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公務員試験

判断推理を解くコツとおすすめの勉強方法

2022年6月16日

判断推理コツ

 

こんにちは、元公務員のヤット(@kantan-koumuin)です。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

判断推理はどうやったら解けるようになりますか?
悩んでいる人

 

こんなお悩みを解決できる記事になっています。

 

この記事の内容

  • 判断推理で受験生のどのような「能力」を求められているのか?
  • 解く際のコツ(たった1つ)

 

公務員試験に挑戦したばかりの頃は、判断推理の解法について悩みがち。

なぜなら、計算能力より想像力が必要だからです。

 

最初は難しいですが、とあるコツさえ掴めばそこまで怖い問題ではありません。

 

「判断推理を得点源にしたい!」という人は、この記事を読めば得点源にすることができるようになります。

 

本記事は、3分程度で読んでいただくことができます。

 

判断推理は一般知能分野の中に含まれるため、他の科目も知っておいた方が効率的に対策することができます。

一般知能全体の情報を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

>>【公務員試験】一般知能に地頭の良さは関係ない【数学0点の僕が解説します】

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一般知能
【公務員試験】一般知能に地頭の良さは関係ない【数学0点の僕が解説します】

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そもそも判断推理ってどんな科目?

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判断推理とは、数的処理の中の1つの分野。

ちなみに数的処理には、4つの分野があります。

 

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判断推理は、パズルクイズのような問題をイメージすると良いでしょう。

 

判断推理の問題例

 

まずは、どんな問題が判断推理なのか確認していきましょう。

 

問題例

ある事件の犯人として、A~Eの5人の容疑者が取調べを受け、次のように供述した。

A:「私は犯人ではない」
B:「Dが犯人だ」
C:「Bこそ犯人だ」
D:「Aの言っていることは本当だ」
E:「Bは嘘をついている」

ところが、5人のうち1人だけが嘘をついていることが後でわかった。犯人は5人のうちだれか。ただし、犯人は1人だけであるとする。

このような問題になります。

 

初見の受験生は戸惑うかもしれませんが、これでも初歩的な問題。さて、どうやって解いていきますか?

 

判断推理で求められる能力

 

上記のような問題を解くためには、3つの能力が求められます。

 

  1. 問題文を素早く読み込む能力
  2. 論理的に考え、自分で創造できる能力
  3. 短時間で答えに辿り着く能力

 

求められる能力については、数的推理と同じような内容です。

 

数的推理については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>数的推理が難しく感じる2つの理由と数的推理の対策【初心者向け】

こちらもCHECK

数的推理難しい
数的推理が難しく感じる2つの理由と数的推理の対策方法

続きを見る

 

そして注目してほしいのが、②の論理的に考え、自分で創造できる能力

 

ここが判断推理の特徴で、ある程度の解き方は決まっています。

しかし、その場でアレンジして自分なりに解き方を創造していく必要があります。

 

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ヤット
創造と言われて理解しにくいと思いますが、数多くの問題を解いていけば、何となく分かってくるようになりますよ。

 

参考

ここ、割と大事です。

そもそも科目によって、求められる能力が分かれています。

その点を理解していないのに準備なんてできません。

求められる能力を高めるために、日々勉強をするのです。必ず理解してから勉強を始めましょう。

 

判断推理の出題数

 

判断推理は数的処理の中でも出題数が多い科目になります。

官公庁 出題数
国家一般職 8問(空間把握2問)
国家専門職(国税・財務・労基) 8問(空間把握1問)
東京都 7問(空間把握4問)
東京特別区 8問(空間把握4問)
裁判所事務官一般職 10問(空間把握3問)
地方上級 概ね9問(空間把握4〜5問)
市役所 概ね7問(空間把握3〜4問)

※スマホの場合は、左右にスクロールすることができます。

 

全体的に5問以上出題されていますね。

出題数が多いイコール重要な科目であることを理解しておきましょう。

 

よく出題される問題

 

ここでは、毎年のように出題される問題の名称を紹介します。

 

頻出問題

  • 論理
  • 真偽
  • 対応関係
  • 試合
  • 順序関係
  • 位置関係
  • 数量推理
  • 暗号
  • 操作手順
  • 推理

 

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ヤット
この辺りはよく出題されています。

 

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判断推理を解くコツ【実はたった1つだけ】

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判断推理を解く際のコツは、たった1つだけ意識してください。

それが、解法パターンを完全に理解しておくことです。

 

解法パターンとは、問題によって決まっている解き方のようなもの。

 

イメージとしては下記のような感じ。

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解法パターンを理解していると、自分の脳内で上記のような処理をできていることになります。

 

例えば、記事の冒頭で紹介したこちらの問題。

問題例

ある事件の犯人として、A~Eの5人の容疑者が取調べを受け、次のように供述した。

A:「私は犯人ではない」
B:「Dが犯人だ」
C:「Bこそ犯人だ」
D:「Aの言っていることは本当だ」
E:「Bは嘘をついている」

ところが、5人のうち1人だけが嘘をついていることが後でわかった。犯人は5人のうちだれか。ただし、犯人は1人だけであるとする。

 

この問題を読んで、即答で「証言の問題だな」と判断できれば既に解法パターンがある程度理解できている証拠です。

 

はっきり言って、細かいテクニックなんて無視して、早くこの解法パターンを理解すべき。

 

解法パターン以外の小手先のテクニックなんて一切必要ありません

解法パターンの理解こそが、判断推理を解く唯一のコツなのです。

 

なぜ、判断推理が解けないのか?【理由3つ】

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  • 判断推理がいつまで経っても解けない
  • 捨て問題じゃない?
  • もっと時間があれば解けるはず

 

こんなことを思っている受験生はたくさん居ます。

解けない原因は、一体どこにあるのでしょうか。

実は、なかなか判断推理の問題が解けない受験生には共通点があるようです。

 

理由①:解法パターンを知らない

 

前項で解説したとおり、解法パターンを理解しないまま本番の試験に臨む行為は不合格決定です。

 

その場しのぎで問題を解いたとしても、必ずボロが出てきます。

解法パターンは必ず頭に叩き込んでおきましょう。

 

理由②:そもそも、全然問題を解いていない

 

判断推理は、とにかくいかに練習問題を解くかが大切。

 

どれだけ、解法パターンを理解していても本番ではどんなことが起きるか予想できません。

その場で創造力を発揮できるかどうかは、どれだけ問題を解いてきたかだけです。

 

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ヤット
とにかくいっぱい問題を解きましょう。

 

理由③:解く時間を意識していない

 

判断推理に限らず、公務員試験において時間管理は大切。

判断推理の問題を解くために許された時間はたった3分です。

 

それだけ解く時間が短いのに、驚くことに本番の試験で平気で1問に10分以上かける受験生が居ます。

 

そんなことでは、一生判断推理の問題は解けません。

 

判断推理の勉強方法はこれで決まり!【意識するポイント3つ】

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判断推理の勉強は、ネットや参考書等でも溢れています。

しかし、本当に大切なことは3つだけです。

 

  1. 解法パターンを頭に叩き込む
  2. 繰り返し過去問を解く
  3. 時間を測るクセを付ける

 

①解法パターンを頭に叩き込む

 

いきなり問題を解くのではなく、最初に解法パターンを理解するようにしましょう。

実は、数多くの問題は少しづつ形を変えているだけ。

 

そのため、一度解法パターンを身に付けてしまえば、どんな問題でも対応できるようになります。

 

とにかく、解法パターンを理解しましょう。

 

②繰り返し過去問を解く

 

解法パターンを頭に叩き込むことができれば、次は実際に問題を解いていきましょう。

 

どんな参考書でも構いません。とにかく問題を解く。

最低でも3回転は解くようにしましょう。

 

実際に僕も参考書の問題を5回転ほどしていると、ほとんどの問題を解けるようになっていました。

 

③時間を測るクセを付ける

 

判断推理を解く時間は3分しかありません。

遅くても3分台でしょう。

 

判断推理を解いて間もない時は、問題を解くことに集中して大丈夫。

しかし、ある程度慣れてくれば必ずタイムを測るようにしましょう。

 

タイムを測ってると肌感覚で時間が分かってきます

 

時間の感覚が分かってくると、気付いたら時間オーバーという最悪な状況を回避できるようになります。

 

まとめ:判断推理は得点源になる!

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判断推理は、解けば解くほど面倒くさい問題です。

なぜなら、面倒くさいことをさせるのが判断推理だからです。

判断推理は、面倒くさいことをさせて事務処理能力を試しているのですね。

 

最初は、解けないのは当たり前。

 

しかし、解法パターンを身に付け、問題を数多く解いていけば必ず解けるようになります。

 

そして、必ずあなたの得点源になってくれます。

判断推理が敵になるか、味方になるかはあなた次第。

 

教養試験全体の情報については、下記の記事を参考にしてください。

>>一般教養試験の全体像と対策【具体的な勉強方法】

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