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国家公務員一般職の倍率は?【過去の倍率と戦略の立て方を解説】

2022年10月28日

 

国家公務員一般職の倍率は、2022年度の試験で3.4倍。

前年度は、3.6倍でした。

 

さて毎年人気のある国家一般職ですが、気になるのは倍率ですよね。

なぜなら、自分が希望する場所や職種によっては、倍率も今後の学習計画に影響を及ぼす可能性があるから。

 

そこで、国家一般職の倍率に加えて、戦略の立て方や倍率に対する考え方まで解説します。

倍率は数字ばかり追うと、漠然とした不安に襲われるので注意してください。

 

この記事を読んでいただければ、そう言った不安から解放されますよ。

 

【2022最新】国家一般職の倍率

 

さて、記事の冒頭でもお伝えしましたが、2022年度の倍率は3.4倍となっています。

区分 各合格者数 全体申込者数 合格者数 倍率
行政 6,099人 28,103人 8,156人 3.4倍
技術 2,057人

※スマホの場合は右にスクロールすることができます。

 

2022年度の特徴は、女性の合格者数です。

女性の合格者数は3,271人でなんと全体の合格者の40.1%に達します。

 

女性の合格者が初めて4割を超え、過去最高を記録しました。

 

日本は女性の社会への躍進が急務となっており、日本を挙げて女性躍進を掲げた結果、過去最高を記録しました。

 

【国家一般職】過去5年の倍率推移(行政職)

 

ここでは、国家一般職(行政職)の過去の倍率を簡単に表にまとめています。

参考にしてみてください。

2016 2017 2018 2019 2020 2021
行政 北海道 2.5 2.4 2.6 2.2 2.1 2.0
行政 東北 3.5 3.5 3.1 2.7 3.1 2.6
行政 関東甲信越 4.9 4.9 4.9 4.0 3.4 3.4
行政 東海北陸 3.3 3.6 2.9 2.8 3.4 3.1
行政 近畿 4.5 4.5 4.0 4.1 3.5 3.3
行政 中国 3.5 3.1 2.7 2.5 2.0 2.4
行政 四国 4.2 4.4 3.4 3.6 2.6 3.0
行政 九州 4.8 5.0 3.6 3.2 2.9 3.3
行政 沖縄 4.9 5.8 3.7 3.0 3.4 6.3
電気・電子・情報 1.5 1.7 1.6 1.5 1.8 1.6
機械 1.4 1.8 1.6 1.5 1.7 1.4
土木 1.9 1.7 1.8 1.8 2.3 1.7
建築 1.9 2.0 1.7 1.8 2.2 1.8
物理 1.6 1.7 1.5 1.5 1.6 1.4
化学 5.0 3.8 3.1 2.1 1.7 1.6
農学 4.1 3.9 2.8 2.6 2.3 1.8
農業農村工学 1.7 2.3 1.6 1.8 2.7 1.8

※スマホの場合は右にスクロールすることができます。

 

倍率の幅は、1.8~6倍まで大きいですよね。

これは場所によって倍率が変わってくることを示しています。

 

倍率から戦略を立てる方法

 

倍率を気にしているあなたは、

「倍率って高いのかな?」

「倍率の低い場所はどこ?」

こんな風に思ったことが1度はあるはず。

 

そこで、倍率を絡めた戦略の立て方を解説していきます。

 

倍率の低い場所を調査する

 

国家一般職は、地方公務員とは異なり同じ職種でも場所によって倍率が異ななります。

管轄ごとの採用となるため、倍率にバラつきが生じてしまうんですよね。

この事実から「倍率が低い場所を選ぶ」という戦略はアリです。

 

ちなみに、地方公務員ではこの方法はNG。

なぜなら、倍率から戦略を立てると全く興味のない職種や、場所で受験もしくは就職する可能性が高く、トラブルの元です。

「とりあえず公務員になりたい!」という人は構いませんが・・・。

 

実際に倍率から考えて、公務員になる人は居るからね!
キー

 

倍率の調べ方

 

国家一般職を統括しているのは、人事院になります。

まずは「人事院試験情報NAVI」で検索してください。

 

 

上部の「採用情報」をクリック。

 

 

プルダウンした部分に「一般職」があるので、クリック。

 

 

ページが変わるので、下までスクロール後「過去の採用予定者数・採用状況について」をクリック。

 

過去のデータが閲覧できるようになっているので、適当にクリック。

上記のように倍率などを全て確認することができます。

一度試してみてください。

人事院の公式ページ

 

自分に何が必要か考える

 

国家一般職の場所が確定すれば、あとは必要な自分に何が必要か考えていくだけです。

必要事項は下記を参考にどうぞ。

  • 独学or公務員系学校の活用
  • 一般教養の実力は?
  • 専門試験の実力は?
  • 論文試験の実力は?
  • 面接の実力は?

などなど。

まずは早い段階で、独学なのか公務員系学校の活用かどちらで進んでいくか決定しましょう。

 

いまいち解らない場合は、まず独学でやってみて無理そうであれば公務員系学校の活用がベター。

 

公務員系学校の情報については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>公務員予備校は本当に無駄?【公務員予備校を活用して合格した筆者が徹底解説】

 

国家一般職の倍率の考え方

 

2022年度の国家一般職の合格者数は、8,156人です。

これは試験が始まった平成24年度以降で最も多くなりました。

この要因の1つが、人事院は新型コロナの業務などに対応するため、各府省で採用人数を増やしたことが挙げられます。

 

つまり、毎年の倍率は採用側の採用人数に左右されてしまうんですよね。

 

基本的には倍率を考えない

 

上記で解説したように、倍率は自分ではコントロールできないものなのです。

コントロールできないものを幾ら考えたところで、解決はできません。

つまり、そもそも考えないことが正解なんですよね。

 

例えば、

「採用人数を増やしてください!」

と言ったところで、絶対変わらないですよね?

採用人数やコロナ禍のような外的要因は、絶対にコントロールできません。

 

コントロールできないことを必死に考えてしまうと、自分の心が疲弊してしまう一方。

そんなことより、自分のできることだけに集中しましょう。

 

SWOT分析を活用しよう

 

「SWOT分析」とは、マーケティング業界で使われている言葉で、僕自身が受験生時代に活用していたものです。

SWOTとは、言葉の頭文字を取った省略です。

  • Strength(強み):自分の強みや長所、得意分野などの内的要因
  • Weakness(弱み):自分の弱みや短所、苦手分野などの内的要因
  • Opportunity(機会):社会などから、自分にとってプラスに働く外的要因
  • Threat(脅威):社会などから、自分にとってマイナスに働く外的要因

 

上記の言葉を表にしてみます。

 

内部環境 外部環境
プラス面(強み、機会) ・専門科目が強い

・模擬面接などでも評価を得ている

・公務員予備校で良い先生と出会った
マイナス面(弱み、脅威) ・教養が弱い

・独学で勉強している

・採用人数が減っている

・コロナや戦争

※スマホの場合は右にスクロールすることができます。

このようになります。

この中でコントロールできるのは、内部環境だけです。

教養が弱ければ、教養科目の強化をすれば改善します。

また、独学で伸び悩んでいるのであれば、公務員系学校を選択すれば良いだけの話ですよね。

 

倍率などは、特に自分にコントロールできないもの。

外的環境に位置します。

 

もし、倍率の他にも心配していることがあるのであれば、SWOT分析を行ってみてください。

頭でどれだけ悩んでいても前には進みません。

 

まずは書き出してみましょう。

 

まとめ

 

国家一般職の最新倍率は3.4倍。

そして、女性の合格者が過去最大など様々な動きがありました。

 

国家一般職の倍率に関しては、例年そこまで大きく変動しません。

倍率を戦略の1つとする場合は、アリだとは思います。

 

しかし、必要以上に気にし過ぎることは単純に毒になります。

記事の中で紹介したSWOT分析を活用しながら、自分の強みや弱みを具体化しましょう。

そうすれば自ずとやるべきことは決まってきます。

 

国家一般職といえども、やるべきことは至ってシンプルなんですよね。

 

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