>>当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

面接試験

【公務員試験】プレゼン面接を3つのステップで解説(情報・資料・実技)

2022年9月10日

 

公務員プレゼン面接

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

プレゼン面接はどんな試験ですか?
悩んでいる人

 

こんな疑問を解決できる記事になっています。

 

本記事の内容

  • プレゼン面接の全体像
  • 受験前の準備
  • 役に立つツールの紹介

 

最近、社会人枠などで増えてきているプレゼンテーション面接(以下「プレゼン面接」)。

個別面接やグループ面接とちがい、独特な準備が必要になってきます。

 

プレゼン面接は、資料作成が超重要です。

資料を上手に作成し、練習しておけば十分に合格できる試験になっています。

 

特に社会人の受験生は、プレゼン面接などの試験を受験する可能性が高いので、本記事を活用してください。

 

プレゼン面接は、数多くある面接試験のうちの1つです。他の面接試験については、下記の記事でまとめているので参考にしてください。

>>公務員面接にあっさり合格してしまう人が実践している5つのこと

こちらもCHECK

公務員面接
公務員面接にあっさり合格してしまう人が実践している5つのこと

続きを見る

 

【公務員試験】プレゼン面接の全体像

blank

 

プレゼン面接は、与えられたテーマに沿って受験生が面接官に向かって、プレゼンテーションを行うことです。

 

テーマは「自己PR」や「学生時代に力を入れたこと」など様々。

 

個別面接や集団討論と大きく違うのは、自分で資料を用意し本番の試験で使うことでしょう。

資料は自由に作って良い場合が多く、PowerPointやCanvaなどを使っている人が多いようですね。

 

blank
ヤット
本記事の写真や図解は全てCanvaで作成しています。

 

プレゼン面接の定義

特に視覚情報を重視した、情報伝達手段の1つ。広告業界では以前より採用されていた面接形式。

出典:Wikipediaより

 

審査されるポイント

 

プレゼン面接では、以下の3つの点が審査されます。

  1. 論理的思考
  2. プレゼン能力
  3. 自己表現能力

 

論理的思考

 

プレゼンは、相手に自分の意見を納得してもらう手段の1つです。

 

その相手に納得してもらうためには、研究成果や資料を用い順序立てて話す必要があります。

論理的に話せないと、説明が非常に分かりにくく結局何が言いたいのか、理解してもらえないことも・・・。

 

プレゼン能力

 

公務員として働いていく場合を考えてみましょう。

 

例えば、政策を上司や国民に対して説明する際や、必要性を訴える際にもプレゼン能力の有無が重要になってきます。

プレゼン能力が高い人は、公務員として非常に重宝されます。

 

自己表現能力

 

発表資料の作り方や発表の方法は人それぞれ。

例えば、下記のようなこと。

  • 写真や図
  • 言葉
  • 配色
  • アニメーション
  • 空間

 

面接官は、発表時の話し方や、資料の見やすさなど様々な視点で「自己表現できているか」を採点しています。

自己表現が顕著(けんちょ)に出るのも、プレゼン面接の特徴でしょう。

 

配点

 

配点は、官公庁によって様々ですが全体の概ね5割程度の点数を占めています。

例えば、令和4年度徳島県職員の採用試験を見てみましょう。

試験の配点状況

  • 教養試験:40点
  • 専門試験:60点
  • 論文試験:40点
  • 面接(個別とプレゼン):160点

 

徳島県の場合は、個別との合算なので詳細な配点は分かりませんが、配点は高めと思っておいて良いでしょう。

 

blank
ヤット
試験の配点は個々でチェックしておきましょう。

 

テーマ

 

テーマは試験直前まで発表されないことが多いですね。

 

筆記試験の合格発表と同時に、面接試験該当者にテーマの内容が送付され傾向にあります。

テーマが発表されていないからと言って、焦らないようにしましょう。

 

プレゼン資料の作り方はある程度、型が決まっているのでテーマを当てはめるだけでスムーズに作ることができます。

作り方については、後述します。

 

【公務員試験】プレゼン面接の準備の流れ(3つのステップ)

 

準備の大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 情報集めと台本作り
  2. 資料作成
  3. プレゼン練習

 

テーマが発表されれば、まずは情報収集と台本作り。

そして、プレゼンの命でもある資料作成に取り掛かります。

最後に、作った資料と台本を駆使しながら、実際にプレゼン練習を行っていくことになります。

 

情報集めと台本作り

 

 

テーマが発表されれば、まず行うのが情報集めです。

そこから「どのようなことを話すか」という台本を作っていくことになりますよ。

ここでは、情報集めの方法や台本作りのコツを解説していきます。

 

テーマを見て発想

 

例えば、テーマが「社会人で困難な状況をどう乗り越え、その経験をどう活かすか?」というテーマだとします。

 

おすすめは、箇条書きです。

  • 営業での経験
  • 商談で失敗した
  • 商談相手に謝罪に行ったが、許してもらえなかった
  • 認めてもらえるように〜

このような形で、思いつく限り箇条書きで書いていきましょう。

 

ネットや学校を活用する

 

ネットの普及により、検索すれば様々な情報を集めることができます。

ネットで情報を集める際には、受験先の政策や取組みなどは最低限調べておいてください。

 

「自分の経験を〇〇の取組みで活かしていききます」のような発表方法もできますよね。

 

また、公務員系の学校(オンライン予備校含む)に通っている場合は、積極的に質問をしてみてください。

やはりプロの情報網は一般人とは比べ物にならないです。

 

自分の体験談を盛り込む

 

自分の経験談を台本の中に盛り込むことによって、より具体的になります

 

特に、経験プラス数字を伝えることにより、具体性が増す効果を得ることができるようになりますよ。

具体例

営業として前年度の成約率から、2.6倍の成約率を獲得することができました。

 

blank
ヤット
具体性が増すと、面接官の印象に残りますよね

 

PREP法を意識する

 

PREP法とは、

  • P(Point):結論
  • R(Reason):理由
  • E(Example):具体例、説明
  • P(Point):再結論

の略になります。

 

上記の順番で話すことにより、論理的にかつ受けてに理解しやすい伝え方の方法です。

 

具体例

  • P:(PREP法はプレゼン面接で有効な伝達手段です)
  • R:(なぜなら、PREP法は相手にストレスなく論理的に伝えられるからです)
  • E:(結論から話すと、面接官が話の概要をつかみやすくなり、理由や具体例があることで説得力が生まれます)
  • P:(したがって、PREP法を必ず用いるべきです)

 

上記のような形を参考にしてください。

 

blank
ヤット
必ずしもこの型を守る必要はありません。

 

資料作成のコツ【最大のアピールポイント】

blank

 

情報集めや台本が固まれば、その内容を資料に落とし込んでいきましょう。

 

この資料は受験生の個性や表現力を面接官にアピールしやすいので、プレゼン面接において非常に大切。

 

有名なメラビアンの法則では、視覚情報(資料)55%に比べ、聴覚情報(話の内容)は38%にとどまります

つまり、資料がとにかく重要です。

 

具体的なコツをお伝えしていきますね。

 

全体の構成を考える

 

資料をいきなり作っていくのはNGです。

なぜなら、ゴールが決まっていない状態で物事を進めると、結論が分かりにくくなる可能性があるため。

 

設計図を作る際は、

  • 持ち時間
  • 図解や画像を何枚使うか
  • 理由を何個までいうか
  • 何を伝えたいのか

などを考えておきましょう。

 

必ず設計図を作ってから、資料を作成していきましょう。

公務員プレゼン面接

 

上記は矢印などを使い、設計図を視覚的に分かりやすくしています。

文字だけでも良いので、設計図を使って全体をつかむようにしてください。

 

文字は最小限に

 

伝えたい思いが強すぎて、伝えたいことを全て文字にしてしまう受験生が居ますが、逆効果です。

 

文字だけの資料は読みにくいですし、何よりつまらなくなってしまうんですよね。

下記を参考にどうぞ。

  • 要点だけを書く
  • 同じ言い回しを控える
  • 体言止めなどを活用する

 

図や表を積極的に使う

 

資料は図や表(以下「図解」)を積極的に使うことにより、資料が劇的に理解しやすくなります。

図解のメリットは以下のとおり。

  • 相手の理解度が深まる
  • 全世代に対応できる
  • 思考の整理
  • 時短

これらのメリットがあります。

 

このサイトでは基本的にCanvaを使用して図解を作成しています。

初心者でも使いやすく、試験以外にも活かせるのでおすすめですよ。

 

統一感を大切に

 

資料全体に統一感があれば、美しいですし頭にも入りやすくなります。

 

具体的には下記を意識しましょう。

  • 文字の大きさ
  • 配色
  • 文の書き方
  • 配置

 

「これが正解!」というものはありません。

作成例などはこちらのサイトが分かりやすく解説しています。

 

【公務員試験】プレゼン面接(実技練習)のコツ

blank

 

プレゼンの下地が出来上がったところで、最後に待っているのは実技練習です。

いくら良い材料があっても、伝え方が下手くそだと台無しになってしまうかも。

 

ここでは資料を最大限に活かせる方法を解説していきますよ。

 

可能な限り暗記する

 

アドリブで発表するのは論外ですが、台本を見ながら発表するにもNGです。

なぜなら、感情が言葉に乗らず単調になってしまうから。

基本的には、暗記しましょう。

 

PowerPointなどを使う際は、カンペ機能があり箇条書きで要点を書いておくと良いでしょう。

 

口癖に注意する

 

受験生には非日常の緊張状態が続くため、本人では気づかないような口癖が出てしまう時があります。

例えば、

  • 「あの〜」
  • 「え〜」
  • 「あ〜」

といった言葉。

 

これらは緊張してしまうと無意識に出てしまうものです。

あまりにも多いと、面接官に準備不足だと判断されかねないので注意しましょう。

 

制限時間を守る

 

制限時間は必ず守ってください。

5分なら5分以内に、10分なら10分以内にプレゼンを終えられるようにすること。

時間オーバーは大きな減点となる可能性があるため、時間を意識して練習を重ねましょう。

 

まとめ:資料作成で8割決まる

blank

 

公務員試験でプレゼン面接が実施されている認知度が低いため、難しいと思ってしまうかもしれません。

 

しかし、実際にはそんなことはありません。

 

本記事で解説してきた内容を実践していただければ、十分に合格点に届きます。

プレゼン面接で個性を表現して合格を勝ち取りましょう。

 

わかりやすい資料を作る場合は、Canva Proがおすすめです。

現在、Canva Proは期間限定で無料トライアル実施中なので、気に入らなければ申し込む必要はありません。

無料トライアル実施中!

CanvaPro公式ページ

簡単5分で登録

 

-面接試験

© 2024 公務員試験道場 Powered by AFFINGER5