「大学生は予備校に通うべきなの?」
「そもそも公務員予備校ってどんな学校?」
「おすすめの予備校はあるの?」
こんな疑問を解決できる記事になっています。
悩める大学生のあなた!
公務員を目指していて、全く不安が無ければ予備校に通う必要は全くありません。独学でも十分に合格できるでしょう。
しかし、少しでも不安があるのであれば予備校の選択を考えておくべき。
この記事では、
などを中心に解説しています。
この記事を書いた人
この記事を読んでいただき、予備校に通うべきかどうかの判断材料にしてください。
もくじ
大学生に公務員予備校は必要なの?
公務員試験に少しでも不安があるのであれば、予備校を活用しましょう。
一方、独学に自信がある人は予備校を活用する必要は一切ありません。
しかし、自信満々の受験生は中々居ないのではないでしょうか。
コロナ禍や経済不振などが影響し、高まる公務員人気。
年々、公務員になる難易度が上がっているのは確かです。
そんな中で、独学で公務員になるのは正直言ってハードルが高いですね。
公務員試験道場としては、時間的なロスを防ぐためにも公務員系学校(予備校含む)の活用をおすすめしています。
注意
これから解説する記事は、予備校への入校を迷っているOr興味がある方向けです!
そもそも予備校に興味がない人は、ここで記事を閉じて勉強していきましょう!
大学生が公務員予備校を選ぶ際のポイント
大学生は、高校生や社会人とちがい「大学」という学業があります。
予備校を選ぶ際は、大学生活を中心に考えていきましょう。
ポイント①:質の高い講義を受けることができるか
一番大切なのが「質の高い講義が受けられるのかどうか」です。
幾ら授業料が安いからと言って、講義の質が悪ければ何も学べませんし、お金と時間の無駄になるだけです。
もし、予備校を考えているのであれば、何が何でも講義の質を調べましょう。
例えば、
- 体験講義を受けてみる
- 口コミやレビューを調べる
- SNSで検索してみる
上記のような方法で調べることができます。
とは言いつつ、正直言って面倒臭い!
でも、後悔しないためにも絶対調べてから予備校を決めた方が良いですよ。
ポイント②:料金は適正か
大学生にとって、学業以外での出費は痛いですよね。
予備校は、全体的に料金が抑えられています。
しかし、ただ安いからと言って選んでしまうと自分の生活スタイルに合っていない場合や、柔軟に対応してもらえない可能性があります。
質の高い講義が受講できて、ある程度の料金に抑えることが出来れば最高ですね。
ポイント③:サポート体制が整っているか
基本的に予備校は放置型だということを理解しておきましょう。
料金を抑えている代わりに、サポート体制を薄くしている予備校が多いですね。
そのため、自分から要望しないと対応してもらえなかったり、そもそもサポート体制が無い学校も。
自分がどのくらいのサポート体制が必要なのか基準にすると良いでしょう。
サポート要望例
- 疑問に思ったことに答えてもらえるか
- 進路相談などに対応してもらえるか
- 勉強についてのアドバイスをもらえるか
- 相談は対面で可能なのか(電話、メール、オンラインなのか)

ポイント④:大学生活と両立できるか
大学生は大学がメインです!
例えば、予備校のカリキュラムが原因で大学生活に悪影響を及ぼすなんて最悪です!
予備校の中には、時間などに制約があるカリキュラムがあるので注意が必要。
オンライン予備校は、時間や場所に縛られないので心配なしです。
大学生に人気のある予備校4選【厳選してみた】
現在、公務員人気に伴い多くの予備校があります。
数が多すぎて迷っちゃいますよね。
そこで、公務員試験道場では大学生に人気のある予備校を厳選しました!
参考にしてくださいね。
東京アカデミー(通学型・オンライン型)
東京アカデミーは、北は札幌から南は鹿児島まで学校を構えている公務員予備校の大手ですね。
実際に僕も、東京アカデミーに通っていた時期があり、その時も多くの大学生が在籍していました。
数多くのカリキュラムが用意されているのも特徴。
対面式の講座にこだわりがあるそうです。
主な公務員コース・カリキュラム
- 行政職総合職コース(10月生):276,000円〜
- 市役所・警察官・消防官対策コース(10月生):20,4000円〜
上記の他にも単科(1つの科目から選択できる)も豊富に揃っており、さすが大手と言ったところ。
ちなみに、オンラインにも対応しています。
詳しくは公式ページをご覧ください。
STUDYing(オンライン型)
STUDYingは大学生の中でも知名度が高いですよね。
オンライン予備校で有名なSTUDYing(以下「スタディング」)
運営会社は2010年に設立され、公務員講座は2016年からサービスが開始されています。
いわゆるオンライン講座で、場所や時間を選ばず受講することが可能。
主な公務員コース・カリキュラム
その他、数多くの公務員コースがありますね。
詳しくは、公式ページをご覧ください。
アガルートアカデミー(オンライン型)
アガルートアカデミーは、2012年に設立された新進気鋭のオンラインに特化した、公務員講座になっています。
会社として「受験生が本当に必要なこと」を提供しようと、低価格で高品質な講座を用意していますね。
主な公務員コース・カリキュラム
- 地方上級・国家一般職+専門職・裁判所カリキュラム:272,800円
- 地方上級・国家一般職カリキュラム(2023年合格目標):217,800円
- 教養型対策カリキュラム【公務員試験】(2024年合格目標):162,800円
- <今から始める!>地方上級・国家一般職 速習カリキュラム(2023年合格目標):195,800円
比較になってしまいますが、STUDYingに比べると単科講座が豊富になっていますね。
詳しくはアガルートの公式ページをご覧ください。
アガルートの面接対策講座のレビュー記事はこちらをご覧ください。
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アガルートアカデミーの公務員面接対策講座を受講してみた【初心者向け】
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LEC東京リーガルマインド(オンライン型)
LEC東京リーガルマインド(以下「LEC」)は、1979年創立の会社。
オンライン型の会社では、老舗とも言えますよね。
主な公務員コース・カリキュラム
- 2023年合格目標 国家総合職【法律区分】速習コース:319,000円
- 2023年合格目標 スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職):41,7000円
- 2023年合格目標 消防官合格コース(警察官・消防官):21,5000円
気になる方は、LECの公式ページをご覧ください。
正直、上記に挙げた公務員予備校は山ほどあります。
しかし、全て掲載してしまうと混乱してしまうため、公務員試験道場では4つの予備校に厳選しました。
今後、全ての予備校について解説・レビュー記事を作っていきますね!
大学生はいつから公務員予備校に通うべきか【時期】
結論、早い時期から通うべき。
なぜなら、公務員試験は準備することが膨大にあり、余裕を持ってスタートする必要があります。
公務員になるために必要な時間は、おおよそ1,000時間〜1,500時間と言われています。
例えば、1年をかけて1,000時間の勉強をすると、
1,000÷365=約2.7時間
半年で、1,000時間を勉強しようとすると、
1,000÷180=5.5時間
単純に倍になりますよね。
公務員試験ギリギリになればなるほど、自分の首を絞めていく状態になります。
また、科目数が多く初心者の状態から勉強の優劣をつける大変な作業。
だからこそ、早い段階でプロにアドバイスを貰いながら準備を進めていくべきです。
公務員の科目の優先順位については、こちらをご覧ください。
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【失敗しない】公務員試験における教養・専門科目の勉強優先順位の決め方
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公務員試験道場としては「早い時期から準備を始めるべき!」とお伝えしていますが、全ての人に当てはまる訳ではありません。
そこで、対策時期の考え方として以下の2つを参考にしてください。
自分の学力から考える
例えば、
- 全く公務員試験の勉強をしたことがない
- 公務員試験の勉強をしたことは無いが、勉強が得意で要領も良い
- 半年ほど勉強したことがあるが、挫折した
- 既に公務員試験勉強を独学で始めており、成績も良い
このような受験生が居たとしましょう。
「既に公務員試験勉強を始めており、成績も良い」受験生は半年前から準備を始めても、合格する可能性がありますよね。
一方「全く公務員試験の勉強をしたことがない」受験生が3ヶ月前から準備を始めたところで、合格する可能性は限りなく低いでしょう。
このように自分の学力が「どのレベルなのか?」ということを考えながら対策時期をスタートさせましょう。

自分の志望先から考える
自分が東京消防庁1類を受験するのか、国家総合職を受験するのかでは全く準備の方法が変わってきますよね。
当たり前ですが、国家総合職は日本の公務員の中でトップの難易度。
東京消防庁と国家総合職を比較するのは極端ですが、志望先の難易度はネットで調べれば幾らでもデータが公開されています。
難易度が高いと判断したのであれば、すぐに準備を始めましょう。
参考
最近では、大学2年から準備を始める人が多いようです。
数的処理や経済言論は、多くの受験生を苦しめているので早めから対策しておいた方が賢明。
大学2年〜3年から準備スタートが一番多いです!

大学生が公務員予備校選びで失敗しないコツ
公務員予備校の失敗として以下のようなことが考えられますね。
代表的な失敗例
- 思っていた講義と違う
- 先生が合わない
- 料金の割に、サポートや質が低い
- 無駄な講義を取りすぎて、期限内に受講できなかった
とまぁ、挙げればキリがないのですが・・・。
結論、受講してみて後悔した時点で失敗です。笑
こういった失敗を防ぐためにも、公務員系学校選びで失敗しまくったヤットがコツをお伝えしますね!
無料体験講座などを活用する
とにかく最初は予備校の雰囲気を掴むべきです。
何も知らないままいきなり受講してしまうと「思っていたのと違う・・・」なんてことになりかねません。
通学型の予備校であれば、無料で講座を体験受講できる所もあります。
面倒くさいですが、後悔しないためにも受講しておくこと。
オンライン予備校の場合は、各予備校が積極的にYouTubeで講義動画を出しているので、大体雰囲気は掴めますよ。
参考までに下記をご覧ください。
いきなり高額講座に申し込みしない
例えば、アガルートアカデミーの公務員講座を受講するとして、
- 地方上級・国家一般職+専門職・裁判所カリキュラム:272,800円
- (2023年合格目標)面接対策講座:44,280円
この2つの講座があるとします。
言いたいのは「初めは安い面接対策講座から受けてみてね」ということです。
予備校選びで大切なのは「失敗してもリカバーできる料金から攻める」ことなんですよね。
面接対策講座であれば44,280円、何とかバイト代で対応できそうですよね?
一方、地方上級国家一般職+専門職・裁判所カリキュラムの場合は、272,800円。
これはダメージ大き過ぎませんか?
安価な講座を購入
↓
講座が合うかどうか見る
↓
良ければセット購入
が一番安全です!
このように失敗しても対応できる額から購入していくべき。
参考
単科講座(1科目から受講でき料金も安価)がない予備校は、一定のリスクがあることを知っておくべきでしょう。
ただ、最初から気に入ってしまえば、セット講座を購入しても全く問題ありません。
まとめ:初心者は予備校に通っておいた方がベター
結論、初心者や公務員試験の合格に自信のない受験生は、公務員予備校に通っておくのがベターでしょう。
予備校は、公務員試験合格までの道筋やノウハウを持っているプロ集団です。
実際に僕自身も公務員予備校なしでは、絶対に公務員になれていなかったですね。
大学生は学業やプラーベートの充実など、色々とやりたいことがあると思いますが、少し先のことを考えて予備校の選択を視野に入れてみてはいかがでしょうか。