】

2023年1月2日

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

海上保安庁の仕事内容を教えてください。
受験生

 

こんな疑問を解決できる記事を作りました。

 

この記事の内容

  • 仕事内容
  • 専門的な職種の解説

 

海上保安庁と言えば、やはり真っ先に思い浮かぶのが「海猿」ですよね。

数年前にドラマや映画が放映され、空前の海上保安庁ブームが起こりました。

 

実際のところ、海上保安庁の仕事は幅広く多岐に及びます。

海上保安庁の仕事内容を把握しておくことで、採用試験で実施される人物試験などで具体的な解答をすることができます。

 

「海上保安官になりたいけど、どんな職種があるかわからない」という人は、この記事がお役に立てます。

 

3分ほどで読める内容なので、最後までお付き合いください。

 

海上保安庁の仕事内容

 

海上保安庁の仕事は、巡視船艇での海上警備だけでなく、東京にある本庁や地方の管区本部等で陸上における勤務が存在します。

 

海に囲まれた日本は、資源の輸入、海上貿易、漁業など、今でも海に頼っている部分が大きいと言えます。

まずは、わかりやすく陸海空に分けて解説していきます。

 

海上での仕事

 

海上業務は、海難などの連絡を受けて現場へ急行し、捜索や人命救助を行う捜索救助。

海上における犯罪やテロ行為などを未然に防ぐことなどを目的としたパトロール。

犯罪や法律違反に対し船舶への立ち入り検査、大規模な地震や津波、火山噴火など発生した際に避難住民や物資の搬送などを担当します。

 

また、船舶火災の消火活動をはじめとする災害対応など、広く海上で発生する問題を解決する仕事を担っています。

 

空からの仕事

 

海上保安官が働く場所は、海だけに限りません。

海上保安官の中には、空から海を守る職員もいます。

 

具体的な仕事内容は以下のとおり。

  • パイロットとして運航を担当する飛行科職員
  • 機体の整備を行う整備課職員
  • 通信機器の操作や整備を行う通信課職員

などがあります。

 

また、航空基地以外にヘリコプター搭載巡視船で飛行士、整備士、航空通信士として勤務します。

 

陸での仕事

 

意外と知られていないのですが、海上保安官の仕事は陸上でも多くあります。

例えば、

  • 政策の企画や広報
  • 人事などを行う総務業務
  • 予算の執行、施設や物品の管理を担当する経理補給業務
  • 情報通信システムの整備や管理にかかわる情報通信業務
  • 船舶や航空機を作ることにかかわる船舶技術業務領海警備や海上犯罪の捜査

などなど。

挙げればキリがないほど。

 

当たり前ですが、海上保安庁も組織として成り立っているため、現場の職員を支える職員が必ずいます。

 

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【海上保安庁】専門的な職種

 

上記で紹介した職種は大まかな分別のみ。

海上保安官として採用されれば陸海空のどれかに分類され、さらに希望すれば専門的に道に進むことができます。

 

ここでは専門的な職種を解説していきます。

 

警備系

 

警備系には、4種の仕事があります。

 

特別警備隊

違法・過激な集団による海上デモや危険・悪質な事案、テロ警戒等に対応する

 

携行武器指導係

携行武器の使用・知識・判断能力等に必要な指導を行う

 

運用司令センター運用官

118番の受付、事件・事故発生時における船舶・航空機への指示、関係機関との連絡調整等を行います

 

探索レーダー士

レーダー等を駆使して遭難船舶の発見等、航空機による捜索・監視業務を行う

 

救難系

 

救難系の職種は、7種類ほど業務内容がありますが代表的な仕事を紹介します。

海上保安庁の仕事と言えば、現場で活躍している職員のイメージが最もあるのではないでしょうか。

 

潜水士

巡視船艇乗組員等の中から選抜され、厳しい潜水研修を受けた後、転覆船、沈没船からの要救助者の救出や海上の行方不明者の潜水捜索等を行う。

 

ヤット
ちなみに海猿は潜水士のことです。

 

救急救命士

海難等により生じた傷病者を医療機関等へ搬送するまでの間、容態に応じた適切な救急救命処置を実施する

 

機動救難士

海難発生時にヘリコプターで出動し、迅速に吊上げ救助を行う航空救難の専門家

 

特殊救難隊

潜水士と機動救難士の技能に加え、火災・危険物・NBC対応等、高度な知識・技術を必要とする特殊海難に対応する能力を有した海難救助のスペシャリスト

 

機動防除隊

海上に排出された油、有害液体物質の防除や海上火災の消火及び延焼等の海上災害の防止に貢献する

 

整備系

 

整備系の仕事は、5種類の仕事があり現場の職員のサポートを行っています。

サポートしてくれる職員がいなければ、現場の仕事は成り立たないため非常に重要な職種といえますね。

 

建築士

海上保安庁の管理する航路標識等の施設の設計業務等を行う。

 

航空機技術官

業者へ委託する整備に関し、実施内容の検討や整備工程の管理等を行い、海上保安業務を後方で支える

 

武器技術官

船舶に搭載される武器等の製造及び維持を担当し、海上保安業務を後方で支える

 

船舶公務官

船舶の建造及び維持を担当し、海上保安業務を後方で支える

 

航行援助管理官

灯台や灯浮標等の航路標識の機能を維持するため、定期的に点検を行っているほか、航路標識等に事故が発生した場合には、迅速に復旧作業を実施する

 

国際系

 

国際系の仕事は、その名の通り外国船籍や海外に関係する仕事です。

 

派遣協力官

通称モバイルコーポレーションチーム(MCT)と呼ばれ、外国海上保安機関に派遣され、能力向上支援を行う

 

JICA長期専門家

発展途上国の海上保安分野に関する能力向上支援を行う

 

外交官

アジアや欧米等諸外国の大使館などの在外公館に外交官として出向する

 

国際犯罪組織対策基地

国際犯罪組織が関与する密輸・密航等の摘発のため、高度の知識及び技術を活用し、情報収集・分析や捜査活動を行う

 

国際捜査官

外国語(ロシア語、中国語、韓国語等)を駆使して外国人犯罪の捜査を行う

 

ソマリア周辺海域派遣捜査隊

海賊対処のために海上自衛隊の護衛艦に同乗し、海賊の逮捕等に備えつつ、自衛官とともに海賊行為の監視活動等を行う

 

捜査系

 

捜査系の仕事は、近年多発する薬物や武器の密輸を未然に防ぐなどの仕事が主です。

 

国際緊急援助隊

海外で大規模な災害が発生した場合、被災国政府等の要請に応じ、救助や災害復旧等を行う

 

鑑識官

捜査の現場において、科学的知識・技能を駆使して、指紋や血液等の重要な証拠の採取・分析を行う

 

犯罪情報技術解析官

犯罪捜査の支援のため、事件現場等に出動し、航海計器、携帯電話等に残された電磁的記録の解析を行う

 

今回、解説した職種は全てはありません。

職種紹介については、海上保安庁の公式ページで確認することができます。

詳しくはコチラ

 

海上保安庁の全体像を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

>>日本の海を守る【海上保安庁】の全てを徹底解説してみた

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