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公務員試験

高卒公務員の難易度ってどれくらい?【職種別で難易度ランキングにしてみた】

2022年10月17日

公務員高卒難易度

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

公務員試験の高卒の難易度を知りたいです。
悩んでいる人

 

こんなお疑問を解決できる記事になっています。

 

本記事の内容

  • 高卒区分の難易度
  • 高卒・国家公務員難易度ランキング
  • 最短で公務員になる方法

 

公務員試験の中でも高卒の難易度は低く、合格しやすくなっています。

そのため、学力に自信がない受験生は高卒での合格を目指しましょう。

 

しかし難易度は低いとはいえ、油断は禁物です。

コロナなどの影響もあり、公務員人気が高まっており簡単には合格できません。

 

本記事の筆者は、高卒での合格経験があり高卒区分に精通しています。

 

高卒で公務員試験の合格を目指す方は、本記事を参考にしつつ対策を進めてください。

 

【高卒公務員】年齢・学歴区分での難易度

 

公務員試験には必ず、年齢制限と学歴区分が設定されています。

難易度でよく比較されるのが、学歴区分です。

学歴区分は下記の3つです。

  • 大卒程度
  • 短大卒程度
  • 高卒程度

 

公務員高卒難易度

 

難易度は、高卒が一番簡単と言われています。

 

年齢区分がある理由

 

理由としては、下記のとおり。

  • 大卒者が高卒者の試験を受験できなくするため
  • 体力的な要因(公安職など)

 

実際に、大卒資格を隠して高卒区分の試験を受験した人が、懲戒免職になったということもありましたね。

そのため、年齢や学歴には細心の注意を払う必要があります。

 

年齢制限に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

>>地方公務員試験の年齢制限【全国の試験を年齢ごとに一覧表で解説】

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公務員試験年齢制限
公務員試験に年齢制限がある理由と上限年齢を一覧表にまとめてみた

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【高卒】国家公務員難易度ランキング

 

ここからは、高卒で就職する場合どの職種が難しいのかランキング形式で紹介していきます。

ここでは、単純に倍率で難易度を決めていますよ。

 

順位 職種 申込者数 最終合格者数 倍率
1位 国家一般職(社会人経験) 402 16 25.1倍
2位 皇宮護衛官 555 23 24.1倍
3位 気象大学校学生 418 32 13.1倍
4位 入国警備官 2,072 185 11.2倍
5位 航空保安大学校学生 663 106 6.3倍
5位 海上保安大学校学生 504 81 6.2倍
6位 海上保安学校学生 3,650 592 6.2倍
8位 海上保安学校学生(特別) 5,970 1,028 5.8倍
9位 税務職員 8,011 1,496 5.4倍
10位 刑務官 5,027 1,009 5.0倍
11位 国家一般職(高卒) 14,455 3,289 4.4倍

※スマホの場合は、左右にスクロールすることができます。

 

※出典:平成30年度国家公務員試験採用試験実施状況

 

高卒公務員の難易度は、どうやって決まる?

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難易度は、単純に倍率だけで測れるものではありません。

例えば、地方上級でマイナーと言われている自治体でも筆記試験の問題が難しいなどがあります。

 

また、僕が受験した神戸市職員採用試験では論作文のレベルが高いなど、職種によって様々です。

 

そのため、一般的に難易度が高いと言われている試験でも合格してしまう可能性は十分にあります。その逆も然りです。

 

結局、自分が志望する職種の情報などを細かく調べていかない限りは、本当の難易度は分かりません。

 

難易度を調べる際は、下記の項目を参考に調べてみてください。

  • 筆記試験
  • 論作文
  • 面接試験
  • 体力試験(公安職の場合)

 

難易度で志望先を決めてはいけない理由

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公務員試験道場では、公務員を目指す受験生に対して「難易度で志望先を決めないように」指導しています。

理由としては大きく2つあります。

  1. 就職してから後悔する
  2. そもそも合格できない

 

理由①:就職してから後悔する

 

倍率で就職先を選ぶと言うことは、自分ではどこまで就職したくない場所で働く可能性もあります。

 

自分の志望先の難易度が低ければ、最高なんですが・・・。

そんな簡単にはいきません。

 

倍率だけで選ぶと、

「え?なんか違う・・・」

「仕事きついな〜」

「もう辞めたい」

なんてことになりかねません。

 

なぜなら、本当に働きたい場所ではないから

倍率のような外的要因で志望先を選ぶと、必ずどこかで歯車が狂っていきます。

 

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ヤット
本気でなければ合格できません。

 

理由②:そもそも合格できない

 

本当に就職したい就職先でなければ、その気持ちが面接などで出てしまうんですよね。

つまり熱意がない状態です。

 

仮に運よく、筆記試験を突破したとしても面接試験では簡単に突破できません。

面接官は基本的に「この受験生と働きたいか」を基準に選びます。

 

熱意があるかないかは、受験生の醸し出す雰囲気や話の内容から一瞬で見抜かれてしまいます。

そのため大概の場合、不合格になってしまいます。

 

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ヤット
本当に働きたい志望先の試験を受験しましょう。

 

志望先の決め方【優先順位】

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難易度で志望先を決める方法はおすすめしていませんが、判断基準の1つではあります。

本章では、志望先の決め方の優先順位を解説していきます。

この優先順位を守っていただければ、後悔しない志望先選びができるようになりますよ。

  1. 本当に働きたい
  2. 場所で選ぶ
  3. 難易度で選ぶ

 

優先順位①:本当に働きたい

 

まずは、これが一番ですね。

僕であれば「消防士になりたい!」と言うのが、学生時代からの夢でした。

公務員を目指す理由は人それぞれに、働きたい職種があるはずです。

 

「ここで働きたい!」と言う気持ちから、志望先を選んでいきましょう。

 

優先順位②:場所で選ぶ

 

例えば「地元の東京都で働きたい」なんかが該当しますよね。

生まれ育った町で働きたいと言う気持ちはごく自然だと思います。

 

仮に、職種が決まっていなくても場所から公務員の職種を選ぶ人は意外といます。

最終的には「地元に貢献したい」と言う気持ちは同じな訳ですから、そこまで問題はないですよね。

 

実際に、僕の友人も地元で働きたいと言う思いから始まり警察官になりました。

 

優先順位③:難易度で選ぶ

 

難易度は最後の判断基準です。

例えば、学力が備わっていない状態で国家総合職(最難関試験)を受験するなど無謀でしかありません。

知識のある人から言わせれば「難易度的に無理だ」となる訳です。

 

自分の学力や人間力などを相対的に判断できるのであれば、難易度で選んでも良いかもしれません。

 

最短で高卒公務員になる方法

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高卒で公務員になる難易度は、学歴区分では一番下です。しかし、舐めていると一生かかっても合格することは難しいでしょう。

なぜなら、高卒だからと言って公務員試験の内容自体が少なくなるわけではありません。

 

内容は大卒区分と変わりませんし、対策するべきことも膨大にあります。

本章では、最短で高卒公務員になる方法を解説します。

 

現役高校生の場合

 

現役高校生の場合は、学業があるため公務員試験対策にかけられる時間が限られています。

そこで、的を絞って対策する必要があります。

 

独学で合格を目指す場合

 

独学の場合は、ある程度学力のある受験生が対象となります。

下記を意識して対策しましょう。

  • 筆記試験であれば、数的処理を学ぶ。
  • 正しい面接の知識を身につける

この2つです。

 

数的処理は出題数が多い上に、解法パターンを理解してしまえばどんな問題も解けてしまいます。

また、面接試験もしっかりとした知識があれば十分に突破することができます。

 

高卒の場合は、若さが最大のアピールポイントになるため、元気さがあれば合格する可能性が高くなります。

 

学内講座も活用しよう

現在では専門学校などが宣伝の一環で、学内講座や無料の講座を開催しています。

有名なところでは、立志舎や大原学園です。

 

既卒で高卒公務員になる場合

 

既卒の場合は、下記の3通りになります。

  1. 専門学校
  2. 予備校(通信講座)
  3. 独学

 

最もおすすめなのが、通信講座です。

通信講座は、無駄を省いて学費をおさえているため受験生の負担を軽減しています。

専門学校で有名な大原では、通信講座を展開しており校舎での学習も可能です。

 

その他にも質の高い通信講座が数多くあるので、一度調べる価値はあります。

通信講座などを比較した記事があるので、参考にしてください。

>>公務員通信講座・予備校おすすめ10選を元公務員が比較解説

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まとめ

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今回は、高卒区分の難易度について解説しました。

難易度につては、よく志望先の判断基準として用いられますが、ナンセンスです。

 

まずは、自分の本当の気持ちを最優先にして志望先を選んでいきましょう。

難易度は、判断基準の1つでそこまで心配する必要はないです。

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