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公安職

警察官になるには?【警察学校の卒業が絶対条件】

警察官になるためには警察学校

 

警察学校ってどんな学校ですか?
悩んでいる人

 

こんな疑問を解決できる記事を書きました!

 

警察学校は、一人前の警察官になるために全員が通る道です。

しかし、警察官を目指す受験生は採用試験に必死で、警察学校について知る余裕がないですよね。

この記事では、

  • 警察学校で学ぶこと
  • 施設
  • よくある質問

などについて解説しています。

警察官の採用試験において実施される面接試験でも、警察学校絡みの質問が多数あります。

少しでも警察学校の知識があれば、面接などでも活用できますよ。

 

警察官の全体像については、警察官の全て【仕事・採用試験の内容と採用されるためのポイント】を参考にしてください。

 

警察官になる流れ

 

警察官になるためには、2つの壁を乗り越えなければなりません。

それが、

  • 警察官採用試験
  • 警察学校

この2つですね。

警察官なるには警察学校

 

事務職などの場合、公務員試験に合格するとすぐに現場に出ていきます。

しかし、警察官の場合は事務職とは異なります。

特別な学校に入校しなければなりません。

 

この警察学校を卒業できなければ、警察官とは認められず最悪の場合、退職することも。

 

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警察学校ってどんな学校?

 

警察学校は、簡単にいうと「一人前の警察官になるための基礎を身に付ける」学校のこと。

受験生は、警察学校の寮で生活しながら警察官としての基礎を学んでいきます。

警察官としての知識や技術を身に付けると同時に、同期と協力しながら課題を乗り越えていくことで、人としての成長にもつながります。

 

警察学校のような学校は公務員にはいくつかあります。

消防官であれば、消防学校。

海上保安官であれば、海上保安学校。

 

この中でも警察学校の厳しさは頭1つ抜けており、毎年多くの学生が耐えきれず途中で辞めてしまうこともありますね。

 

警察学校は、各都道府県に設置されています。

東京都の場合は、警視庁警察学校と呼ばれています。

 

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警察学校の施設

 

警察学校は、警察官を育成するための施設が整備されています。

細かな違いはあるものの、基本的に全国の警察学校の作りは同じです。

 

本館

座学を行う教場(教室)、講堂、図書室などがある。

入校生を指導する教官などが常駐しているため、入校生は近づきたがらない。

 

武道館・体育館

武道館では、柔道、剣道、逮捕術などの授業が行なわれる。

体育館にはトラックや様々な器具があり、主に体力づくりを行うためのもの。

 

グラウンド

グラウンドでは、集団行動の練習、警備訓練、バイク実習などを行う。

有名なものは、重い盾を持ちながら延々走らされる訓練がある。

 

食堂など

食堂、売店、談話スペース、大浴場、理髪店、クリーニング店がある(都道府県によって異なる)。

食堂では、警察官に必要な「心と体づくり」のための、栄養バランスやカロリー計算がなされた料理を食べることができる。

警察学校に入校して、健康的になる学生も居るほど規則正しい生活をする。

 

学生寮

コミュニティスペースや、クラブ活動に使う談話室、自習室、シャワールームなどがある。

同期で一緒に生活することによって、警察官としての基礎を身に付けるだけでなく、絆を深めていくことにもなる。

 

ヤット
基本的には、学校で生活できるものは全て揃っています!

 

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警察学校で学ぶこと

 

警察学校では主に6つのことを学びます。

 

座学

 

警察官は一般人に職務質問などをする際には、必ず法律に基づいて行っています。

そのため、憲法や各種法律に精通していることが必須。

実際に発生した事例なども座学で学ぶこともあります。

また、外部の講師を招いて講義を受けるなど幅広い知識を身に付けますね。

 

実習

 

実習では事件・事故現場での、

  • 対応方法
  • 書類作成方法
  • 写真撮影方法
  • 指紋・足痕跡採取

などの鑑識技術を学びます。

 

実技(逮捕術)

 

逮捕術は、現場で犯人が暴れている時などに安全に制圧する技術のこと。

警察官は一般人と違い、迅速かつ確実に犯人を制圧する必要があります。

いざという時に必ず必要なものですね。

 

実技(柔道・剣道)

 

警察学校では必ず柔道か剣道を学ばなければなりません。

経験がない場合でも、教官や有段者の講師から適切な指導を受けることができるので、卒業までに初段を取得することが可能です。

 

体力測定

 

実技などで日頃から体力の向上を図り、定期的に体力測定を実施しています。

自分の体力が入校時から向上しているか把握することができます。

 

二輪操作

 

警察学校内のグラウンドを使って、様々な交通状況を想定したバイクの運転方法を学びます。

警察学校を卒業すれば、交番勤務となり日常的に二輪バイク(スーパーカブ)を運転するため。

 

ヤット
上記の内容を中心に1年以上に渡り知識や技術を習得していきます!

 

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よくある質問

 

公務員試験道場にも、警察学校に関する質問が多く寄せられます。

特に多い質問を紹介しますね。

参考にしてください。

 

Q、警察学校には全員入校する必要がありますか?

 

全員が入校する必要があります。

警察学校では、警察官になるための知識・技術・体力を身に付けるために入校することになります。

例外はありません。

 

Q、警察学校にはいつ入校しますか?

 

4月か10月になります。

この時期は、採用時期や都道府県によって異なりますね。

 

Q、どれくらいの期間入校するのですか?

 

大卒の場合は6ヶ月。

その他は10ヶ月という長期間に渡って、警察学校に入校します。

 

Q、外出はできますか?

 

届出をすれば可能です。

警察学校は平日のみで休日は休みになりますね。

休日に外出することができます。

 

Q、髪型や服装の指定はありますか?

 

警察官としてふさわしい、身だしなみが求められます。

髪型は、訓練や現場で邪魔にならないように整える必要がありますね。

一昔前は、男性は坊主にしていましたが、現在では禁止されている都道府県が多いようです。

 

ヤット
坊主は「一般人に威圧感を与えてしまう」から禁止らしいですよ!

 

Q、警察学校の今日は厳しいですか?

 

めちゃくちゃ厳しいですね。

はっきり言って、消防学校の教官なんかよりもよっぽど厳しいです。

 

現場に出れば凶悪犯などを相手にするために、やはり警察学校で厳しく指導しないと通用しないんですよね。

 

教官は怖いですが、卒業の時には強固な絆が生まれていることが多いですね。

 

Q、学生時代に運動していなかったのですが、通用しますか?

 

心配要りません。

採用試験を突破するくらいの運動能力があれば十分に通用します。

警察学校の授業でも体力向上の時間が確保されています。

 

ヤット
疑問に思ったことは直接、都道府県警察に聞いても良いですね!

 

警察学校に行くためには、まず採用試験を突破しなければなりません。

対策方法については、下記の記事を参考にしてください。

>>地方公務員になるための勉強方法【元地方公務員が徹底解説】

 

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