
資料解釈はとにかく計算をしまくる問題ですが、計算の方法を間違えると大きな時間ロスとなってしまいます。
そこで今回は代表的な計算方法を紹介します。
この記事でわかること
①誤った計算方法
②早く計算する方法
資料解釈のパターン②
誤った計算方法
皆さんに質問です。
このような問題がある時どうやって計算をしますか?
19800の5%はいくらになるか?
こんな風に計算した方がいるのではないでしょうか?
はっきり言ってこれは間違いです。

確かにこれでも答えは出ます。しかし圧倒的に時間がかかってしまいます。
この計算だけの問題であれば大丈夫なのですが、資料解釈はそんな甘くありません。
数多くのグラフや数字が書いてある資料を読み解き、答えを導き出してかなければなりません。
そんな中で上記のような計算方法をしているようでは3分台で資料解釈を解くことは不可能なのです。
仮にこの計算方法をした場合、下記のようになるでしょう。
まず、小数点や大きな数字があると計算に時間を要するので100で割ってしまいます。
すると198×5になり答えは990となります。
しかし、こんな馬鹿正直に計算する必要はありません。
もっと楽をしましょう。
早く計算する方法【何%くらいかの判定】
上記の計算方法を何回もしていると時間がかかってしまいます。
そこでもっと大まかに計算して楽をしましょう。
こんな感じでどうでしょうか?

そうなんです。
こういう計算方法で十分です。
まず大切なことは、計算をやり易くすると言うことにつきます。
19800×0.05と言う計算を見て一番鬱陶しいと思うところはどこでしょうか?

その通りです。
覚えておいて欲しいのですが、小数点が出てきたら必ず整数に戻したり簡単な小数点に直せないか考えてください。
何故なら小数点は、凡ミスが発生してしまう可能性が非常に高い数字なのです。
と言うことで、5%なら一層のこと10%として考えてしまいましょう。
10%にすると格段に計算が早くなります。
19800の末尾は0で終わっているので、0を1つ消すだけで計算が終わっていまいます。
あとは1980の半分を出すだけです。
いかがでしょうか?

なるほどそういった場合もありますね。
仮に19899だとしましょう。
そんな場合には19900と考えてもらって構いません。
とにかく計算しやすいように数字を変化させてください。

僕の経験上だと、1〜5くらいなら変えてしまっても答えに影響することは少ないです。
しかし問題によっては微妙な数字が答えになる場合もあるので、一概には言えません。

問題を重ねていくうちに「どれくらい数字を変化させるか」という微妙なラインが分かってくるようになります
まとめ
本日の記事は以上になります。
資料解釈はとにかく計算を早く済ませ、答えを出していく作業の連続です。
今回の計算方法はあくまで一例なので、皆さんが資料解釈の問題をしていく過程で自分なりの計算方法を生み出してみてください。
ポイント
・小数点等が出てきたら簡単な数字に直す
・1〜5くらいまでなら答えに影響しない