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東京消防庁の倍率の特徴3つと倍率データまとめ

東京消防庁倍率

 

こんにちは、元公務員のヤットです。

公務員試験に合格するためのノウハウを解説しています。

 

東京消防庁の倍率って、どれくらいありますか?
悩んでいる人

 

こんな疑問を解決できる記事を作りました。

 

この記事の内容

  • 過去の倍率
  • 倍率が高い理由
  • 考え方

 

東京消防庁の採用試験の倍率は全国の中でも高い傾向にあります。

Ⅰ類〜Ⅲ類の平均倍率は12.8倍。

 

しかし、東京消防庁の採用試験の倍率を気にする必要はありません。

 

実際に、私自身も倍率を気にしなくなってからは東京消防庁の試験に合格したり、難関の政令指定都市の採用試験に最終合格を勝ち取った経験があります。

 

「東京消防庁の倍率が気になって仕方ありません」という人も、この記事がお役に立てます。

 

特に倍率についての考え方を、参考にしていただきたいです。

 

この記事は3分程度で読んでいただきます。

 

東京消防庁の倍率【最新〜過去3年分】のまとめ

 

まずは、東京消防庁の倍率がどれくらいあるか確認していきましょう。

 

2023年(令和5年度)

 

区分受験者数合格者最終倍率
専門系1591.7
Ⅰ類(1回目)2,4737903.1
Ⅰ類(2回目)1,2541637.7
Ⅲ類2,5943148.3

※スマホの場合は左右にスクロールすることができます

 

2022年(令和4年度)

区分受験者数合格者最終倍率
専門系2746.8
Ⅰ類(1回目)3,3563649.2
Ⅰ類(2回目)1,2521876.7
Ⅱ類1,0322923.5
Ⅲ類2,7424286.4

※スマホの場合は左右にスクロールすることができます

 

2021年(令和3年度)

区分受験者数合格者最終倍率
専門系6087.5
Ⅰ類(1回目)2,8353957.2
Ⅰ類(2回目)---
Ⅱ類1,86110218.2
Ⅲ類4,67823120.3

 

ヤット
倍率を見ても、ここから何か学べることはありません。

参考程度で大丈夫です。

 

最新の倍率については、東京消防庁の公式ホームページを確認しましょう。

 

試験の区分については、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>東京消防庁3類(高卒区分)とは?【1類・2類・3類の違いを解説】

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東京消防庁消防官3類(高卒区分)とは?【1類・2類との違いを解説】

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これから東京消防庁の倍率ってどうなるの?

 

東京消防の倍率は、年々厳しくなっていくと予想されています。

理由はやはりコロナの影響が大きいと言えるでしょう。

 

実際に全国の学生に対して行われた「2022年卒マイナビ公務員イメージ調査」では下記のような調査結果が出ています。

国家公務員(総合職)国家公務員(一般職)地方公務員(都道府県)地方公務員(市区町村)
21年度卒20.6%27.6%48.8%59.9%
22年度卒17.8%29.1%52.1%67.0%

 

この表を見てもらってわかるように、市区町村への勤務を志望する割合の増加が顕著。

なんと去年より、7.1%も増加しています。

 

やはりコロナの影響で将来に不安を抱く学生や、安定を求める学生が増加していることが分かりますよね。

 

東京消防庁は、まさに地方公務員(市区町村)に該当するので、倍率が上がる可能性は多いにあります。

 

他の消防本部の倍率(東京消防庁の倍率と比較)

 

東京消防庁以外の倍率についても、参考程度に掲載しています。

東京消防庁の倍率は、全国の消防本部の倍率と比較して高い傾向にあります。

消防本部名最終倍率
広島市消防局15.7倍
福岡市消防局14.7倍
千葉市消防局12.6倍
熊本市消防局12.5倍
京都市消防局(A)10倍
北九州市消防局9.9倍
相模原市消防局9.4倍
さいたま市消防局9倍
堺市消防局(A)8.1倍

 

ちなみに、東京消防庁の去年のⅢ類の倍率は20倍を超えています。

 

東京消防庁の倍率が高い理由

 

東京消防庁の倍率は、他の消防本部と比較しても明らかに高い傾向があります。

そこには、東京消防庁の特徴があるからです。

 

世界No.1の消防組織

 

東京消防庁は言わずと知れた世界No.1の消防本部です。

国内だけでなく、世界でも活躍し海外から研修に来るほど。

そんなNo.1の組織で働きたいという受験生は数多く居ます。

 

全国で試験を実施

 

東京消防庁の採用試験は、全国で開催されています。

Ⅲ類の試験に関しては、北は北海道から南は鹿児島まで。

 

ここまで大規模に試験を実施できるのは東京消防庁のみで、全国から受験生が集まります。

 

試験会場については、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>東京消防庁<採用試験>試験会場【地方居住の受験者が知っておくべきこと】

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ハイパーレスキュー隊がある

 

東京消防庁と言えば、ハイパーレスキュー隊と言っても過言ではないでしょう。

 

その知名度は、新潟県中越地震や東日本大震災の原発での活躍を見れば分かりますよね。

 

東京消防庁の救助隊の隊員数は600人を超え、その実力は頭1つ抜けています。

ハイパーレスキュー隊を目指す全国の猛者が東京消防庁を受験します。

 

ハイパーレスキュー隊については、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>ハイパーレスキュー隊に入りたい人必見【4つの壁を乗り越えよう】

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ハイパーレスキュー
ハイパーレスキュー隊に入りたい人必見【4つの壁を乗り越えよう】

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倍率は気にしなくて良い理由

 

ここまで、散々東京消防庁の倍率について解説してきました。

 

倍率の結果を見て「こんな倍率が高いんじゃ合格できないのでは...」そんな風に思った受験生の皆さん。

 

安心してください。基本的に倍率は全く気にしなくて良いです

 

その理由は下記ののとおり。

 

気にしなくて良い理由

  1. コントロールできないから
  2. やることは変わらない
  3. 倍率がイコール学力ではないから

 

①コントロールできないから

 

倍率は自分でコントロールできません。

 

例えば、自分と同じように東京消防庁の採用試験を受験する友人に対して、

自分:倍率下げたいから、今年の試験は受けないでね〜。

友人:うん!分かった!俺は受けないわ!頑張ってね〜^^

普通に考えてこんなことはできませんよね。

 

友人がもし東京消防庁が第一志望なら尚更です。

つまり自分以外のことは、コントロールできません。

 

コントロールできないことは考えないことが、試験では大切なポイントの1つになりますよ。

 

②やることは変わらない

 

倍率が高いからと言って、特別なことをするか?と言えばそんなことは決してそんなことはありません。

 

仮に倍率が2倍だろうが、20倍だろうが、準備する内容は全く一緒です。

倍率によって準備する内容が変わってくるようでは、その準備の質は低い可能性があります。

 

ヤット
実際に、僕も数多くの試験を受けてきましたが、準備する内容はさほど変わりませんでした。

 

③倍率がイコール学力の高さではないから

 

公務員試験には記念受験という言葉があります。

記念受験とは、特に志望しているわけでも無いのにとりあえず受けてみようという受験生のこと。

 

「とりあえず」というくらいだから、全く勉強していない人も居ます。

勉強している人からすれば、同じ土俵に立っていない受験生など、ライバルにすらなりません。

 

つまり、このような受験生も含まれた上で倍率が弾き出されるので、倍率は当てにならないということです。

 

まとめ:倍率を気にせず、目の前に集中!

 

東京消防庁の倍率は確かに高い。

しかし、それが不安になる必要はありません。理由は、上記の記事のとおり。

倍率を気にするより、まずは着実に目の前のことに向き合うべきです。

それが、試験を突破する大切なこと。

 

この事実を知っているだけで、他の受験生より一歩リードしていますよ。

 

東京消防庁の総合情報については、こちらの記事を参考にしてください。

>>東京消防庁の全て

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