消防士の採用試験の内容とは?元消防士が試験の流れや対策を簡単に解説

消防士試験内容

「炎の中から人々を救い出す、街のヒーローになりたい!」

熱い思いを抱き、消防士を目指すあなたへ。

消防士の採用試験は、体力だけでなく、知識や判断力も問われる難関試験です。

受験生の中には「どんな試験内容なんだろう…」そんな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

私も受験生の時代に、採用試験の内容が多すぎて混乱した経験を持っています

この記事がおすすめな人
  • 試験科目が多すぎて理解できない
  • 試験内容を把握して対策に役立てたい
  • 合格できるか不安

試験内容は統一されておらず受験する区分や場所によって異なります

ヤット

試験内容を把握することで、具体的な対策を立てやすくなります。

この記事のまとめ

【試験内容】

  • 一般教養試験
  • 論作文試験
  • 適性検査・適性試験
  • 体力試験
  • 面接試験
  • 身体検査

【試験の流れ】

1次〜3次試験まで順番に行われる

【受験資格】

資格を満たさなければ受験することができない

この記事では、消防士採用試験の内容を徹底解説します。

試験の概要から対策、合格のコツまで、あなたの知りたい情報がきっと見つかるはずです

この記事を読むことで、あなたは消防士採用試験の全体像を把握し、具体的な対策を立てることができます

自信を持って試験に臨み、夢の実現に一歩近づきましょう。

目次

採用試験の内容

消防士の採用試験では、他の公務員試験と同様に筆記試験などが実施されます。

加えて、消防士特有の体力試験もあり対策が必要となってきますね。

科目や出題数は下記の表を参考にしてください。

スクロールできます
科目一般知能
数的処理文章理解
出題数数的処理判断推理空間把握資料解釈現代文英文
東京消防庁662254
政令指定都市664135
その他の自治体4826
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科目一般知識
社会科学人文科学自然科学
政治・法律経済社会世界史日本史地理思想・文芸数学物理化学生物地学国語
出題数東京消防庁31311121115
政令指定都市7522212221
その他自治体4522111211

一般教養試験

消防士採用試験では、体力試験や面接試験と並び、一般教養試験も重要な位置を占めています

一般教養試験は、消防士として必要な基礎的な知識や能力を測るための試験です。

試験科目は多岐に渡り、中学・高校で学習した内容が中心ですが、出題範囲は非常に広いです

マークシート形式で出題され、幅広い内容から出題されます。

対策に時間がかかるため、最初の段階でしっかりと学習計画を立て、効率よく勉強していく必要がありますね。

ヤット

教養試験は、一般知能と一般知識に分類されます。

消防士 試験内容

一般知能

消防士採用試験における一般知能は、論理的思考力や問題解決能力を測るための試験です。

知識だけでなく、情報を正確に理解し、論理的に思考する能力が求められます

【一般知能の科目】

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 空間把握
  • 資料解釈

この科目では、数学的な知識や計算能力だけでなく、論理的な思考力や問題解決能力が問われます。

試される能力
  • 問題読解能力
  • 論理的思考能力
  • 計算能力
ヤット

数的推理はパターンさえ理解できれば得点できるようになります。

文章で与えられた条件をもとに、論理的に考え正しい選択肢を選ぶ問題です。

数的推理に比べ、数学的要素が少なくクイズ的な要素が多くなります

試される能力
  • 論理的能力
  • 問題解決能力
  • 業務遂行能力

立体図形や展開図、図形などをイメージし、問題を解いていきます。

立体図形の見えない底面や裏面を推理したり、切り取られた立体図形の切断面の形状を考える必要があるため、苦手としている受験生が多くいますね。

試される能力
  • 空間認識能力
ヤット

意外と暗記だけで解ける問題もあります。

与えられた資料(数表やグラフ)を読み取り、選択肢の中から「確実にいえること」を選ぶ問題です。

資料解釈の選択肢の中に「確実にいえない」ことが含まれているため、ひっかけの選択肢に惑わされないようにすることが大切ですね。

試される能力
  • 論理的思考能力
  • 計算能力
  • 読解能力

古文、英文、現代文から出題されます。

長文の中から、筆者の主張や内容に合致している選択肢を選ぶ必要があるため、読解に時間がかかる問題の1つです。

ヤット

特に文章の順番を入れ替える問題などには注意が必要です。

試される能力
  • 論理的理解力
  • 読解能力

自分が苦手な問題傾向をつかみ、本番で出題されれば捨ててもOKです。

一般知識

人文科学、自然科学、社会科学などの科目から構成されています。

出題範囲が広く学習負荷が高い科目が多い割に、どれも出題数が少ないのが特徴になりますね。

一般知能に比べ、暗記するべき科目が多く、学習負荷が非常に高いので早めの対策が必要です

【一般知識の科目】

  • 社会科学:政治・経済・時事(現代社会)
  • 人文科学:日本史・世界史・地理・文学芸術・思想・国語
  • 自然科学:数学・物理・化学・生物・地学

社会科学は時事的なテーマがよく出題されます。

社会保障、労働問題など現代日本の重要な政策課題が出題されることが多いです。

受験する年度の前後で話題になった時事が出題されることもあります。

高校で学んだ日本史、世界史、地理、思想、文学、芸術などの内容が択一式で出題されます。

人文科学の中でも「世界史」「日本史」「地理」の出題数は比較的多めとなっています。

一方、「思想」「文学」「芸術」は出題されない試験区分も多いので、各自治体の傾向を把握しておき、効率的に学習する必要があります

生物や地学など、中学・高校で学習した内容が出題されます。

問題の形式は3つあり、正誤問題、計算問題、図表問題があります。

ヤット

出題数が少ないので私は捨てていました。

論作文試験

公務員は業務で文章を書く機会が多いため、様々な場面で正しい文章を書く能力が求められます

与えられたテーマに沿って、自分の考えや知識を論理的に述べなければなりません。

論作文試験は、学歴区分によって難易度が変わってくるので注意してください。

【大卒区分の場合】
テーマは、消防行政に関する課題など、事前に時事的な知識がないと解けない場合が多い。
難易度は高め。
例:都民が東京消防庁に期待することをあげ、その期待に応えるために東京消防庁が行うべき施策についてあなたの考えを述べよ。 (令和6年度東京消防庁<Ⅰ類>採用試験より)

【高卒区分の場合】
ーマは、自分に関することが多く、自分の経験や考えを述べることが多い。
難易度は低め。
例:あなたが感じる東京消防庁の魅力と、消防職員としてどのように成長し ていきたいかについて述べよ。(令和6年度東京消防庁<Ⅲ類>採用試験より)

適性試験、適性検査

適性試験は簡単な計算問題や分類問題が出題されます。

いかに早く解けるかが重要で、問題の処理能力の速さを測るものになっていますね。

一方、適性検査は公務員としての適性を見抜くために実施される検査で、深層心理を探る質問に素直に答えていく検査です。

適性試験と適性検査は全然違う試験になります。
適性試験は専門の対策が必要ですが、適性検査に特別な対策は必要ありません。

体力試験

体力試験は公安系(消防士や自衛隊など)公務員特有の試験ですね。

職務遂行に必要な体力を有しているかどうかを確認するための試験です。

【主な種目】

  • 立ち幅跳び
  • 反復横跳び
  • 上体起こし
  • 腕立て伏せ
  • 握力
  • 持久走
  • 長座体前屈

自治体によって実施される種目は異なります。

ヤット

体力試験では受験生同士で大きな差が出ることはありません。

体力試験については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>消防士体力試験で落ちない対策法!元消防士が教える合格術:種目別対策、重要度、注意点を徹底解説

面接試験

公務員として適性があるか、また情熱があるかなどを確認するために実施されます。

面接官の意図をしっかりと汲(く)み取って面接官が求めている答えを返さなければなりません

面接試験には以下の種類があります。

【面接の種類】

  • 個別面接
  • 集団面接
  • 集団討論

面接の種類によって異なる対策が必要です。

身体検査

身体検査は試験とは異なりますが、事前に決められた基準をクリアできなければ、他の試験で合格していても内定をもらうことができません。

具体的には、下記の検査が実施されます。

【身体検査の内容】

  • 身長
  • 体重
  • 視力
  • 聴力
  • 心電図
  • 肺活量
  • 色覚

特別な対策は必要なく、普通に生活を送っていればクリアできる基準です。

採用試験の流れ

防士の採用試験は、大まかな流れがあります。例えば、1次試験の中に筆記試験と論作文試験が実施されるなどです。

試験の順番によって対策方法が大きく異なります。

試験の流れ【よくある例】

消防士 採用試験

試験は1次試験から3次試験まで実施されることが多いです。

1次試験

1次試験では主に筆記試験が実施されます。

【1次試験で実施】

  • 教養択一試験
  • 適性試験
  • 論作文試験
  • 適性検査

2次試験

2次試験は1次試験に合格した受験生のみが受験することができます

【2次試験で実施】

  • 体力試験
  • 身体検査

3次試験

3次試験は面接が実施されることが多いですね。

ちなみに、体力試験で不合格になることは極めて稀で、そこまで心配する必要はありません。

【3次試験で実施】

  • 個別面接
  • 身体検査(自治体によって異なる)

紹介した大まかな流れは、あくまで1つの例となります。
地方の消防本部の中には、1次試験から体力試験を実施する場合もあります。

試験の内容や順番は場所によって異なる

基本的には、全国の消防本部で実施される試験の流れは一緒ですが、実際には細かい部分で異なってくることがありますね。

理由としては、各消防本部で受験生に求めていることが違うためです

例えば、体力を重視している消防本部では1次試験から体力試験を実施する場合もあります。

また、多くの受験生に受験してもらうために、教養試験を廃止し適性試験に切り替えていることもあります。

ヤット

試験内容は自治体によって異なるので、複数受験するのであれば注意してください。

受験資格や条件【場合によっては受験できないこともあります】

試験内容や流れを把握すれば、自分が採用試験を受験できるかどうか調べておきましょう。

仮に、内定をもらった後に、受験資格を満たさない場合は、内定取消という重い処分が下されることもあります

受験の条件

受験資格は主に3つ。

  • 学歴
  • 年齢
  • 身体
  • その他

学歴

学歴は、大学を卒業していなければ受験できないパターンです。

神戸市消防局では、大学卒業区分と短大・高卒区分が明確に分けられています。

消防士 採用試験 内容
引用:神戸市

上記は令和6年度神戸市消防局の採用試験で、大卒区分の場合は、大学卒業または卒業見込みでなければ受験できません。

一方、大学卒業区分でも受験できる場合もあります。

ヤット

私は大卒ではありませんが、大卒区分に合格したことがあります。

年齢

消防士の採用試験では、18歳から35歳であれば受験できる場所が多くあります。

近年では、大学を卒業していなくても年齢が条件に満たしていれば、大卒区分を受験することも可能です。

  • 学歴区分:大卒区分(大学卒業程度の学歴を有すること)
  • 年齢:22歳〜29歳

上記の場合は、22歳から29歳の年齢であれば誰でも受験することができます。

ヤット

大事なのは「大学卒業程度の学歴を有すること」という文言ですね。

このような記載があるときは、年齢条件さえクリアしていれば受験できます。

18歳から21歳までは、高卒区分に該当しますが、高校を卒業していない場合でも受験することができます。
つまり中卒であっても、消防士になることができます。

身体

身体条件は厳格に決められています。

東京消防庁では以下のような条件があります。

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項目内容(目安)
視覚矯正視力で0.7以上、片目で0.3以上
色覚石原式色覚検査、色彩識別検査を実施
聴力鈍音聴力検査を実施
その他尿検査、X検査など

仮に異常が見つかっても、再検査など対応してくれます。

資格

資格条件は、限られた受験生のみに関係してきます。

例えば、消防ヘリコプターの操縦士や消防艇の操縦士などですね。

一般の消防士の採用試験とは異なる区分で試験が実施され、受験時に資格を確認されることになります。

ヤット

普通の受験生は気にする必要がありません。

難易度や倍率

消防士の採用試験の難易度は高めで、平均的には倍率が10倍から30倍となっていますね。

下記は各自治体の倍率を表にしたものです。

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自治体名受験者数1次合格者最終合格者合格率
神戸市消防局(大卒・総合・4月採用)109名69名17名15.5%
東京消防庁(Ⅰ類一回目・教養方式)2,376名965名428名18.0%
大阪市消防局(男性・消防吏員A)295名83名62名21.0%
名古屋市消防局305名230名105名34.4%
横浜市消防局339名139名60名17.7%

面接の重要性が増している

最近の傾向として、筆記試験の難易度を下げ、面接試験で受験生を厳選しています

以前は、筆記試験の難易度が高く2次試験に進める受験生が少なかったため、申込者も相対的に減ってしまうという現象が起きていました。

消防本部としては良い人材に多く集まってほしいため、教養試験を廃止しSPIを採用したり、1次試験の段階で面接試験を実施するような自治体も増えてきています。

ただ、面接試験の難易度は上がっており、結果的には全体の難易度は例年通りという感じですね。

ヤット

面接の重要度は昔から重要視されています。

基本的には倍率を気にしない

結論から言うと、倍率は気にしなくて良いです。

なぜなら、倍率は外的要因であり自分ではコントロールできないものだからです。

倍率を気にするくらいなら、1問でも多くの問題を解き、1回でも多くの腕立てができるようになってください

採用試験の日程

全国の消防本部には、毎年決まった日程で試験が実施されています。

本章では、東京消防庁、政令指定都市、他自治体に分けて日程の解説していきます。

東京消防庁

【東京消防庁の試験日程】

  • Ⅰ類(大卒)1回目:6月3週目
  • Ⅰ類(大卒)2回目:9月3週目
  • Ⅲ類(高卒):9月3週目
ヤット

Ⅱ類(10月採用)は廃止されてしまいました

政令指定都市

【政令指定都市の試験日程】

  • 政令市(大卒):6月4週目
  • 政令市(高卒):9月3週目

その他自治体

【その他自治体の試験日程】

  • 市役所消防(大卒・A日程):6月4週目
  • 市役所消防(大卒・B日程):7月3週目
  • 市役所消防(大卒・C日程):9月4週目
  • 市役所消防(高卒):9月4週目

採用試験の対策方法

何も考えず対策に動き出すと、必ずどこかで歯車が狂ってきます。

対策を始める前に、何が必要なのか考えていきましょう。

就職希望先はどこなのか

就職したい場所が東京消防庁なのか、政令指定都市の消防なのかでも、対策する内容は大きく異なってきます。

例えば、東京消防庁を目指すのであれば下記のような対策が必要になるでしょう。

  • 筆記試験:SPI方式を選択、SPIの試験に慣れるために3ヶ月は問題集を解きまくる
  • 論作文:1,200文字近く書く必要があるため、長文を書く練習をする
  • 面接試験:大きな会場でブースで区切って行われるため、面接官に声が届くように意識する

こんな感じですね。

ヤット

希望する自治体によって、対策方法を決めていきましょう。

自分の学力はどうなのか

学力の差でも対策すべきことが変わります。

公務員模試で7割以上の得点ができるのであれば、得点を落とさないよに維持する学習方法になりますよね。

しかし、模試で5割しか得点できていないのであれば、他の人以上に様々な対策が必要になってきます。

予備校を利用する

最短で消防士の試験に合格したいのであれば、予備校は利用した方が良いです。

お金はかかりますが、プロの講師に教えてもらえる整った環境は自分では作り出せません。

ヤット

私自身は、独学で消防士の採用試験に挑戦し何度も不合格になった経験があります

特に社会人は、現役生に比べて対策に割ける時間が限られているため、最短で合格を目指すべきです。

予備校については下記の記事で詳しく解説しています。

>>【元消防士が厳選】消防士を目指す人におすすめの予備校4選!絶対に失敗しない予備校選びのコツを解説

どれくらいの勉強時間が必要なのか?【結論:最低でも半年以上】

最低でも半年以上はかかります。

基本的には1年以上をかけて、合格を目指す計画を立てておきましょう。

ヤット

私は1年以上前から対策を始めていました。

初心者が公務員試験の内定を勝ち取るためには、1,000時間〜1,500程度必要です

1,000時間を1年で消化しようとすると、1日2時間程度の勉強が必要となりますね。

学力が低いのであれば、対策時間はどんどん増えていきます。

対策のスタート時期は絶対早めにすべきです。
なぜなら、消防士の試験内容は多岐に及び、対策に時間がかかるためです。
早めに始れば、後からいくらでも調整することができますよ。
逆はありません。対策時期が遅くなればなるほど、調整は難しくなってきます。

消防士に向いている人の特徴

消防士になりたい人は多くいますが、全員が希望通りに就職できるわけではありません。

面接試験までに、採用側が求めている人物像に近づけていく必要があります

私が10年間の消防士生活で感じた、消防士に向いている人の特徴を紹介します。

人との繋がりを大切にできるか

消防士は極限の状態の中、災害現場で戦っていかなければなりません。

だからこそ1人で達成できる仕事は皆無で、チームワークや相手を思いやる気持ちが大変重要です。

チームワークを重んじ、チーム全員で問題を解決できる人材は重宝されます。

根性や持続力があるか

近年、根性論が疎ましく思われがちですが、はっきり言います。

根性がない人間は消防士になることはできません

そもそも、体力や精神が追い詰められた状況で一般人を救助しなければならないのです。

すぐに心が折れるような人間に消防士が務まるはずがありません。

また、消防士として一人前になるためには訓練や勉強など一生続きます

ヤット

消防士は「こんなもんでいいや」と思った時点で終わりなので、持続的に努力する力が必要ですね。

人を救いたい気持ちがあるか

消防士ほど、国民の生活に密着し人命救助の仕事をしている職業はありません。

そんな唯一無二の仕事だからこそ、人を救いたいという気持ちが人一倍求められます。

救命技術や救助技術を身につけていくためには、人を救いたいという気持ちがなければ実現できません。

消防士になれない人の特徴

私は、消防士として10年間働いてきましたが、同時に多くの受験生も見てきました。

その中で、消防士になれない人の特徴をまとめてみました。

他責思考の人

なんでもかんでも、他の人や物事のせいにする人は、まず消防士になれません。

大切なのは自分がどうなのか、です。

模試の得点が悪かったなら、冷静に分析し自分の弱点を見つけ改善していけば良いのです。

他責思考の人は、問題の質が悪いだの、試験会場の環境が悪いだの言いますね。

そんな人は筆記試験に合格できても、確実に面接で落とされます。

ヤット

他責思考の人は絶対合格できません。

モチベーションを理由にする人

よく勉強を早く始めすぎると、モチベーションが上がらないなどの意見がみられます。

私から言わせれば、甘えにしか聞こえません

そもそも、人を救うという超特殊で選ばれし者しか働けない仕事に、モチベーションなど関係ありません。

モチベーションを理由に勉強をやめてしまう人は確実に不合格になります。

継続力がない人

試験勉強は一朝一夕で得点が上がっていくものではありません。

そのため、1日1日を大切にし日々努力を積み重ねていく必要があります

少し成績が上がらないからといって、勉強をやめてしまう人は一生消防士の試験に合格することはできません。

成績が上がらなくても、地道に努力を続けていけばいつか必ず報われる時がきます。

ヤット

私は第一希望の自治体に8度不合格になりましたが、最終的には内定をもらいました。

まとめ:試験内容は多くて大変!早めの対策を意識しよう!

最後は厳しいことを言いましたが、消防士の試験内容は幅広く対策に時間がかかります。

自分が受験する自治体の試験内容は、必ず事前に把握するようにしてください。

試験内容を把握するところから、試験対策は始まります。

学力や体力に自信がなくても問題ありません。

誰でも長い時間をかけて対策をすれば消防士になることができます。

具体的な対策については、下記の記事を参考にしてください。

>>消防士採用試験の勉強方法と注意点を元消防士が徹底解説

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