文章理解

文章理解を理解をできない方へ朗報です

文章理解って勉強する必要はありますか?

勉強したところで、得点に結びつくか疑問です。

き〜ちゃん

 

・こんな疑問にお答えします。

一般知能の中で、「曖昧な問題」と呼ばれている問題が、文章理解ですね。僕自身もそうでしたし、専門学校や予備校時代の仲間たちも口々に「文章理解は捨てる」ということを口にしていました。

しかし、これは大きな間違いです。文章理解は決して捨て問題ではありません。文章理解にもしっかりとしたパターンが存在します。

こんな方におすすめ

  • これから文章理解を勉強する人
  • 文章理解の勉強を諦めた人
  • 文章理解の得点が伸び悩んでいる人

文章理解に対する誤った認識

まず、初めに受験生の皆さんに対してお伝えしたいのは、文章理解に対する誤った認識を捨ててほしいということです。公務員試験における文章理解とは、何も国語力であったり、英語力を試そうとしているわけではありません。ここが大学入試との大きな違いです。

出題者側が試しているのは、文章処理能力です。僕も公務員として働いているわけですが、公務員は日々大量の書類に目を通さなければなりません。組織の目指している方向であったり、お金のことであったり、市民サービスのことであったり、ありとあらゆる書類が自分の机上に並べられていくわけです。

そのような大量の書類を隅から隅まで確認しているかというと、そんなことはありません。資料の作成者の大まかな意図を汲み取り、要所を押さえて自分のものにしていきます。そうでなければ、大量な書類に埋もれてしまいます。

文章理解が苦手な受験生は文章処理能力が低いだけなので、解けないわけではありません。今は解けないかもしれませんが、しっかりと訓練を積めば確実に文章理解を解くことができます。極端な話、文章理解に読解力は必要ありません。文章処理能力が必要なのです。

K
僕自身も「文章理解を勉強したところで・・・」と思っていました。しかし、勉強していたからこそ、公務員として働いていて本当に勉強していて良かったと痛感しています。

文章理解は公務員になれば必ず必要な能力になってきます。今勉強しといて絶対に損はしません。

文章理解は得点源

「文章理解は曖昧な問題だから、捨ててしまおう」こんなふうに思ったことはありませんか?僕は思っていました。前述でもお伝えしましたが、文章理解を捨てるという選択は、大きな間違いです。

文章理解は、通常一般知能分野の問題として出題されます。そして、問題数としては大体5〜8問出題されます。これは公務員試験の中でも同一種類の問題で出題数No.1と言っても過言ではありません。

数的推理や判断推理の問題は、同じ問題が出題されることはありません。しかし文章理解の問題は、文章を読んで処理をするという点では同じ作業なので、パターンさえ理解していれば確実に得点できる問題となっています。

捨て問にこそチャンスあり

よく考えてください。文章理解は、ほとんどの受験生が誤った認識が原因で捨ててしまいます。でも、もし自分が文章理解のパターンをしっかりと理解して、確実に得点できるとしたら?

この時点で、大きな差が生まれます。どの競争試験でも同じことが言えますが、1点の差で合否が決まってしまうものです。みんなが捨てる簡単な問題で得点していけば、確実に差を付けられます。

文章理解は、コツさえつかめば得点源にすることが可能です。なので、試験本番までに苦手だからという理由で、勉強しないなんてことは絶対にやめてください。捨て問にこそチャンスがあるのです。

こう考えよう

いくら文章理解が得点源になると言っても、全ての種類の問題を解くかというと、そうではありません。イメージとしては、文章理解での得点は「5〜6割取れれば良いかな」くらいの認識で大丈夫です。理由としては、効率の悪い問題が存在するためです。

効率の悪い問題は、勉強するにしても、試験本番で解くのにも非常に時間がかかります。こういった問題で時間を取られてしまうと、合否に直接関わってくるので回避しましょう。

効率の悪い問題とは

文章理解にも効率の悪い問題、いわゆる捨て問が存在します。それがこちらです。

☑️古文

☑️空欄補充、文章整序

以上の2点が文章理解において捨てるべき問題になります。それでは1つずつ解説していきます。

古文

古文は絶対に捨てましょう。理由としては、勉強するべき範囲が多い割に出題数が1問程度しかないからです。受験生の皆さんは今まで古文を1度は勉強したと思います。古文の覚えておかなくてはならない最低限の知識として、否定語、強調語、逆接、指示語等があります。

例えば、「こそ」であったり、「ざり」であったり、「ものの」であったりといったものが挙げられます。でも、この知識はほとんどの受験生は覚えていないはずです。そもそもあまり勉強していない古文を1から勉強するという行為は大変危険です。

時間がかかる上に、得点できたとしてもせいぜい1点です。その1点を取るがために貴重な時間を使うことはありません。勇気を持って捨てましょう。

空欄補充、文章整序

この空欄補充と文章整序の問題も捨てましょう。理由は解くのに時間がかかるためです。文章理解には、いくつか問題の出し方があります。そしてこの2つは間違いなく時間がかかる問題です。

空欄補充とは、文章のある場所が空欄になっていて、その空欄の中に適した文章を選択肢から選んで答えるという問題です。問題例を見て見ましょう。

【問題例】

次の文の空所ア〜ウに該当する語の組合せとして、最も妥当なのはどれか。

生き物というのは、どんどん変化していくシステムだけれども、情報というのはその中で止まっているものを指している。万物は流転するが、「万物は流転する」という言葉は流てんしない。それはイコール情報が流転しない、ということなのです。

流転しないものを情報と呼び、昔の人はそれを錯覚して真理と呼んだ。真理は動かない、不変だ、と思っていた。実はそうでなく、不変なのは情報。人間は流転する、ということを認識しなければならない。

現代社会は「情報化社会」だと言われます。これは言い換えれば意識中心社会、脳化社会ということです。

意識中心、というのはどういうことか。実際には日々刻々と変化している生き物である自分自身が「( ア )」と化してしまっている状態を指します。意識は、自己同一性を追求す流から、「昨日の私と今日の私はは同じ」「私は私」と言い続けます。これが近代的個人の発生です。

近代的個人というのは、つまり己を( ア )だと規定すること。本当は常に変化=流転していて生老病死を抱えているのに、「私は私」と( イ )を主張したとたんに自分自身が不変の( ア )と化してしまう。

だからこそ人は「( ウ )」を主張するのです。自分には変わらない特性がある、それは明日も明後日も変わらない。その思い込みがなくては「( ウ )は存在する」と言えないはずである。

1、 ア 真理  イ 同一性  ウ 個性

2、 ア 真理  イ 個性   ウ 不変性

3、 ア 個性  イ 不変性  ウ 真理

4、 ア 情報  イ 個性   ウ 社会性

5、 ア 情報  イ 同一性  ウ 個性

この空欄補充という問題は、見るべきポイントが多いため時間がかかります。厄介なのは、空欄の前後の文章を同時に考えなければならない点になります。前後を考え出すと必ず時間がかかってしまいます。以前もお伝えしましたが、1問にかけられる時間は3分前後です。僕の経験上、この問題はハマりやすいので3分以上はかかってしまいます。

次に文章整序です。文章整序とは、バラバラになっている文章の塊を、並び替えて元の文章に戻すという問題です。それでは問題例を見ていきましょう。

【問題例】

次の短文A~Eの配列順序として、最も妥当なのはどれか。

A:つまり、一定の空間と時間の枠を設けておいて、その枠内で無秩序の導入を許容するのである。

B:そこでしばしば人びとが仮面をかぶって自らのアイデンティティを隠すのも象徴的である。

C:<中心>の中に仮に導入された<周縁>、<日常>の中の一時的な<非日常>ーそれによって、一方では脅かす無秩序に対して一種のはけ口を与えておき、他方では固定化して沈滞する恐れのある秩序に活性を与えようとする。

D:既成の秩序を維持しようとする<中心>、それに対して無秩序、あるいは新しい秩序への志向性によって特徴づけられる<周縁>ーこの両者の間の緊張した対立関係が破局的な結果に至らないように、文化の中では緊張緩和のために「祭り」という仕組みが利用されることがる。

E:いわゆる「ばか騒ぎ」によって特徴づけられる「カーニバル」には、その典型的な現れが認められよう。

1、C→A→D→B→E

2、C→B→D→E→A

3、C→D→A→B→E

4、D→A→C→E→B

5、D→C→E→B→A

これが文章整序の問題になります。この問題も空欄補充と同じく、一つの文章だけでなく前後の文章のことを考えなければならないため、例外なく時間がかかります。そして一番の問題が、「どれも正しく見えてしまう」ことでしょう。どの並び替えをしても正しく見えてしまう点にこの問題の怖さがあります。

下手に手を出すと時間を取られてしまうので、捨ててしまった方が賢明でしょう。

でも、ぱっと見解けそうな気もするんだよな。本当に捨てて良いの?
き〜ちゃん
K
確かに普通に解ける問題もあります。もちろん解いてもらっても構いません。ここでお伝えしたいのは「絶対に捨てろ」ということでなく、「時間のかかる問題なんだ」ということを知ってもらうことです。

公務員試験で時間のかかる問題=捨て問という認識を持ちましょう。解く時間が3分以上かかる問題は後回しor捨ててしまいしょう。

勝負する問題とは

先ほどまでは、捨て問についての解説をしましたが、次は絶対に取りにいってほしい問題です。それが、

☑️要旨把握

☑️内容把握

の2点になります。この要旨把握と内容把握は、空欄補充や文章整序に比べ明確に答えを導き出しやすいというメリットがあります。そのため文章理解が苦手な受験生でも得点しやすいのです。この問題は、筆者の主張が関係してきます。詳しくは次回の記事でパターンと合わせて紹介します。

文章理解では、この種類の問題だけ解くようにしましょう。そしてこの2種類の問題が文章理解全体に占める割合の5〜6割を占めるのです。つまりこの2種類の問題さえ解けば5点くらいは取れるということです。

まとめ

以上がざっくりとした文章理解についてお話しです。今回、一番お伝えしたいのは文章理解に対する間違った認識を改めようということです。この認識を改めえれば、例え文章理解が苦手でも十分に得点できます。次回の記事ではいよいよ、文章理解のパターンを解説していきます。

今回の記事では、文章理解のパターンを勉強する前に絶対に知っておいてほしい情報だったので、細かく解説しました。文章理解は捨て問題ではありませんが、その中でも解くべき問題と、捨てるべき問題が存在します。必ず覚えておいてください。

ポイント

・文章理解は文章処理能力を問われる問題である

・文章理解に読解力は必要ない

・みんなが捨てるから差を付けられる

・空間補充と文章整序は捨てる

・内容把握と要旨把握だけ解く

・文章理解は5〜6割取れればOK

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