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筆記試験

【公務員試験】空間把握は得意な問題以外は捨ててもOKです

2022年6月19日

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

空間把握を捨てようと思います・・・
悩んでいる人

 

こんなお悩みを解決できる記事になっています。

 

本記事の内容

  • 問題を解くコツ
  • 得点できない原因
  • 対策方法

 

空間把握が解けずに悩んでいる受験生が多くいます。

実は空間把握は暗記に近い問題であり、知識さえあれば誰でも解けてしまう問題です。

そのため、解ける問題も多く5割程度であれば簡単に得点できてしまいます。

 

空間把握を捨ててしまいそうになっている受験生は、本記事を読んでいただくと空間把握を得点源にすることが可能です。

 

本記事は3分程度で読んでいただくことができます。

 

空間把握は一般知能分野の中に含まれるため、他の科目も知っておいた方が効率的に対策することができます。

一般知能全体の情報を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

>>【公務員試験】一般知能に地頭の良さは関係ない【数学0点の僕が解説します】

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空間把握ってどんな問題?【基礎知識を知っておこう】

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空間把握とは、数的処理の中の1分野。

 

数的処理の中には、数的推理、判断推理、資料解釈そして空間把握の4つの分野が存在します。

 

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判断推理の中に空間把握が含まれるという解釈の仕方もあり、空間把握自体が微妙な立ち位置なわけですね。

 

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ヤット
出題範囲に空間把握が書かれていない場合は、判断推理の中に含まれると思っておきましょう。

 

空間把握の問題例

 

空間把握の問題は、立体的な図形を想像される方も多いかもしれませんが、下記のような問題もあります。

 

空間把握の問題例

正十二面体の辺の数はいくらか答えよ

【選択肢】

  1. 28本
  2. 29本
  3. 30本
  4. 31本
  5. 32本

 

いかがでしょうか?

一切、図形は出てきません。このような問題も空間把握の1つになります。

 

空間把握で求められる能力

 

空間把握で主に求められる能力は、空間認識能力と言われています。

空間認識能力と言われてもイメージしにくいですよね。

 

要は、自分の頭の中や実際に自分で立体的に書いたりする能力のことですね。

 

空間認識能力の例

  • 立体図形の見えない底面や裏面を推理
  • 切り取られた立体図形の切断面の形状を考える

 

上記のような作業をすることになります。

 

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ヤット
空間把握って聞いただけで、敬遠する受験生は多いですね。

 

空間把握の出題数

官公庁 出題数
国家一般職 8問(空間把握2問)
国家専門職(国税・財務・労基) 8問(空間把握1問)
東京都 7問(空間把握4問)
東京特別区 8問(空間把握4問)
裁判所事務官一般職 10問(空間把握3問)
地方上級 概ね9問(空間把握4〜5問)
市役所 概ね7問(空間把握3〜4問)

※スマホの場合は、左右にスクロールできます。

 

空間把握が判断推理の中に含まれる場合があるため、判断推理の問題数も併せて掲載しています。

 

問題数は多い所で5問となっていますが、実際に僕が受験してきた自治体では2問程度しか出題されませんでした。

 

空間把握を解くコツ

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空間把握を解くコツはあります。

そのため、まずはこのコツを理解するように努めてください。

 

  1. 解法パターンを理解する
  2. 5割取るイメージを持つ

 

①解法パターンを理解する

 

数的処理全般に言えることですが、解法パターンの理解は絶対に必要。

しかも、空間把握の解法パターンは理解というより暗記に近いものがあります。

 

例えば、先ほど見てもらった問題。

空間把握の問題例

正十二面体の辺の数はいくらか答えよ

【選択肢】

  1. 28本
  2. 29本
  3. 30本
  4. 31本
  5. 32本

 

この問題は完全に暗記です。

 

正多面体の解法パターン

面の形 面の数 頂点の数 辺の数
正四面体 正三角形 4 4 6
正六面体 正方形 6 8 12
正八面体 正三角形 8 6 12
正十二面体 正五角形 12 20 30
正二十面体 正三角形 20 12 30

※スマホの場合は、左右にスクロールすることができます。

 

実は、この表を暗記するだけ。

 

問題は「正二十面体の辺の数」なので、30本になります。

このように一瞬で解けてしまうんですよね。

 

実は、空間把握の問題は暗記するパターンが数多くあります。

暗記するまでが、大変ですが一度モノにしてしまえばずっと使えるので、空間認識能力はさほど必要ないと言えます。

 

②5割取るイメージを持つ

 

ぶっちゃけ、空間把握は半分得点できれば上出来です。

 

空間把握は、必ずと言っていいほど難しい問題が出題されます。そんな問題は無視して、暗記した武器で戦いましょう。

 

もし仮に、暗記した解法パターンやその場で考えて分からない問題は、捨てて大丈夫。

 

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ヤット
僕の場合、空間把握の勝率は半分以下でしたが、数多くの筆記試験に合格しています。

 

空間把握で得点できない3つの理由

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空間把握の問題が苦手と答える受験生は数多く居ます。

その原因を突き詰めれば、以下の3つになります。

 

  1. 基礎知識がない
  2. 満点を狙いにいっている
  3. 苦手という先入観がある

 

この3つに当てはまる受験生は注意が必要。

 

①基礎知識がない

 

前項でも解説したような正多面体の表を暗記していない等が当てはまります。

 

あの表は、知っているか知らないかだけの違いです。

知らないということは、単なる勉強不足。

 

②満点を狙いにいっている

 

空間把握は満点を狙う科目ではありません。

半分で十分。

それほど、難しい問題も混在しているということですね。

 

③苦手という先入観がある

 

解法パターンを理解しないまま、思いつきに頼って空間把握の問題を解くから苦手意識があるのです。

 

空間把握は難しい問題もありますが、暗記だけで解ける問題もあります。

まずは、先入観を無くし解法パターンで戦ってみましょう。

 

空間把握で得点を伸ばす勉強方法3選

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空間把握で得点するには必ず訓練が必要。

その際に意識することをまとめてみました。

 

①まずは基礎知識の暗記

 

何度も言っているように、空間把握は暗記で解ける問題が数多くあります。

そのため、まずもってやることは暗記です。

暗記したら解けるんだから暗記しましょう。

 

参考

本来、解法パターンは理解することが大事。

しかし、空間把握は特殊な問題が多いため理解より暗記でよし!

 

②繰り返し問題を解く

 

これは、空間把握に限らず全ての問題に共通すること。とにかく何度も解きましょう。

いくら知識を暗記をしたから言っても、どこでどのように使うかは問題を解かない限り身につきません。

 

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ヤット
銃で例えるなら、ピストルに弾を込めるまでが知識の暗記。

引き金を引くまでが問題を解くということ。

つまり、問題を解かないと弾が飛んでいかないのと一緒です。

 

③問題の優先度を意識する(得意な問題を作っておく)

 

しっかりと知識の暗記をして、問題を重ねていくと頻出の問題が分かってきます。

 

頻出問題=確実に得点すべき問題

とも言えますね。

 

そして意識してほしいのが下記のとおり。

 

最優先:解法パターンがあって、よく出題される問題

優先:頻出ほどではないが、解法パターンがある問題

捨てる:解法パターンがなく、ほとんど出題されない問題

 

最優先の問題の例としては、展開図や軌跡の問題。

 

この辺りは頻出の上に知っておくべき知識も限られているため、最小限の努力で得点を伸ばすことのできる問題となっています。

 

まとめ:空間把握は暗記で乗り越えろ!

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資料解釈はその場の思いつきで解く問題ではありません。

まずはしっかりと、基礎知識を身に付けましょう。

空間把握は、知っているだけで解ける問題が数多くありあます。

 

最初は慣れないかもしれませんが、記事の内容を意識して勉強を重ねていくと、空間把握の出題数の半分は手堅く狙うことが可能になります。

 

しかも、そこまで時間をかけず勝率5割の得点をできるのであれば大きな得点源となるはず。

まずは、苦手意識を捨てて空間把握に取り組みましょう。

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