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地方公務員

【地方公務員】上級試験の難易度ってどれくらい?【結論:気にするな!】

 

「地方公務員上級の難易度ってどれくらいなの?」

「そもそもどうやって難易度が決まるのか知らない・・・」

 

こんな疑問を解決できる記事になっています!

 

地方上級試験は地方公務員の中では、最難関。

国家系の試験にも匹敵する難しさを誇っています。

 

ただ、レベルが高いかと言うとそうでもありません。

なぜなら、受験する場所や、職種によっても異なり外的要因に左右されやすいから。

 

この記事では難易度の決まり方や、職種による難易度などを詳しく解説していきます。

 

この記事を読んでいただければ、地方上級公務員の難易度が把握できるだけでなく、難易度に対する漠然とした不安が解消されます。

 

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【地方公務員】上級試験の難易度

 

地方公務員の上級試験と呼ばれる試験は、地方公務員の中で最難関の試験です。

上級試験はよく大卒区分と呼ばれています。

ちなみに、

  • 上級=大卒
  • 中級=短大・専門卒
  • 初級=高卒

に区分されています。

公務員高卒難易度

難易度は上記のようなイメージを持っておいてください。

 

地方上級という名称は自治体によっても、呼ばれ方が様々で「Ⅰ種」「Ⅰ類」「上級職」などと呼ばれています。

 

呼び方が違うけど、全部同じだからね!

 

受験資格

 

上級試験を受験しようかと思っているあなた、こんな勘違いをしていませんか?

「大学を卒業していないと受験できないのか・・・」

 

これは大きな間違い。

実は、大学を卒業していなくても受験できちゃうんです。

詳しく解説していきますね!

 

上級試験(大卒区分)は大学卒業のことを指しているのではなく、大学卒業程度の学力を有することを指しています。

つまり、大学卒業程度の学力を有していれば誰でも受験が可能。

 

上級試験に限らず、公務員試験の資格要件は年齢であることが多いですね。

上級試験を受験する場合は、22歳以上となっています。

また、大学卒業または卒業見込みでも受験できますよ。

 

年齢の上限としては、30歳〜35歳までが上級試験の対象となっていることが多いですね。

 

参考

地方自治体の上級試験の中では、受験資格として学歴要件としている自治体もあるので注意が必要。

そのため、大学を卒業しているか見込みでなければ受験できません。

具体的には神戸市などは、上級試験は大学卒業が要件となっています。

 

【地方公務員】職種別でみる上級試験の難易度

 

職種別で難易度を見ていきましょう。

代表的な地方自治体を幾つかピックアップして、簡単に表にしています。

参考にしてみてください。

 

以下は、令和3年度に実施された試験の結果です。

職種名採用予定者数申込者数1次試験受験者数1次試験合格者数2次試験合格者数最終合格者数最終倍率
東京都Ⅰ類B(行政・一般方式)852,3131,50725224511013.7
東京都Ⅰ類B(行政・新方式)2561644383723114.3
大阪府(大卒程度:22-25)1452,1968997265851815.0
大阪府(社会人等:26-34)908484943242961064.7
福岡県Ⅰ類(行政)4757138694557.0
特別区Ⅰ類(行政)87411,4499,0144,0983,0061,8814.8
大阪市(事務行政:22-25)2451,9241,1954203853024.0
大阪市(事務行政:26-34)701,0717001591541007.0
福岡市(上級・行政一般)468394959079539.3

※スマホの場合は右にスクロールすることができます。

※出典:各自治体の公式ページより

 

公務員試験の採用予定者数に関しては、年度によって変化していきます。

例えば、令和3年度の東京都Ⅰ類Bの試験では採用予定者数を従来よりも大きく減らしたため、倍率が急激に上がりました。

 

一方、翌年の令和4年度の採用予定者数は一般方式が360人、新方式が105人と増加していますね。

 

また、京都市消防職員上級の試験では令和3年度から10月採用枠がなくなり、社会人枠で受験していた受験生が4月採用に流れるといったようなことも頻繁に起こります。

 

コロナ禍などによる大きな外的要因が関係しない限り、受験者数が急激に上下することはありません。

倍率などの変動は、採用予定者数が大きく関わってきます。

 

特に規模の小さい自治体などでは、採用予定者数が「若干名」の試験があり、自然と倍率が上がってしまいます。

 

ヤット
年度によっては、採用試験が無い自治体もあります!

 

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【地方公務員】上級試験の内容

 

地方公務員の上級試験は、自治体によって様々です。

自分が志望する自治体の試験内容をチェックすることは必須になってきますよ!

 

筆記試験

 

まずは筆記試験の科目から確認していきましょう。

筆記試験では、一般教養試験と専門試験に分けられます。

自治体によっては、教養試験のみ実施するところもあります。

 

分野詳細
一般教養試験一般知能数的処理、文章理解(現代文、英文)
一般知識人文科学、自然科学、社会科学、時事など
専門試験法律系憲法、民法、行政法、労働法、刑法
行政系ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学
経済系政治学、行政学、社会学

※スマホの場合は右にスクロールすることができます。

 

教養試験のみの筆記試験であえば、学習する範囲が少なくなるため難易度は下がりますね。

一方、専門試験が出題される試験であれば、学習範囲も膨大になるため難易度は上がります。

 

筆記試験の内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>一般教養試験の全体像と対策【具体的な勉強方法】

>>専門試験の科目一覧と勉強方法【優先順位が合格の鍵】

 

面接試験・論文試験

 

公務員は、人物試験として面接試験が全ての自治体で実施されます。

面接の種類は、

  • 個別面接
  • 集団面接
  • 集団討論
  • プレゼン面接

などがあります。

この4種類から組み合わせたり、1種類のみ実施されたりと様々。

 

近年、筆記試験よりも面接試験を重視している自治体が増加しています。

理由としては、コロナ禍などで複雑化する社会に対応するため、より優れた人物を採用したいという自治体側の思惑があるでしょう。

 

面接試験については、こちらの記事で詳しく解説してしています。

>>公務員の面接試験は3つのステップ進めよう【全体像とコツを紹介】

 

論文試験については、与えられたテーマについて自分なりの問題提起や解決策などを、論理的に述べる試験になります。

時間や文字数などは様々で、高卒などで採用されている論作文よりも難易度は高め。

 

特に起承転結や、最低限のマナーを守れていないと評価してもらえないため、確実な対策が必要となってきます。

 

論文試験に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

>>公務員の論文試験についてまとめてみた【これだけ知っておけば安心】

 

【地方公務員】上級試験の対策方法と考え方

 

地方上級試験の難易度は高め。

そのため、しっかりと対策をしていかないと合格を手にすることは難しいでしょう。

上級試験対策のコツをお伝えしていきます!

 

対策時期はいつから?

 

対策時期はとにかく早くスタートしましょう!

 

まず、地方上級試験を突破するためには最低でも1,000時間以上の時間が必要とされています。

しかし、この時間はあくまで目安。

 

1,000時間と聞くと「大したことないんじゃない?」と思われるかもしれません。

確かに1年で割ると1日3時間程度で済みます。

 

しかし、勉強や面接が苦手な人であれば、1,500時間以上必要になることも。

こういったことから、早めに対策をスタートすべき。

 

ネットでは「1年前からで十分」といったような意見を目にすることがありますが、公務員試験道場では全く同意できません。

 

仮にネット上の意見を間に受けて、1年前にスタートさせたとしても間に合わない受験生は多くいます。

それは、個々によって実力が様々なので当たり前です。

仮に全くの初心者から、対策をスタートさせるのであれば1年ではとてもじゃないですが、間に合いません。

少しでも良いので、積み重ねが大切なんです。

 

具体的な勉強方法

 

まず最初に決めないといけないのが、独学でいくのか公務員系の学校を活用するのかの2択です。

 

自力で合格する自信があるのであれば、公務員系学校を活用する必要は一切ありません。

しかし、そのような人は少ないでしょう。

 

独学は本当に大変で、初心者の場合には絶対おすすめしません。

僕自身は、独学も公務員系学校を活用した経験を持っています。

 

その経験から公務員系学校を活用した方が、公務員試験合格への道は近くなると断言できます

 

公務員系学校については下記の記事で詳しく解説しています。

>>公務員予備校の基礎知識と選び方のポイント【予備校経験者が徹底解説】

 

難易度に対する考え方:結論【気にしなくてOK】

 

難易度は確かに自分の対策材料の1つになるかも。

しかし、基本的に難易度を気にし過ぎることはおすすめしませんね。

 

まず、あなたの心に聞きたい。

本当にやりたい仕事ですか?

 

この質問に自信を持って「はい!」と答えられるのであれば、倍率なんか関係なく内定を勝ち取ることができます。

 

なぜならば、倍率とは外的要因であり自分では全くコントロールできないものなんですよね。

と言うことは、どれだけ気にしたところで自分には何もできない。

 

例えば、人事委員会が決めた採用予定人数を決めたりできないですよね?

 

だからこそ、本当に働きたいと思える試験ならば倍率なんか気にせず勉強するはず。

 

公務員試験道場では、受験生に対して本当に働きたい場所で働くように指導しています。

 

もちろん、職種に関係なく公務員になりたいといった方は、倍率を判断材料の1つにしても構いません。

 

実際に、低倍率狙いで合格した人もいるよ!

 

まとめ

 

地方公務員上級の難易度について気になる気持ちも十分に理解できます。

しかし、難易度を気にし過ぎるあまり勉強などに集中できないのであれば本末転倒です。

 

厳しい言い方をしますが、難易度で志望先が変わるようでは合格は難しいです。

地方公務員の上級試験に合格したいのであれば、倍率でなく自分がやるべき対策に集中しましょう。

 

今から対策をスタートさせれば、十分に間に合いますよ。

 

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