
・こんな疑問にお答えします。
僕は19歳〜22歳まで公務員系の専門学校に通っていました。公務員系専門学校は公務員になるために色々教えてくれる学校のことです。そして僕はこの3年間の学校生活で公務員になれました。
その時に感じたことを3年間の経験から解説します。
メンタルが弱い人
メンタルが弱い人は絶対に学校に行った方が良いでしょう。
勉強に対して後ろ向きであるとか、控え目であるとか、積極的じゃ無い人は絶対に専門学校に通うべきです。 理由は下記の通りです。
・学力が低くても置いていかれる心配が少ない
・仲間ができる
学力が低くても置いていかれる心配が少ない
専門学校には大体の場合、クラス制が採用されています。クラス制ということは、担任が居るわけです。
初心者は特に的確なアドバイスしてくれる人が必要です。 プロである先生に教えてもらった方が100倍身につきます。
性格が控え目だと置いていかれるイメージありませんか?中学や高校だとどうしてもそんな感じになります。人数が多いので仕方ないのですが。
専門学校の先生は結構熱い人が多いので、ついて来れない生徒が居れば引っ張り上げてくれます。 これがどんなに助かるか。

学力レベルが心配な人は、専門学校に通った方が良いでしょう。なんせ、強力な先導者が居るので置いていかれる心配もありません。
仲間ができる
クラス制なので仲間ができます。
良い意味でも、悪い意味でも、専門学校は高校の延長線上みたいな位置付けなので仲間ができるんです。この仲間が結構心強い。

解らない問題を教えてくれたり、新しい情報をくれたりと、互いに高め合っていけるんですよね。そして、何より同じような仲間が居るってだけで心強いのです。
試験はどうしても自分との戦いなんで心細くなりがちです。そんな時に同じように戦っている仲間が居るだけで、不思議とパワーが漲ってきます。
仲間と一緒に高め合っていきたいって人は専門学校に是非行っていただきたいですね。
受け身の人
受け身の人とは、
・自ら勉強の計画を作ったりできない
・自ら積極的に先生に質問したりできない
このような人たちのことを言います。受け身の人は、自ら行動を起こすことが苦手なので専門学校に通った方が良いでしょう。
専門学校では、先生が1人1人の学生に対して適した方法で指導してくれます。
・自ら勉強の計画を作ったりできない→計画の作り方を教えてくれる
・自ら積極的に先生に質問したりできない→先生の方から声をかけてくれる
こんな感じです。
手厚いですよね。その分、予備校より授業料が高くなりますが、手厚く指導してくれるので納得です。
公務員初級〜中級程度を狙っている人
一般教養に限った話ですが、専門学校はどちらかというと、公務員初級〜中級までの学習をする場所です。僕は専門学校の終盤に上級試験(消防職)を受けていましたが、全く歯が立ちませんでした。
専門学校では、主な主戦場が中級までの難易度の試験です。そのため、上級試験問題に対応した教え方をしていません。
上級試験を受けた人は分からないと思いますが、高卒レベルと大卒レベルは全く異なる問題だと認識してもらって間違いないでしょう。
高卒程度には高卒程度の学習方法が、大卒程度には大卒程度の学習方法があります。専門学校は中級程度の試験までは完全にカバーしてくれます。
中級までの試験を受験しようと考えている人は、迷わず専門学校を考えましょう。
イベント事が好きな人
専門学校は、意外と多くのイベントがあります。
僕の通っていた専門学校の場合は、下記のようなイベントがありました。
・入学式
・文化祭
・体育祭
・就職説明会
・旅行
・卒業式
これくらいの行事は年間を通してやっていましたね。やはり、勉強や面接練習ばかりではしんどいですし、そんなに集中力は持ちません。
そういったことを見越して、学校側が息抜きの意味も込めてイベントを用意してくれています。このイベントのおかげで実際にリラックスできましたし、面接での話のネタにもなりました。
まとめ
専門学校は、いわば高校の延長線上にあるようなイメージですね。担当の先生が居て、クラスがあって、同級生が居て、というように本当に高校と変わらないような生活を送りながら、希望の職種の試験を受けることができます。
特にイベントなんてまるっきり高校と同じです。
専門学校は多少のお金がかかりますが、色々と学ぶことができます。特に上記で挙げたことに1つでも該当するのであれば、専門学校はかなり助けになるはずです。
注意点
当たり前の話ですが、
専門学校に入学=公務員試験合格ではありません
どこまでいっても、最後は自分です。自分がいかに準備してきたか。そこにつきますね。真剣に自分と向き合って、しっかりと準備してきた受験生は、周りの環境がどうであろうとコンステントに試験に合格してきます。
その点を踏まえつつ、準備をしていきましょう。