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東京消防庁消防官3類(高卒区分)とは?【1類・2類との違いを解説】

東京消防庁3類

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

東京消防庁の3類とは一体なんですか?
悩んでいる人

 

こんな疑問を解決できる記事になっています。

 

この記事の内容

  • 試験区分
  • 3類の難易度
  • 対策方法

 

実は、東京消防庁の採用試験には年齢別で受験できる試験区分が3つに分かれています。

3類とは、その3つに分かれた区分の1つ。

 

3類は高校卒業者を対象にした試験で、全国の試験地で受験できる数少ない試験です。

 

この記事では、3類の試験区分の解説だけでなく「求められていること」などもあわせて解説しています。

3分ほどで読めるので、最後までお付き合いください。

 

東京消防庁については、採用試験以外にも知っておくべき情報があります。

下記の記事で総合的な情報を掲載しているので、参考にしてください。

>>東京消防庁の総合情報【仕事内容・試験内容・年収】全て解説してみた

 

東京消防庁の試験区分(1類・2類・3類)とは?

 

東京消防庁の採用試験では、現在3つの試験区分が存在します。

それが1類(大卒区分)、2類(短大卒区分)、3類(高卒区分)。

 

学歴区分のように見えますが、それは間違い。これからそれぞれの区分について詳しく説明していきますね。

 

ヤット
令和3年度の試験を例として記載しています。

 

1類(大卒区分)

 

1類は一般的に大卒区分と言われています。

しかし、東京消防庁の場合学歴は問わず、年齢で受験できるかどうか決まります。

 

つまり、受験資格の条件年齢に達していれば大学を卒業していなくても誰でも受験可能。

 

令和3年度受験資格

  • 1992年4月2日から2000年4月1日までに生まれた人
  • 2000年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業している人 (2022年3月卒業見込みを含む。)又は同等の資格を有する人

 

2類(短大卒区分)

 

2類は全国的にも珍しい区分になります。

 

学歴で考えると、短大卒区分にあたります。

短大卒自体の数が少なく、例えば公務員系の専門学校に2年以上通っていればもらえる資格ですね。

 

東京消防庁以外では、神戸市にも短大卒区分がありますが、東京とは異なり神戸市の場合は学歴が条件となってます。

 

令和3年度受験資格

1992年4月2日から2002年4月1日までに生まれた人

 

3類(高卒区分)

 

3類はいわゆる高卒区分。

 

各区分の中で最も受験者が多く、試験会場も分かれています。

 

令和3年度受験資格

2000年4月2日から2004年4月1日までに生まれた人

 

3類に関して言えば18歳〜22歳であれば受験できることになります。

 

高校を卒業したばかりの受験生の皆さんはこの試験を受験することになりますね。

 

試験会場についてはこちらの記事を参考にしてください。

>>東京消防庁<採用試験>試験会場【地方居住の受験者が知っておくべきこと】

こちらもCHECK

東京消防庁試験会場
東京消防庁<採用試験>試験会場【地方居住の受験者が知っておくべきこと】

続きを見る

 

【東京消防庁】3類の難易度は?

 

試験の難易度は受験生の皆さんが一番気になるところでしょう。

結論から言うと、3類の試験の難易度は若干ですが易しめです。

 

全国の高卒区分と比べれば合格しやすいと言われていますが、だからと言って舐めるのは大間違い。

 

東京消防庁でも年々、合格の難易度は上がっています。

 

試験内容

 

試験内容は、1〜3類共通です。

 

  • 第1次試験
  • 第2次試験

この2つに分かれています。

 

やはり教養試験と論作文試験でどれだけ得点しておくかが鍵になってくるでしょう。

 

試験科目について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

>>東京消防庁の試験内容とは?試験科目ごとに解説【独自の特徴あり】

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東京消防庁試験内容
東京消防庁の試験内容とは?試験科目ごとに解説【独自の特徴あり】

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倍率はどれくらい?

 

令和3年度において、3類を受験した総数は4,678人。合格者は231人。

倍率だけを見れば20倍を超えています。

 

東京消防庁3類は難易度が易しいと言われていますが、それと比例して受験者数も当然増加します。

総受験者数最終合格者数倍率
1類2,835人395人7.2倍
2類1,861人102人18.2倍
3類4,678人231人20.3倍

 

ヤット
実は東京消防庁の区分の中で、最も高い倍率を誇るのが3類になります。

 

募集人数

 

例年200人以上の募集があります。

 

しかし、今はコロナ禍の真っ只中で年々募集人数が変わっていきます。

ちなみに令和3年度の募集人数は220人。

 

参考

実際にコロナの影響で、1類2回目の試験は実施されませんでした。

 

【東京消防庁】3類の受験者に求められること

 

3類の受験者の多くは高校を卒業してすぐか、卒業してから2年〜3年の間。

 

そんな受験者に対して東京消防庁が求めているのは大きく2つです。

 

  1. フレッシュさ
  2. 現場で活躍

 

順番に解説します。

 

①フレッシュさ

 

やはりこれが一番。

高卒の若者たちはとにかくフレッシュです。考え方や経験は未熟ですが、職場に新しい風を吹き込む立場を担っています。

 

②現場で活躍

 

どちらかと言うと、高卒で入庁している人は現場で活躍している人が多いですね。

 

早ければ10代で現場に立つわけですから、必然的に大卒区分で入ってくる受験生に比べて既に大きな差があります。

 

だからと言って、事務系に進めないかというとそうではありません。

高卒で入庁して事務系でバリバリ活躍している人は山ほど居ますよ。

 

参考

高卒でありながら、署長や部長クラスまで昇進する人も多くいます。

高卒だからと言って、昇進が不利なんてことはありませんよ。

 

どんな準備が必要?

 

3類の採用試験は難易度は易しいと言われていますが、他の公務員試験と同じくやるべきことはいっぱいあります。

 

しっかりと計画を立てて試験に備えましょう。

 

第1次試験

 

第1次試験で実施される試験は、教養試験、適正検査、論作文試験の3つ。

 

教養試験を突破するためには、一般知識に比べて一般知能の出来が合否を左右します。

 

また、論作文試験についても東京消防庁独自の採点方法があるため、注意が必要ですよ。

 

論作文試験については、こちらの記事で詳しく解説しています。

こちらもCHECK

東京消防庁論文試験
東京消防庁の論文試験を徹底解説【2つの特徴と具体的な対策法】

続きを見る

 

参考

適正検査の対策については、優先度の低さから解説はしません。

もし時間的に余裕があるのであれば「クレペリン検査」について知っておく程度にしておきましょう。

 

第2次試験

 

体力試験、身体検査、面接試験が実施されます。

体力検査と身体検査は特に特別に対策する必要はありません。

 

なぜなら、健康で一般的な体力があれば試験を突破できるため。(体力で大きな差がつくことはありません)

 

問題は面接試験。面接試験は採用担当者に直接アピールできる唯一の試験

 

この試験でいかに「自分が働くことによって組織に対して貢献できるか」をアピールする必要があります。

 

まとめ:3類は高卒者を対象とした試験

 

東京消防庁には高卒、短大卒、大卒の3つの区分が存在します。

自分の年齢と、やりたい仕事を考えながら試験区分を選びましょう。

 

この記事の要約

  • 3類は試験区分の1つ
  • プロの力を借りた方が無難

 

この記事以外にもまだ知っておくべきことはあります。

まずは色々と情報収集してみましょう。

 

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