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公安職

高校生から消防士になる方法【寄り道なんか考えず、最短を目指せ!】

 

「高校生から消防士になるには、どうすれば良いですか?」

「独学でも合格できますか?」

 

こんな質問を多くいただくので、今回は「高校生が最短で消防士になる方法」について書いてみました!

 

僕自身は、

  • 高校卒業後に消防士採用試験に合格
  • 学力ほぼ0から勉強スタート

などの経験があります。

 

高校生から消防士を目指す場合は、とにかく寄り道をしないこと。

最短で消防士を目指すべきです。

 

この記事では、高校生から消防士になるための正しい方法を詳細に解説しています。

これから消防士を目指す高校生はぜひ読んでください!

 

消防士の全体像はこちらの記事詳しく解説しているので、参考にしてください。

>>消防士とは?【元消防士が疑問に全てお答えします】

 

高校生から消防士になる流れ:3ステップ

消防士なるには高校

 

初学者がいきなり消防士の試験制度などを全て把握するのは難しいですよね。

ここでは、現役高校生から消防士になるための流れを大まかに解説します。

 

ステップ①:働く場所を決める

 

まずは働くべき場所を決めましょう。

多くの受験生は生まれ育った地元などを選びますね。

例えば「神戸市」や「横浜市」など。

 

消防士は、全国の市町村に属して働くことになります。

よく勘違いされているのが「市を超えて働く」ということ。

消防士は各市町村で働くと定年を迎えるその日まで、その場を離れることはありません。

 

働く場所については慎重に選ぶようにしてください。

 

全国の消防本部については、下記のボタンから調べることができます。

消防本部を調べる

 

ヤット
国家公務員などは全国で働くことになります!

 

ステップ②:採用試験を受ける

 

消防士になるためには、採用試験を受験する必要があります。

採用試験は具体的に、

  1. 筆記試験
  2. 体力試験
  3. 面接試験

の3種類の試験があります。

 

この試験にそれぞれ合格しない限り、消防士になることはできません。

そして数多くの受験生がこの試験で不合格になり、選ばれし者が消防士になることができます。

 

ヤット
採用試験に向けた対策が必要となります!

 

試験の詳細については、下記の記事参考にどうぞ。

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ステップ③:消防学校を卒業する

 

無事に消防士の採用試験を突破することができれば、その後は消防学校に入校します。

採用試験に合格したからといって、いきなり現場で活躍できるわけではありません。

 

まずは、消防士として仕事ができるように基礎知識や基礎体力を身に付ける必要があるんですよね。

その場所が消防学校なのです。

 

この消防学校を無事に卒業することができれば、晴れて消防士となることができます。

 

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採用試験を突破する方法は2パターン

 

高校生が採用試験を突破する方法は2種類あります。

それが、

  • 独学の場合
  • 公務員系学校を活用する場合

この2つですね。ぞれぞれ解説していきますね。

 

独学の場合

 

よく高校生から「独学でも合格できますか?」と質問を受けますが、結論から言うと能力が高ければ合格できます

必要な能力は、

  • 筆記試験を突破する学力
  • 面接試験を突破できる論理的説明力

など。

そして、何より合格までの学習計画など自分に必要な事を、自分で判断しなければなりません。

 

毎年、現役高校生で消防士の採用試験に合格する人はいますが、ごく限られた人だと言うことを知っておきましょう。

 

ヤット
ハードルは高いですね!

 

公務員系学校を活用する

 

高校生から消防士になる人の多くは、公務員系学校を活用しています。

公務員系学校は、公務員試験に合格するための学校で筆記試験をはじめ全ての試験のサポートをしてくれます。

 

流れとしては、高校卒業後に公務員系学校に入学します。

期間は自由に選ぶことができ、1年〜2年で消防士の採用試験に挑戦することになりますね。

 

ヤット
僕は専門学校に通って採用試験に合格しました!

 

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救命士になってから消防士を目指すのはアリ?

 

結論から言うとナシです。

なぜなら救命士になるためには、数年の時間を要する上に消防士になれる保証がないから。

この辺りを理解していないと痛い目に遭うので、詳しく解説していきますね!

 

お金と時間がかかる

 

まず、救命士から消防士になる場合は不合格になるリスクが高いと言うことを認識しましょう。

救命士の資格を取得するためには、専門の学校に入学して国家試験に合格する必要があります。

この国家試験に合格するためには、最低でも3年以上の時間がかかりますね。

 

仮に高校を卒業してすぐに目指したとしても、21歳以上となります。

通常22歳以上となると大卒区分となるため、高卒区分で受験するためには1年程度の時間しかありません。

 

また、専門の学校に通うとしても学費が少なくとも300万円近くかかってしまいます。

 

消防士になれる保証はない

 

仮に救命士の資格を取得したからといって、消防士になれる保証はどこにもありません。

 

「え?救命士の資格を持っていたら、消防士の試験は免除にならないのですか?」

 

こんな勘違いをしている人が多いのですが、そんなことはありません。

どんな資格を持っていようが、基本的に一般の人と平等に採用試験を受験する必要があります。

 

つまり、救命士になったとしても消防士の採用試験に不合格になることもあるんですよね。

 

受験生の負担は倍増する

 

消防士の採用試験は、出題範囲が広く初学者が対策するには非常にハードルが高いんですよね。

加えて救命士の資格試験に向けての対策もする必要があります。

 

通常、救命士資格を取得して後に公務員試験の勉強をスタートするような流れになります。

少なくとも3年半以上の間、勉強し続けるので相当な負担になりますよ。

 

ヤット
実際に僕の同期でも、救命士資格を持っている人がいました!

 

学校が言うことに惑わされない

 

救命士資格を取得する学校に限らず、どの学校でも学校側に得になることしか言いません。

 

例えば、下記は某学校のホームページに掲載されている文言です。

「救急救命士の仕事に就きたいのであれば、大学(あるいは専門学校)で国家試験にチャレンジして資格を取得する道が最も現実的です。高卒で消防士になったあとでも救急救命士の資格取得は可能ですが、大変な道のりが待っています。」

 

この文言だけを鵜呑みにすると、

「救命士を目指すなら学校に通った方が良さそうだな・・・」

となりますよね。

 

気になるのが「大変な道のり」と言う文言です。

消防士になってから救命士になる道のりが、大変だと言いたいのでしょう。

 

しかし、考えてみてください。

救命士資格を持っているのに、消防士になれない方が辛くないですか?

 

参考

救命士資格を取得する学校を否定するわけではありませんが、一定のリスクがあると言うことを理解しておくべきです。

公務員試験道場では、救命士の資格などは後回しで消防士の採用試験を受験することを勧めていますね。

 

救命士の学校には年齢制限はありませんが、消防士の採用試験には年齢制限があるので注意してください。

年齢制限については、こちらの記事を参考にどうぞ。

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【消防士には何歳からなれるの?】消防士に年齢制限がある3つの理由

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高卒消防士に向いている人

 

高卒で消防士になる場合には、メリット・デメリットがあります。

ここでは、どんな人が高卒消防士に向いているか解説します。

 

早く消防士になりたい人

 

とにかく早く消防士になりたい人ですね。

早ければ高校卒業後18歳で消防士になることが可能です。

 

18歳で消防士になった場合、少なくとも定年の年齢まで40年以上働くことになります。

大卒以上になると22歳以上で消防士になるので、働ける年数は短くなってしまいますね。

 

現場で働きたい人

 

高卒で働きはじめた場合、現場で働く傾向が高いですね。

なぜなら、高卒の場合は体力が豊富にあり、吸収力が高いからです。

現在、現場で働く消防士の多くが高卒組なんですよね。

 

一方、大卒は幹部候補として採用されるため、制服を着て働く事務や本部(局)で働く傾向があります。

もちろん、高卒でも幹部になる人や事務で働く人も居るので一概には言えませんが・・・。

 

「現場の方が好きだ!」と言う人は高卒区分がおすすめです。

 

年下に気を遣いたくない人

 

これは意外と盲点。

実は、消防の世界は「年齢に関わらず先に就職した人が先輩」になります。

例えば、自分が20歳で消防士になた場合、19歳(18歳で就職した場合)の消防士が先輩になるわけですね。

 

これが、まぁあ互いに気を遣うわけです。

だって、年下の人間に敬語で接しなければならないんですよ?

こういったことが嫌な人はストレートで消防士になれば、確実に自分が一番年下になるので心配する必要がありません。

 

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まとめ:目的別で選ぼう

 

高卒で消防士になる場合には、自分が何を目指しているかで決めましょう。

  • 現場で働きたい
  • 早く働きたい

など。

 

また、方法さえ間違わなければ高卒で消防士になることは可能。

ただ、その方法を間違えるとなかなか消防士になれない場合もあるので、注意してくださいね。

 

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