こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。
公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

こんな疑問を解決できる記事になっています。
本記事の内容
- どんな人に向いてる?
- メリット・デメリット
- 資料の中身
今回は、色々なサイトで紹介されているクレアールの資料請求の中身について、レビューしてみました。
僕自身は、政令指定都市の消防士として10年間勤務した経験があります。
その過程で、幾つもの公務員系学校を活用してきました。
その経験則からクレアールの資料の中身を徹底的に解説しています。
資料請求について疑問がある方はどうぞご覧ください。
もくじ
資料請求の経緯
他の公務員系サイトでも「クレアール公務員講座」の資料請求をすすめる記事が見受けられますが、どれも表面的な内容ばかり。
ということで、公務員系学校や勉強歴が豊富にある当サイトがレビューすることになりました。
ちなみに、クレアール公務員講座自体も僕はおすすめしません。
サービス内容などを考えると微妙なんですよね。

ちなみに、公務員系学校について比較していく記事があるので良かったら参考にしてください。
>>【2022最新】公務員予備校の費用まとめ【予備校を7社を徹底比較・費用を抑える方法〇〇】
資料の内容は初学者にちょうど良い内容だった
結論から言うと、資料の内容は初学者向け。
つまりある程度、公務員試験について知識がある人には向いていませんね。
そもそも、クレアール公務員講座の資料請求の主なターゲットが初学者です。
要は、公務員になりたいけど右も左もわかりません状態の人なんですよね。
例えば、
- どうやったら公務員になれる?
- 試験の内容は?
- 何歳まで受験できる?
- 資格は必要なの?
- そもそもどんな対策が必要なの?
などなど。
とにかく「公務員について教えてくれ!」と言う疑問を解決してくれる内容。
初学者にちょうど良い情報量
ぶっちゃけ、資料の内容は薄いです。
でも、それが良い。
なぜなら、初学者は学ぶべきことが多すぎて頭がパンクしてしまう可能性があるためです。
公務員になろうと思えば、まずは試験制度や公務員の仕組みなどを理解しておく必要があるため、最初から深く知ろうとすると時間を割いてしまいます。
クレアールの資料は絶妙に浅く広く公務員の情報を掲載しているので、これから対策を始める人にとっては適している資料と言えるでしょう。
クレアールの資料を一通り読めば、公務員の全体像を把握することができ、これからの行動がスムーズになります。
公務員に興味がある人は資料請求しておいて損はありません。

資料の中身
さて、皆さんが一番知りたい部分ですよね。
著作権の関係もあるので詳細は掲載できませんが、大まかな部分は問題ないので写真も交えつつ解説していきます。
まず資料の主な内容は以下のとおり。
- 公務員受験の攻略法や面接対策
- 公務員試験実施スケジュール
- 公務員の様々な職種と受験パターン
- 内定までの流れと試験内容
- 公務員の受験先別試験概要
- 公務員試験学習のポイント
- 合格者が語る学習アドバイス
こんな感じですね。
内容だけ見れば、相当な情報量が掲載されていそうですが、何度も言うように内容自体は薄いです。
公務員に関する解説
こちらの冊子は、公務員講座のコース紹介になっています。
ちなみに、この冊子の前半のページで公務員に関する情報が掲載しされていますよ。

コースの紹介
ページの始めは公務員のやりがいから。
公務員の魅力を知った上で知識を深めていく流れですね。

公務員のやりがいなどの説明
次は公務員の種類などについて。
このページで国家公務員や地方公務員についての違いなどが学べます。

公務員の種類などの説明
試験は職種によってバラバラ。
そのため、この冊子でも試験の種類などについて解説しています。

試験の説明
公務員は行政系や公安系などに分かれています。
また、新しタイプの試験についても触れていましたね。

行政系公務員の説明
次は、試験の流れや内容の詳細について。

試験の流れなど
合格体験記なども掲載されているにも嬉しいですよね。

合格体験記一覧
ここまで読めば、公務員の仕事内容や採用試験について、おおよそのことがわかるようになっています。
全てのページを掲載している訳ではないですが、大体上記のような流れに内容になっています。

自社商品の紹介
ここからはクレアールの宣伝のための冊子になります。
クレアール公務員講座を受講予定でなければ、全く意味がない資料ですね。

割引券
こちらの冊子は、オンラインの配信表が掲載されている資料です。

オンライン講座の予定表
こちらもコース紹介に関する冊子ですが「10月」の記載があります。
恐らく資料請求した時期によって変更しているのかもしれませんね。

コース紹介をした冊子
こちらは、web通信がどのようなものなのかを説明した冊子。

web通信の内容

冊子の見方など
まだ冊子が入っていましたが、多すぎるのでこの辺にしておきます。
資料の構成について【読むべき資料は1冊だけ】
まー結論から言うと、ほぼクレアールの宣伝です。
無料で請求できる資料な訳ですから、クレアールにとって何の利益にもつながりません。
資料の構成割合で言うと、
- 公務員に関する有益な情報:2割
- クレアールの宣伝資料:8割
こんな感じの構成割合です。
そのため、全部公務員試験の情報だと思って資料請求すると、期待外れになりますね。
クレアールの狙いとしては、公務員について学んでもらってその後に公務員講座の申し込みに繋げたい訳です。
そのため、講座の紹介などの資料が多く同封されているということ。
どの資料を読むべき?
公務員試験情報だけ知りたいのであれば、

公務員情報が掲載されている冊子
この資料だけ見ておけば十分です。
この資料に公務員に関する情報が集約されているため、十分に公務員に関して知識を深めることができます。
商品紹介の冊子はどう活かす?
商品紹介の冊子はあくまで、クレアールの商品を紹介しているだけ。
公務員に関する有益な情報はそこまで掲載されていません。
しかし、全く意味がない訳でもありません。
今後、予備校を選ぶ際の比較資料になりますね。
ネットに掲載されているだけの情報の場合、意外と情報が網羅されていない場合があります。
そのため、資料請求した際の情報の方が情報を整理しやすく、大切な情報を見逃すようなことがなくなります。
すぐに捨ててしまうのは勿体無いので、少しの間どこかに保管しておけば良きです。
ちなみに、比較以外には役に立たないので必要なくなれば古紙回収に回してください。

資料請求のメリット・デメリット
簡単にメリットとデメリットについてまとめて見ました。
参考にしてください。
メリット
一番のメリットは、初学者が公務員についての全体像を把握できることですね。
クレアールの資料は宣伝資料が多めですが、公務員に関する情報の質は高いと言えます。
僕自身は、公務員試験に10年以上携わってきて何度も資料請求してきました。
その中でも、クレアールの公務員情報は非常にまとまっており、初学者に優しい作り。
資料構成に関しては、
- 公務員の魅力ややりがい
- 公務員の種類や職種
- 試験内容
- 試験の流れ
と言う流れになっており、非常に考えれられた作りになっています。
「いや、もう公務員に関する情報が多すぎて訳がわからないです!」
なんて人は、この資料さえ目を通しておけば大丈夫です。
デメリット
個人情報がクレアール側に渡ってしまうことが唯一のデメリットでしょう。
資料請求の特性上、必ず氏名や住所入力が必要となってしまいます。
個人情報が渡ってしまうことで考えられることは「勧誘」。
要は「クレアールの講座を受講しませんか?」といった勧誘ですね。
クレアールの資料請求の場合、メールアドレスまで入力する必要があり、自身のアドレス宛に勧誘メールが届いてしまう可能性があります。
メールで何回も勧誘メールがくると本当に迷惑ですが、クレアールの場合はその心配もないみたいです。
実はクレアールは資料を送付したあとは、全く勧誘を行っていないそう。
これは僕の仲間から聞いた情報や、他の情報を調べてもしつこい勧誘の情報は一切ありません。
恐らくですが、クレアールは「資料を見て心が響いた人だけ講座に申し込んでくれたら良い」と考えているのかもしれません。
もし仮に勧誘メールが届いても、ブロックすれば済む話なのでそこまで深刻でもありませんね。
資料請求方法:5分で完了
最後に資料請求の方法を解説しますね。
まずは、クレアールの公式ホームページを開きましょう。
公務員のボタンをクリックします。
画面の右側に「資料請求」のボタンがあるのでクリック。
画面が下記のように変わるので、下にスクロールしてください。
スクロールしていくと、住所などを入力する場所があります。
必須の部分だけ埋めるようにしてください。

住所の入力が完了すれば、自分が欲しい資料を選択します。
最後に、個人情報の承諾などのチェクを入れて「確認画面へ」をクリック。
ページが変わり、最後に申し込みボタンを押すと全ての作業が完了です。
完了メールが送られてくるので念の為、チェックしておいてください。
ホームページを開くのが面倒だという人は下記のボタンをクリックしてください。
すぐに申し込みページに飛ぶことができます。
迷ったら資料請求してみよう
とりあえず、初学者で公務員に関する情報が知りたければ資料請求してみましょう。
そもそも、無料なので痛くも痒くもありません。
そう、受験生に全く痛手はないんですよね。
また、他の公務員系学校に行くと勧誘を受ける可能性がめんどくさい。
そんな時にクレアールの資料請求を利用すると、なんのリスクもなく公務員試験の有益な情報を手に入れることができます。
言い方を変えればクレアールをうまく利用すればいい。
公務員試験は知っているか知っていないかで受験生の成長度合いが大きく変わってしまいます。
ぜひ、この機会にクレアールの資料請求を活用しますましょう!