判断推理

対応関係【判断推理】(特殊パターンも覚えておこう)

K
今回の記事では、対応関係の応用を皆さんに解説します。応用と言えども、しっかりとパターンが存在します。

以前、判断推理のパターン解説の中で対応関係について解説しました。まだチェックしていない方はこちらをご覧ください。

実は、「○✖️のルール」というパターンの中で1つ解説していない項目がありました。その項目は対応関係の中に含まれるのですが、少し形が変わっています。なので基本的な表とは異なると混乱するかも知れないと思い、別の記事で解説することになりました。

少し難しく感じるかも知れませんが、理解すると簡単です。では、いきましょう。

窓を作って考える問題

対応関係の問題の中には、窓を作って考えなければならない問題があります。どのような問題か見てみましょう。

【問題例】

ある果物店にA〜Dの客が順次来て(順不同)、りんご、柿、バナナ、みかんのいずれか異なる果物を1種類ずつ買って行った。4人は赤、黒、茶、白のいずれか異なる色の服を着ていた。4人の買い物順について次のことがわかっているとき、確実にいえるのはどれか。

【条件】

ア、Bの次に赤い服を着た者が来て、その次の者がバナナを買った。

イ、りんごを買った者の次に茶色の服を着た者が来て、その次にCが来た。

ウ、Aの次に黒い服を着た者が来た。

エ、白い服を着た者が買ったものは柿ではなかった。

【選択肢】

1、Aは白い服を着ており、バナナを買った。

2、Bは白い服を着ており、みかんを買った。

3、Cは赤い服を着ており、柿を買った。

4、Cは黒い服を着ており、バナナを買った。

5、Dは赤い服を着ており、柿を買った。

このような問題を見たことはありますか?問題を見てみると、A〜Dの登場人物がいます。そして、異なる果物、異なる色の服という要素が書かれています。ここまでは、普通の対応関係の問題ですね。

しかし条件であるア〜エを確認してみます。アには「Bの次に赤い服を着た者が来て、その次の者がバナナを買った」と書かれています。赤の文字に注目してください。「次に」という文字が書かれています。

「あれ」と思いませんでしたか?そうなんです。対応関係の問題にも関わらず、次にという条件があります。対応関係のパターンでは、登場人物に対して要素を考えて行くことはできます。しかし、このような順序の条件は対応表で表すことはできません。

そこで、対応関係+順序の問題のパターンを解説します。

個別の条件整理

図2

まず、対応関係と同じように1つ1つの条件を整理していきましょう。アの条件を整理します。

いきなりこのような図を作りましたが、この箱のようなものが窓になります。窓の中には、人物、服、果物を入れていきます。この場所はどこでも構いません。今回は、上から人物〜果物にしています。

そして、この問題で一番肝になってくるのが順序の表し方です。順序は、くの字で表します。くの字の右に行くほど到着が早くなります。そしてこの窓の位置も重要になってきます。Bと赤の服とバナナの位置が変わることはありません。この形は、崩さないように気をつけてください。

イの条件を整理していきます。

図3

図2とは異なった形になります。理由は単純で、到着する順序がりんごを買った者が一番早く到着するため、このような図になります。

ウの条件を整理していきます。

図4

エの条件を整理していきます。

図5

この条件では、順序の条件はありませんが、白の服を着た者は柿を買っていないとなっているので、上記のように梅を書いてその上からバツを書いておきます。こうすることで、一目で買っていないことが分かりますね。これも自分なりに工夫してみてください。

これで、ア〜エの条件を全て整理することができました。次にやることはわかりますか?ここですぐに答えらた方は素晴らしいですね。しっかりと、以前解説した対応関係のパターンを理解している証拠です。答えられなかった方は、また対応関係のパターンをおさらいしてみてください。

共通要素でまとめる

ここまで、ア〜エの条件を個別に整理してきました。その要素同士の中で共通していることがあります。その部分をまとめていきましょう。しかし、残念ながら今回の問題は個別に整理したものの中で共通するものが1つもありませんでした。ということで、飛ばしましょう。

右端(1位)と左端(最下位)を決める

右端と左端を決めるというパターンも初めて登場しますね。このパターンも公務員試験でよく使う手です。これはどういうことかというと、順序を決める問題は、右端と左端から考えていくと、答えを出しやすいのです。

今まで、個別に窓を作って考えていましたが、最終的には全て合体させて考えます。

図6

この表の中に全ても人物と要素が入ります。表の上部に書いてある数字は到着した順番になります。まず、端を決めるにしてもどの要素を見ていいかわかりませんよね。この決め方は、簡単です。単純に窓の数が多い要素から考えていきましょう。

例えば、条件アを当てはめるパターンと、条件エを当てはめるパターンを考えた時に明らかに、条件アを使う方が効率が良いですよね。これは、違う判断推理の問題でも使いいますので覚えておいてください。

それでは、条件アを当てはめていきましょう。

図7

図8

条件アが入るパターンはこの2つしかありません。緑のマーカーで囲っている部分に注目してください。先ほどの解説で、窓の形は崩してはいけないとお伝えしましたね。分かり易いように緑のマーカーで囲んでいます。

この形を崩してはいけませんので、仮に赤の服を着た人が4番目に到着したり、1番目に到着することは絶対にありません。何故なら、バナナを買った人と、Bが窓の外になってしまうからです。この窓の中に収めようとするとこの2パターンしかあり得ないのです。

それでは次に、条件イを当てはめていきましょう。

図9

図7に条件イを当てはめると、このようになります。形を崩さないように当てはめると1箇所にしか入りません。

図10

図8に条件イを当てはめると、このようになります。上記と同じように1箇所にしか入りません。

全体への当てはめ

だいぶ窓が埋まってきたので答えに近づいてきました。条件アとイを窓の中に入れると、図9と図10のようになりました。次に条件ウを考えていきましょう。条件ウを当てはめようとすると、図10のパターンはあり得ないということが分かってしまいます。

何故なら、図10にAが入る場所は1番目と4番目しかありません。仮に1番目に到着したとしtら、茶色の服を着ている人とかぶってしまいます。また、4番目に到着したとすると、窓の外にはみ出てしまいます。

図11

図12

このような形になってしまいます。この時点で、図10のパターンは捨てて、図9のパターンだけで考えます。

図9

図9はこのような形でしたね。この窓に条件ウが入る位置は1つしかありません。

図13

Aは3番目の位置に入ります。そして黒の服を着た人は、4番目に到着したことになります。この時点で、2番目に到着した人と、1番目に到着したBが着ていた服が判明します。

図14

そして、最後に考えるのが条件エです。この条件は白の服を着ている人は、柿を買っていないでしたね。

図5

それでは、最後にこの条件を当てはめてみましょう。

図15

1番目に到着したBはみかんを買って、4番目に到着したCは柿を買ったことになります。やっと全ての窓=表が埋まりましたね。選択肢を確認していくと、選択肢2に「Bは白い服を着て、みかんを買った」とあります。ドンピシャでこれが答えですね。

まとめ

窓を作って考えると言っても、完成すれば対応表のような形になります。しかし、いきなり対応表は作れません。個別の条件整理(窓を作る)→右端と左端を決める→全体への当てはめ、という順で考えていきます。

この問題も対応表の種類になりますので、しっかり理解しましょう。これで対応関係に関する全てのパターンを解説することができました。

 

ポイント

・対応関係+順序の問題がある

・窓を作って考える

・右端と左端を先に決める

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