判断推理

位置関係【判断推理】

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今回の記事では、判断推理の「位置関係」について解説していきます。

位置関係は公務員試験の中でも得点源になりやすい問題になっています。しっかりと理解してきましょう。

位置関係のパターン

位置関係のパターンには、大きく4つあります。

1、個別の条件整理

2、共通要素でまとめる

3、全体への当てはめ

4、2つ以上のことを決める

それでは詳しく解説していきましょう。

個別の条件整理

この「個別の条件整理」は、位置関係だけでなく様々な判断推理で利用しますので大変重要なパターンの1つです。実際の問題を見ながら解説します。このような問題を見たことがありますか?

この問題は、テーブルの周りにA〜Fの6人がどの位置に座っているか、答えなさいという問題です。このように、誰がどの位置にいるかを問われる問題は位置関係の問題と判断してください。

【問題例】

A〜Fの6人が、丸いテーブルを囲んで等間隔に座っていて、次のことがわかっている。このとき、確実にいえるのはどれか。

【条件】

ア、Aの隣にCが座っている

イ、FはDの隣で、Bの真向かいに座っている

【選択肢】

1、AはDの真向かいに座っている

2、Bの隣にはCとEが座っている

3、Cの1人おいて隣にはBが座っている

4、Dの隣にはEとFが座っている

5、EはCの真向かいに座っている

 

位置関係の問題は、一気に解こうとすると痛い目に遭います。なので、1つ1つ条件を整理しながら解いていきます。位置関係の問題は、その種類によって書く図が変わってきます。今回のような「丸いテーブル」の周りに座る問題はこのように表します。

図1

図1

小さい丸が椅子で、その中にA〜Fを入れます。小さい丸はできるだけ等間隔に書いてください。この部分を雑に書いてしまうと、後々面倒になってしまうので確実に描きましょう。

この問題は、ア及びイの2つの条件があります。

まず、アの条件です。「Aの隣にCが座っている」という条件です。この条件はどのように表しますか?この条件の表し方も決まりはないので、自分で問題を解いていく過程で自分に合った書き方を見つけてみてください。

図2

このような図になります。緑で書いてある、緑の矢印はどちらの丸にもお互いが入るという意味です。隣どうしということしかわかっていないので、このような図になります。そしてこの図2が図1のどこかに入るということになります。

続いて、条件イを見ていきましょう。イには、「FはDの隣で、Bの真向かいに座っている」と書いてあります。アとは違い、少し複雑に書かれてありますが、落ち着いて解いていけば、簡単に図で表すことができるので心配ありません。

図3

このような図になります。アと少し違う点は「真向かい」という条件です。もしFとDの位置が変われば、連動してBの位置も変わります。なぜなら、Fの真向かいは常にBなのでFの位置が変われば連動してBも動くという点を忘れないでください。

共通要素でまとめる

先ほどまでは、個別の条件ごとに図を書いてきました。ここからは、条件同士で「共通点」がないか探っていきます。しかし、残念ながらこの問題では、共通する部分が無いので次回そのような問題があれば詳しく解説していきます。

軽く説明しておくと、各条件に「同じ人物」が居れば、それが共通要素になります。例えば「Aの隣がB」、「Bの真向かいがCである」というような条件があったとしましょう。この条件の共通要素はBになります。

どちらの条件にもBが登場しますね。このBを元に、また新しい図を作っていきます。

3全体への当てはめ(円卓で向かい合わせの2人が居るとき「1組だけ」)

1と2の条件を整理したところで、いよいよ答えに迫っていきます。当てはめという技は、公務員試験でよく使う技なので、しっかりと自分の武器にしていきましょう。この記事の冒頭で、一気に問題を解くことは危険だという話をしました。

1と2のパターンをやってみて、答えにたどり着かない場合は、この全体への当てはめを使うことになります。そして、位置関係の問題のほとんどが、この当てはめをしなければ解けないように作られています。それでは、図を描きながら解説していきます。

今からお伝えすることは、公務員試験のテクニックの1つなのですが、登場人物が多い条件から考えていくことを覚えておいてください。どういうことかというと、条件アはAとCの2人しか登場しません。仮にこの条件を図1に当てはめていくと、形のパターンが無数に存在します。

これを解こうと思ったら、かなりの時間を有してしまいます。なので、できるだけ、登場人物の多い条件から問題を解いていってください。ということで、条件イから考えていきます。

図4

まず、Fの位置を一番下の椅子に固定します。「どの位置に座っていなければならない」という条件がなければ、誰かを固定して構いません。その方が断然解きやすくなります。これもテクニックの一つです。図4を見てもらえばわかりますが、Fの座るパターンがもう一つありますね。

図5

このようになります。単純な話で、Dの位置がFの右に変わるだけです。これで条件イの座る位置にパターンを表すことができました。これから条件アを考えていきます。条件イとアを合体させるとこのようになります。

図6

AとCは隣同士なので、必然的にこのような形になります。そしてAとCが座れば、BとDの間の席しか空いていないので、ピンクで書いてある位置にEが入ります。そして図4と図5をまとめた図がこちらの2つになります。

図7

図8

※この当てはめは、()で書いてある通り、円卓で向かいあわせの2人がいて、かつ1組だけの時に使用できます。2組以上を考えてしまうと、条件が多すぎるので必ず1組だけ考えてください。1組を固定して考えるようにしましょう。

選択肢を確認しながら答えを出そう

全ての条件を当てはめると、この2パターンができます。さて選択肢を確認していきましょう。選択肢1には、「AはDの真向かいに座っている」となっていますが、AとCの位置が変わる可能性があるので、確実には言えません。

選択肢2は、「Bの隣にはCとEが座っている」となっていますが、AとCの位置が変わる可能性があるので、確実には言えません。

選択肢3は、「Cの1人おいてが隣にはBが座っている」となっていますが、これもAとCの位置が変わる可能性があるので、確実のは言えません。

選択肢4は、「Dの隣にはEとFが座っている」となっています。確認してみると、図7でも図8の場合でも、そうなっています。つまりこの選択肢は確実に言えることになります。よって、選択肢4が答えになります。

この時点で、答えが出てしまっているので選択肢5を考える必要はありませんが、練習なのでやっておきましょう。選択肢5には「EはCの真向かいに座っている」となっていますが、同じようにAとCの位置が確定していないので、確実には言えません。

ここでまたまたテクニックを紹介します。

このように、当てはめていき選択肢を見比べて答えを出すような問題の場合、馬鹿正直に選択肢1から考える必要はありません。僕の今までの経験上、当てはめ問題で選択肢1及び2が答えになる確率が極めて低いのです。

これは出題者が狙っていることなのかどうかは定かでありませんが、仮に選択肢の1から考えていった場合、選択肢1が正解の場合、選択肢4〜5は考える必要がなくなってしまうので、1を答えにしないのでは無いかなと感じています。

なので、当てはめ問題=選択肢を1ずつ確認していく問題は、選択肢3かやっていきましょう。3でなければ2か4を考えるという流れになります。これが結構効率の良い解き方なのです。

これは僕の経験上の話ですので、信じるかどうかはお任せします。

まとめ

以上が、位置関係のパターンになります。ちなみに、位置関係のパターン4はこの記事では解説しません。この4だけは少し違う問題になりますので、別の記事で詳しく解説します。今回解説した位置関係のパターンは、細かいものを含めると4つなります。4のパターンにも細かく分けるとさらに2つに分かれます。

どんどんパターンの種類が増えてきましたね。次回は、パターン4を解説します。お楽しみに。

ポイント

・位置関係のパターンは詳細も含めて全部で7個

・登場人物が多い条件から考えていこう

・特別な条件がない限り、人物を固定して考えよう

・選択肢を確認しながら解く問題は、選択肢3から考えよう

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